谷口悟朗について語るスレ その18

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762名無しさん名無しさん
665 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/06/07(土) 16:33:32 ID:dbuYlLuk0
>>567乙 メディアのインタおこしてみた

歴代人気投票で3部門を独占した『コードギアス』!監督と主役を祝福したいっ!!という本誌の願いに、
全力で応えてくれました!これからの展開も占える、緊急全力対談だぁ!!

───3部門独占の絶対1位です!

谷口:嬉しいです。純粋に。ありがたいですよね。『R2』を作ったのもファンの人たちの支持のおかげですからね。
期待されてる分、それに応えないといけないな、と。
福山:僕も、嬉しいという素直な気持ちは同じなんですけど、不思議な思いもぬぐえないんですよ。
自分がそういうメインストリームにあげられる作品に、関わることになるという想像を全然したことがなかったので…。

───男女ともに人気があるのがすごい。

福山:男性と女性では見方が違うようですけどね。女性はスザクとルルーシュの友人なんだけど仇同士、
いがみあっているかというとそうでもなく、という「関係性」に吸引されるようだし。メールで「外道」と書いてきた男性もいました。
谷口:「外道」!?(笑)
福山:もちろん、楽しんでる感はあるんです。
「ルルーシュの、あの完璧にしようとして完璧にならないところがいい」という男性は多いみたいですよ。
763名無しさん名無しさん:2008/06/07(土) 17:08:25
───監督と福山さん、お互いの印象は、変わってきてるんでしょうか?

谷口:ARで会うたびに、着ている服が独創的になっていくなと。
福山:そっちですか(笑)。
谷口:(笑)。いや、やっぱり変わりましたよ。芝居の引き出しの出し方とか、増えてきているし。
ルルーシュというのは、人としての「すきま」と言えばいいですかね、幅がないと成立しないキャラクターなんですよ。
本人は計算しているつもりでも「情」が濃いというか。「情」で揺れ動く幅がないといけない。
福山さんは声や芝居のもっていき方に、色気があるんですね。
福山:ありがとうございます。

───福山さんの監督観は?
福山:最初のARで「オーディションは忘れろ」と言われまして。ここまで仕事をしてきて、
オーディションで選ばれた時は、その時のイメージを土台にして作ってきたつもりなんです。
それで外していないと思ってた。なのに、しょっぱなから「オーディションは忘れろ」と(笑)
谷口:そうか!普通はオーディションって、そうやって使うんだ…。
福山:そうですよ(笑)!
764名無しさん名無しさん:2008/06/07(土) 17:09:54
あきまん、大河内、河口Pほかスタッフもろ被りだし
谷口同様信者も富野にコンプレックスのようなものがあるのだろう。
765名無しさん名無しさん:2008/06/07(土) 17:20:21
まあ、谷口よりも信者ざまぁ!wwwと言いたいから
谷口叩いてるところもある
766名無しさん名無しさん:2008/06/07(土) 18:48:44
>>745
これなんのインタビュー?
767名無しさん名無しさん:2008/06/07(土) 20:45:08
480 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/06/07(土) 20:40:31 ID:WY+pa7Ex0
メディア対談より

(前半部は略)
――今年の歴代作品の発表では、”絆”をキーワードにしているんですが、この物語で”絆”と言えば?
谷口 例えばジェレミアは、ほかのキャラクターと”絆”があるようで、実は無いんですね。彼が一方的にあると
  思っている”絆”でしかない。たとえばルルーシュのギアスは、個々の心のベクトルを遮断して、”絆”を
  無視してしまう。逆に強制的に”絆”を作ってもしまう。
福山 「心の友を増やすギアス」。
谷口 そう、強引にね。そういう意味ではみんな仲良しの”絆”ではない。登場人物がおのおの持っている”絆”は、
  また別のところに存在しますしね。
  本来の心のベクトルがどこへ向かうのか、それが肝心なところです。
福山 最近、回を増すごとに、ルルーシュがみんなに依存し始めている気がするんですよ。1話の頃なんか、
  リヴァルを平気で見捨てる男だと思っていたんですが・・・。
   ルルーシュって、友人の定義が相当甘いですよね。友人になるまでのハードルはすごい高いくせに、
  越えちゃったらグダグダ(笑)。それがこのところ、特に生徒会に対しては加速している気がするんです。
谷口 そういう風に作ってるんですけど、生っぽすぎるかな。ルルーシュはゼロとして追い詰められていますからね。
  ストレスもかなりあるはずで、心理的に何かに依存したくなってくる、という考えなんです。

――ナナリーが新総督になって、彼のモチベーションは大丈夫なんですか?
谷口 それは大丈夫ですよ。 きつい言い方かもしれないけれど、妹に人格があるとか意思があるとか、
  気づいてなかったんですよ、ルルーシュは。だから、妹は妹として大事にした上で、どういう道を選ぶのか
  というだけですから。
福山 そこに気づけば自尊心の強い人間ですから。
谷口 それがパワーになっていきますよ。
768名無しさん名無しさん:2008/06/07(土) 20:45:39

――では、女性ファンの多くが気にしている、スザクとの”絆”はどうなる?
谷口 さっき福山さんが言ったように、ルルーシュは「友情」というものに対する定義はとても甘い、というか、ゆるいんです。
  私なりに考えるに、ルルーシュとスザクが本当に友人になれるとしたら、これからだろうと思っています。――ただ、私なりに
  というのは、どうも世間一般の定義と違うらしいんで(笑)。
福山 これ以上言うと、たぶん、首しめることになりますよ(笑)。

――では、後半のこれからのキーマンは誰になりそうでしょう?
谷口 シュナイゼルかな。話数的に近いところでは、カレンですね。カレンに関しては、私の中では作品のテーマ性、
  その一部を背負っているキャラクターなので。まあ、最後まで生きている・・・というようなことはいえませんが・・・
  それなりにがんばってくれると思います。死ぬとも言えませんけどね。
福山 目の前の展開で言うと、シャーリーもですよね。「とりかえしのつかないことは、とりかえしがつかない」・・・。

――これからのルルーシュには、どんなところを期待したらいいでしょう?
谷口 みんなに「ごめんなさい」と言えるかどうかかな。
福山 ルルーシュの「みんな」って、どこまでですか(笑)。
谷口 毎回探してるんだよ、脚本打ち合わせのときに。「ルルーシュ、誰かに『ごめんなさい』と言ってみろ!」(笑)。
  言わせたいけど、毎回、入らない(笑)。
福山 ルルーシュって減点方式なんですよね。人の良いところを見つけて、点を加えていくという観点が無い。
  そこが変えられたら「ごめんなさい」と言えるのかな。
谷口 ルルーシュの心情を読み取るのであれば、次回予告を聞いてもらうしかないでしょう。そのためにあるんですから。
福山 毎回ヒドイ事ばっかり言ってますからね(笑)、都合のいいことばかり。
谷口 一歩間違うと、放送禁止の領域に近づいていきそうで。
福山 今だって、十分、ギリギリアウトじゃないですか(笑)。

(対談ここまで)