グラフィックデザイナー三年やって
止めてから漫画家のアシスタント一年やって、
その後なぜかアニメーター十年以上やってて今は原画作監の私が来ましたよ…と。
はっきり言っちゃうと
一人前のアニメーターの画力はやっぱり凄い…
ただその画力がマンガに必要かというとそうでもないだけでね
例えば、マンガだと
極端に言えば描けない絵は描かなくても言い訳でしょ。
描かなくてもいいように誤魔化したコマ割りで、
そうとは気付かせずに済ますのも立派なスキルな訳だから。
更に
服の部品の配置とかのバランスがコマごとに微妙に変わっててもさほど気にならないでしょ
極端に言えば腕や脚の長さや太さ形が描く度に「少々」違っても大した事じゃない
アニメーターになった当初一番苦労したのが
360゜容赦なく全アングルが描けなゃならんことと
腕の太さや長さや足の大きさの対比を絶対に同じに描く事だった…
意外とできてなかったんだゎコレが
逆にアニメーターになって出来なくなった事もある
コマ割りが出来なくなった…
だからアニメーターあがりのマンガ家のコマ割りが単調でつまらないて言われやすいのは
傾向としてあり得ると思う。