高畑勲について語るスレ part3

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1名無しさん名無しさん
引き続き、アニメーション演出家、高畑勲について語ろう

略歴 
1935年10月三重県伊勢市生まれ
1959年東大仏文科卒業後東映動画に入社
その後、Aプロ、日本アニメーション、テレコムを
経てスタジオジブリ創設に参画。

主な作品
(映画)
1968年 太陽の王子ホルスの大冒険
1981年 じゃりン子チエ
1988年 火垂るの墓
1999年 ホーホケキョ となりの山田くん

(TV)
1974年 アルプスの少女ハイジ
1976年 母をたずねて三千里
1979年 赤毛のアン

前スレ
高畑勲について語るスレ part2
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/iga/1152289839/
2名無しさん名無しさん:2006/11/29(水) 00:19:12
3名無しさん名無しさん:2006/11/29(水) 00:29:45
4名無しさん名無しさん:2006/11/29(水) 15:27:07
2
5名無しさん名無しさん:2006/11/29(水) 23:00:51
早々にスレ立てて頂いて有難う。1001スレいくまで半年かかるかな?まあ今後も、よろしく。
6名無しさん名無しさん:2006/11/30(木) 17:03:43
age
7名無しさん名無しさん:2006/11/30(木) 20:22:48
あげ
8名無しさん名無しさん:2006/11/30(木) 21:20:59
まあ話題ないんだけどね
9名無しさん名無しさん:2006/11/30(木) 21:35:54
ジブリ日誌にたまに登場するくらいか。
10名無しさん名無しさん:2006/12/01(金) 17:12:41
あげ
11名無しさん名無しさん:2006/12/01(金) 18:19:48
パクさん記念かきこ
12名無しさん名無しさん:2006/12/01(金) 21:44:38
高畑勲って不幸な星の下に生まれついてるんだろうか?
13名無しさん名無しさん:2006/12/01(金) 23:01:37
不幸ではないだろ
彼を尊敬するファンも同業者も大勢いるわけだし
14名無しさん名無しさん:2006/12/01(金) 23:06:25
でも、そういうファンや、同業者の思いが、本人に伝わっていないっていうか、
そういう事を示す場がないっていうか、駿は、そういう点クリアしたけど、高畑
は未だ不遇をかこってるって印象があるんだよね。・・・
15名無しさん名無しさん:2006/12/02(土) 10:43:16
宮崎が特殊なケース過ぎるだけで、高畑は日本アニメのレベルを上げ、
歴史を変えるだけの仕事をしたわけだし評価も高い。

現代の日本の社会風潮の中では高畑の作品論、システム論では
孤軍奮闘のような形になってしまうのはやむを得ないし、、、。
社会の全体像のアクチュアリティーの表現を求める高畑に対して、個人史を基準とした
タコ壷のような細分化されたフィールド内でのアクチュアリティーを求める作家や、
それを求める視聴者が増えた事が大きい。
宮崎、富野、押井なんかのベテランも「気にくわない奴らはみんな死んじゃえばイイのよ!」
的な思考が大なり小なりありそうだが、高畑は気にくわない世界も人間もまた世界に過ぎない
と言う認識でキッチリ考察してそうな印象がある。そこが高畑作品にカタルシスを感じにくい
理由でもあるし、人気の落ちた理由だろう。
16名無しさん名無しさん:2006/12/02(土) 12:00:37
>>
その説明は、良くわかりますね。「母をたずねて三千里」でいうと、あの世界の舞台設定はとても広大で、
ジェノバでの生活、船旅、街での探索、平原での旅と、ひとつひとつの舞台設定を綿密に行い、その舞台
で、それぞれの出会い、別れのエピソード、人間ドラマを盛り込んで、マルコの旅の物語であると同時に
名も無き、無力な民衆のドラマでもあるけれど、ドラマ進行の必然性で、地味な舞台、それほど魅力的で
ないキャラクターを織り交ぜた話を作らなければいけない回も出てくる。

