ヤマカンこと山本寛とOrdetの仲間たち Part122

駿リスペクトらしいけど一番大事なとこがバッサリない。
駿が老若男女に愛されるのはその世界の人間同士の繋がりに滋養が湧き出てるからでしょ。
例えどんな味気ない未来でも路地裏ではおばさんたちが明るく笑い、子供たちは元気に走り、
ルーチンワークをこなす役所の人ですら背景となる生活が滲む人間として命を持つ。
フラクタルにはそれがびっくりするくらい何もない。主人公には友達すらいない。
現代社会の、というよりヤマカンの心の寒々しさをイヤというほど見せつけられてる気分だ。