主人公が常に、特異な状況に追い込まれた設定のドラマに馴らされてきた視聴者には、高畑の世界観は、
冗長に感じるだろうね・・・。そういうドラマが好きだって人も多いだろうとは思うが。
17名無しさん名無しさん:2006/12/02(土) 12:56:34
>>16
そうですね。
高畑は客観的な世界像の認識を作品世界の基調としてると思いますよ。
個人的には最近の人気のあるマンガ、アニメ、小説、映画はそのほとんどがだらしない主観の垂れ流しに見えます。
よく高畑作品の論評として「啓蒙的」「プロパガンダ」とされる事が多いですが、実際に作品を通して見れば
多様な見方や解釈が出来る構造になってる事が分かります。作品内で高畑個人の見解がほとんど唐突な形で
挿入される為にそういう見方がされてしまうのでしょう。一つの結論に向かってリニアに進む宮崎などの
王道娯楽作品に対して、パラノな作りと言っていいかもしれません。それが作品世界に没入したい視聴者にとっては
不親切に感じさせ、高畑の見解=結論と安易に考え説教臭く下手なエンターテイメントだと感じてしまうのでしょう。
洗脳じみたプロパガンダがしたいならもっと上手くやる力量はあるでしょうしね。
18名無しさん名無しさん:2006/12/02(土) 17:46:22
「啓蒙的」「プロパガンダ」的な、視聴者を洗脳させてしまうような作品を作る力量は、もちろんあるだろうね。だけど、
高畑は、そういう事を、あからさまにやる事は、恥だと思うような感覚があるんだと思う。どちらかというと宮崎のほうが
そういう事やりたがるね。唯一の例外は、「平成狸ぽんぽこ」位でしょう。

登場人物達の言葉の応酬で、無理矢理、感動的な作品に仕立て上げるって安易な演出が嫌いなんでしょうね。ハイジが、
アルムの山に戻ってきて、おじいさんに抱きつく場面、マルコとフイオリーナの公園での再会の場面。マシュウが死んだ
日、それまで泣けなかったアンが、その晩自分の部屋でマシュウとの別れを悟って泣きじゃくる場面とか、一つ一つの
状況、心理状態、を丁寧に自然にそういう感情がおきるように積み上げていって、ある感情を放出させるってトコがホント
名人ワザで、作為的なものを一切感じさせない。ああいうトコを継承する演出家がいないもんですかね?
19名無しさん名無しさん:2006/12/03(日) 01:29:18
いっいきなりマジスレ・・・
20名無しさん名無しさん:2006/12/03(日) 13:30:06
主観も客観も並列的に表現して、主人公に必要以上の感情移入をしない、高畑はの表現方法に対し、「赤毛のアン」をレイアウトしてた頃の宮崎が、
長年の同志だった高畑と距離を置いて、「カリオストロ」の製作のために、日アニを辞めたのは、自然な事だな・・・あの頃の駿は、「コナン」で
キャラクターの主観、思いで状況が変転していく、情動的な作品の権化になっていたから、「アン」みたいな、客観を重んじた作品は、物足りなか
っただろう・・状況設定を綿密に描写する高畑の演出には、多大な影響を受けただろうけどね。
21名無しさん名無しさん:2006/12/03(日) 14:10:57
つまり絶対的な主観を置かないから、物語上の対立のダイナミズムが生まれ難い。
作品世界に入り込み、登場人物に感情移入し物語に流されカタルシスを得たい視聴者には座りが悪い高畑作品。
しかし注意深い視聴者にとっては、その作品世界の豊かさや多様性を感じ取る事ができる。
物語の宿命として高畑は一つの見解は出すが、真の結論は自分で考える。まるで現実そのもののように、、、。
そう考えると、高畑作品は巷間言われるようなプロパガンダ的な作品どころか、どの作品より自由度の高い作品と言える。高畑はむしろ視聴者のインテリジェンスを信じてる作家ってことなのかな。
22ジョーシー・パイ:2006/12/03(日) 14:37:59
ど、どうしたの?出だしから・・・・
23名無しさん名無しさん:2006/12/03(日) 15:02:53
「三千里」で、絵コンテ手伝ってた富野が、高畑のそういう視座に影響を受けた事は、「ガンダム」観れば
解りますね。それまでの主観的な、善玉、悪玉と、はっきり区分してた設定のドラマに対し、「地球連邦軍」
と「ジオン公国」と、並列的な関係を持ってきて、こちらの主観的な正義ばかりではなく、相手側にも戦う
べき正当な理由がある、という視点のドラマで、時代背景、環境も綿密に描こうとした事は、高畑に影響
を受けたんじゃないかと思う。
24名無しさん名無しさん:2006/12/03(日) 17:10:21
富野作品の、あまりキャラに感情移入させないような群像劇的距離感は高畑の影響なんかな
主役でさえ突き放されてる感じがあるし
25名無しさん名無しさん:2006/12/03(日) 17:13:48
一人でスレ回すなよw
26名無しさん名無しさん:2006/12/03(日) 21:37:27
いや、最低でも2人いる
27:2006/12/03(日) 22:49:47
と言いつつ、ジエンだろw
28名無しさん名無しさん:2006/12/03(日) 23:06:32
3人だ
29名無しさん名無しさん:2006/12/03(日) 23:34:52
しかし後継者がいないよね。
よく宮崎の後継者がいないことが話題になるけど、
高畑の後継者がいないことの方が問題だと思う。

高畑のテクニック面は、部分的に宮崎押井佐藤らが受け継いでいるけど、
総合面だとまったく後継できていない。

押井や富野と違って模倣しにくい作風なのだろうな。
30名無しさん名無しさん:2006/12/03(日) 23:35:29
3人だな・・オレはその一人だけど、ジエンしてないもん。
31名無しさん名無しさん:2006/12/03(日) 23:50:48
>>29
いや、そう困難な事でもないと思うよ。ただそういうモノを作るのには、膨大な力量を投下した、下準備が必要なんだと思うね。
高畑にしたって名劇の作品作るのに、舞台となる現地に出かけてそこで暮らす人々の風俗、時代環境、など、文化人類学的な
資料を収集して、そういう事で構築し上で、そのキャラクターがどういう行動をしていくかについて、綿密に設計していった
けど、最近はそういう作業をする演出家なんて少ないもんね。

「エヴァンゲリオン」なんかが顕著だと思うけど、自分が考えた主観的な脳内の妄想以上の事を描写しようとする演出家が減ってる
し、人と人とのナマの交流がコワイっていうか、関係恐怖症になってる作品が多いじゃないかい?
32名無しさん名無しさん:2006/12/04(月) 06:31:05
いや、おれも人との関わりは怖い。
人間関係は全部ダメですね。終わりにしましょう。
33名無しさん名無しさん:2006/12/04(月) 10:44:11
 例えば「火垂るの墓」を例にあげれば、ぼんやりと物語を追ってるだけでは
「戦争で健気な兄妹が死んじゃいました、かわいそうですね〜悲惨ですね〜戦争反対!」って
結論しか出てこないが、そんなわけは無い。
人が人と関わるとはどういう事か?利己的な愛と他者を愛する事の違いは?
机上の空論で無く、極限状態で思考する事の意味は?その価値は?
一つの映画が見る人によって、または見る時期によって様々な面を見い出す事ができる構造になってる。
それもリアルな自分の人生にフィードバックしてくる種類の。
それだけの強度のある作品世界を作り出すのは並み大抵じゃ無いし、誤解もされやすい。
よっぽど信念が無いとその方向に行こうと思う若手作家は少ないだろうな、、、。
34名無しさん名無しさん:2006/12/04(月) 11:09:13
パクさんの新作まだー(・∀・)
35名無しさん名無しさん:2006/12/04(月) 22:41:17
>>33
そうだなあ、高畑自身も、東映動画に入社した後、組合運動のリーダーとして、会社と対立し、同調する仲間を集めたり、または離反し、
会社の意向に沿わない作品を作り、そこを追われ、ジャリアニメが主流のテレビアニメの世界に入り、その製作環境のマイナス面をプラス
に転化して、名劇シリーズを確立し、やっと一つの方向に落ち着くかと思ったら、それも継続せず、色々な人間関係、組織関係で、苦労を
重ねてきてるから、精神的にタフだもんね。

だから、一人の人間のアイデンティティーを極限までで追い詰めるようなドラマでも、平気で描けるし、その心理を究極まで追い求めた
作品なんかも得意だ。今の若手の演出家なんかは、そういう事苦手だろうからね。
36名無しさん名無しさん:2006/12/05(火) 10:05:06
おれも苦手だ
37名無しさん名無しさん:2006/12/05(火) 10:56:36
そんなタイプの作品が一般的な支持を得られる時代は終わった
38名無しさん名無しさん:2006/12/06(水) 21:39:50
続くと思ったら止まっちゃう・・・やはり高畑みたいなスレだな。
39名無しさん名無しさん:2006/12/07(木) 00:54:56
でも、現代がワガママで孤独なエゴの時代だとすると、
よく見かけるような「個性的」な作品が、人の心をすり抜けて
面白く感じなくなってくるんじゃなかろうか?
そんな時代の人間の心にも、ものも言わずに寄り添ってくるのが
些細な自分ぽっちの狭い空間を感じる五感の感触だとすると、
そういうもの・さらには人それぞれの慣習や過去や振舞いを、自ら確かめ
築き上げてゆく高畑的世界が、本来あるべきリアリティ、
>>33の言う「リアルな自分の人生にフィードバックしてくる種類」の手応えとして、
人々に受容されやすくなってくるんじゃなかろうか?
無茶苦茶や寝言を言えるロマン主義がウケれば、その後にフローベールや
モーパッサンの如き写実主義・自然主義を受け容れられる土壌が
あるんじゃないかというわけ。

ただ、高畑の後継者がどのような形で出てくるかは、まったくもって
よくわからない。
いわゆる商業主義とどう摺り合わせて折り合いをつけ、居場所を作り、
アニメ製作資金を捻出するようになるのか。
アニメを見る側の質的変化も必要だから、例え才能があっても今しばらくは
活躍する余地がないかもしれない。
40名無しさん名無しさん:2006/12/08(金) 21:10:35
「客観性を重んじる」って書くと、主観を軽んじて、冷淡な人物描写をしてるような勘違いも起こるけど、
決してそんな事はなく、例えば最近NHKのBSで、「赤毛のアン」の再放送やってて、後半のほうやってる
けど、原作のエピソードを大幅に膨らませて、マシュウ・マリラとアンとの間の情愛を克明に描写してて、
失礼だけど、平坦に描写している原作を、遥かに凌駕してるもんね。ホント五感に響いて、毎回泣かされる。

よく高畑は冷淡この上ない人間だという事が、スレでも書かれるけど、あれだけの舞台を設計しながら、その
舞台を縦横に使い切って >>33「リアルな自分の人生にフィードバックしてくる種類」の手応えを与えてくれる
高畑って人は、ホント心が温かい人だと思うね。誤解を受けるような言動が多いんだろうけどね。
41名無しさん名無しさん:2006/12/08(金) 22:26:19
大犯罪を成し遂げるには
熱い心と冷たい頭脳が必要だ
42名無しさん名無しさん:2006/12/08(金) 22:29:44
>>41
おお!宣伝コピーみたいだが、高畑って人を的確に表してるね。
4341:2006/12/08(金) 22:59:45
>>42
正確な引用ではないかも知れないが
書いたのは筒井康隆という作家だ。
44名無しさん名無しさん:2006/12/09(土) 23:31:09
ジブリにも、演出候補生、沢山いるんだから、もっと高畑の演出論勉強せいよ。
45名無しさん名無しさん:2006/12/09(土) 23:53:08
>>44
経験積む場がない以上どうしようもないんじゃないか
46名無しさん名無しさん:2006/12/10(日) 00:06:29
まあ、なんとか育てようとは、思ってるんだろうけどな。「海がきこえる」とか、「茄子アンダルシア」
とか、若手を育てようと企画した作品だとは思うけど・・・・なんか消化不良だもんな。駿も若手が
育たないのを嘆いてるみたいだし。
47名無しさん名無しさん:2006/12/10(日) 01:04:51
駿は自分が我を押さえれば良いだけじゃん
48名無しさん名無しさん:2006/12/10(日) 01:06:14
我を抑えて任せたとしても、結局駄作しか生まれてこない。
49名無しさん名無しさん:2006/12/10(日) 08:05:30
>>44
高畑のクローンが食っていける世の中だと思うのかね?
本人さえ危ういというのに
50名無しさん名無しさん:2006/12/10(日) 15:26:17
>>46
茄子はマッドハウスだぜ ジブリ映画だと勘違いしてる人多いけど
51名無しさん名無しさん:2006/12/10(日) 15:39:19
ジブリ映画っぽく宣伝していたからなぁ。
宮崎の名前と推薦文も多用していたし。
52名無しさん名無しさん:2006/12/10(日) 15:43:05
ゲド戦記を数十億円の大ヒットにしてしまうほどジブリブランドは偉大だからな

関係ないけど「雲のように風のように」をジブリと思ってる人も多いらしいね
53名無しさん名無しさん:2006/12/10(日) 21:41:37
>ゲド戦記を数十億円の大ヒットにしてしまうほどジブリブランドは偉大だからな

それが、悲劇なのか喜劇なのかはワカランがな・・・今後の動きによるな。駿も新作作るみたいだし。
結局 駿頼みなんだな・・・
54名無しさん名無しさん:2006/12/10(日) 22:21:53
高畑は、日アニでの「ハイジ」「三千里」「赤毛のアン」の頃が、一番乗ってたと思うんだけど、
あの路線続ける気無かったんかな?何故やめちゃったんだろう。高畑に一番向いてた路線だと思うんだが・・
55名無しさん名無しさん:2006/12/10(日) 22:57:20
別に高畑の好きな作品撮らせるために経営してた会社じゃないから。

あの路線はアンで行き詰まったけど、本人が縮小再生産やる気なかった。
56名無しさん名無しさん:2006/12/10(日) 23:39:45
良く解らんけど、アニメの演出家なんて、路線行き詰まっちゃって、その会社で作品作る事を拒否したら、即失業だろ。
そういう状態でも我慢しないで、作りたくない作品は、作りたくないと押し通すのは、ある意味スゴイな。武士は食わねど高楊枝っていうか・・
57名無しさん名無しさん:2006/12/11(月) 00:59:45
そんなんだからジブリ建てて逃げ込むしかなくなったわけ
58名無しさん名無しさん:2006/12/13(水) 21:01:12
駿は、心理描写はもひとつ苦手だと思う。「もののけ姫」みたいな難解な映画、もし高畑が作ってたら、
もひとつ感情移入できる映画になってたんじゃなかろうか?まあ題材には選ばんだろうが・・
59名無しさん名無しさん:2006/12/13(水) 21:12:22
高畑の弱みは、駿みたく絵が描けないし、オリジナルの物語を創出出来ない点だな。だからよそから湧いてきた企画に乗っちゃって、
それが、ハズレタ場合、大きな痛手を蒙る。鈴木みたいな山師の企画なんかに乗るなっての・・
60名無しさん名無しさん:2006/12/13(水) 21:15:21
ジブリは年中、原作となるような小説や漫画、童話を持ってきて
原作企画検討会を行なっているのだけど(駿や森田がインタビューで語っていた)、
最近の検討会には高畑は参加しているのかなぁ?
61名無しさん名無しさん:2006/12/13(水) 21:19:54
そりゃあしてないだろう。後進に活躍の場を移行させたいと思ってるだろうし、駿みたく「オレが、オレが、」の人じゃねえしな・・・
62名無しさん名無しさん:2006/12/13(水) 22:48:40
>>58
駿が得意とする心理描写と高畑が得意とする心理描写は違う、と言ってほしいな。
フィオリーナと再開したマルコが抱きつかずに見詰め合うだけのシーンを描かされた
駿がフラストレーションをぶちまけていた。その反動がコナンに出ている。
63名無しさん名無しさん:2006/12/13(水) 23:25:46
>>58
高畑はファンタジー嫌いだからねぇ
「おもひでぽろぽろ」をアンチ・ファンタジーとして観ると
すごく面白いよ
>>59
オリジナルの世界や物語を作るのなんてお茶の子さいさいだろう
しかしオリジナルでやった場合、何故その枠組みが選ばれたのか?
って点が主眼になってしまうので、無駄な面倒が増えてしまうのでやらないのだと思う
「共同体と個人はいかなる関係を結ぶか」という高畑のライフワーク的な理論が語れる
物語の枠組みであれば、基本的にどんな原作だっていいのだろう
64名無しさん名無しさん:2006/12/13(水) 23:29:09
59>>
駿>アクション
勲>リアクション
65名無しさん名無しさん:2006/12/13(水) 23:50:35
高畑って日常的には、自分の趣味に「引き篭りたい。」って願望があって、周りがヤイヤイ言って、
やっと仕事をするようなイメージがある・・・・違うのかもしれんが・・・
66名無しさん名無しさん:2006/12/14(木) 01:50:28
スレが進むごとに人が減ってきて、結果的に信者スレみたいになってきちゃったな
いや、まじめに語るのは大いに結構なんだけどさ

これだけの巨匠でも関心がある人が少ないのか、同じ面子でばかり話してるような感じが…。
67名無しさん名無しさん:2006/12/14(木) 10:36:51
ほとんどの現役の作り手ですら、強力な信者がいるスレでないと延びていない。
半引退状態の高畑ならなおさらだ。
68名無しさん名無しさん:2006/12/14(木) 12:14:53
> 高畑はファンタジー嫌いだからねぇ

お前がホルスで日本アニメにおけるファンタジーの元祖を
作ったくせにな。
69名無しさん名無しさん:2006/12/14(木) 20:06:34
ファンタジーが嫌いっつうか、地に足のついてない多幸症のようなのが嫌いなだけじゃないか
70名無しさん名無しさん:2006/12/15(金) 02:10:47
現実逃避的なものが嫌いなんだろうね。
「おもひでぽろぽろ」の農村って、当初は主人公にとっての逃避場所=異界
として描かれていて、しかし徐々にそこがファンタジーの世界なんかじゃなく
ただの現実に過ぎない事が分かっていく。「ここではないどこか」など無い、
そんなもん求めんな、ってことが言いたかったんだろう。
最後の少女時代の主人公のつまらなそうな顔がそれを表してる。
71名無しさん名無しさん:2006/12/15(金) 03:56:24
農村の風景は「自然」なんかじゃなく
全て人工的なものだ、と作中で断言しちゃっているしな。
理想の農村なんてないってこと。

あれをノスタルジーに浸る映画と解釈していた奴がいたけど逆だろ。
あれはアンチノスタルジー映画だ。
72名無しさん名無しさん:2006/12/15(金) 18:47:02
>>66
俺は何度も書いてるけど高畑信者じゃないよ。いっそ信者だったら気が楽なんだが、
高畑本人から嫌われそうな人間になったら負けだと思ってる。
73名無しさん名無しさん:2006/12/15(金) 23:24:40
>>70
アニメを作る人間として、そういう視点は寂しいな。アニメを観るって事自体が、ファンタジーを求めてるって部分があるんだし、
「ハイジ」みたいな素朴な田園主義のアニメで留めておいてくれればいいじゃない。「ハイジ」もファンタジーっぽい世界だけど、
別の視点で見たら、あれだってもう一つの「現実」だろ?「日常生活を理想的にくっきりと映し出す」ってのをもっとやりゃあ
いいと思うんだけどな。
74名無しさん名無しさん:2006/12/15(金) 23:37:48
> 「ハイジ」みたいな素朴な田園主義のアニメ

ハイジって田園主義か?
75名無しさん名無しさん:2006/12/15(金) 23:43:30
素朴な自然主義・・・・どっちゃでもええわい・・
76名無しさん名無しさん:2006/12/15(金) 23:53:23
>>73
高畑はアニヲタを含む現実逃避型の人種が増えた事に危機感を持ってるんじゃ
無いのかなぁ。若手のアニメーターにもそういうタイプが多そうだし。
アクチュアルな問題に無関心で、思考する事なく虚構の世界に埋没してたら
いつのまにか、とんでもない所に流されちまうぞって感じで。
77名無しさん名無しさん:2006/12/16(土) 00:02:08
76>>
アニヲタを含む現実逃避型の人種が増えた事に危機感を持ってるってのは、そうかも知れないな。
だけど、高畑のアニメでアニヲタが増殖する可能性なんて低そうだし、そういう点では、駿の方
が危険だろう。アニヲタがハマリそうな要素に満ち溢れてるんだし。

業界全体の動向に責任持とうったて無理なんだし、そのアンチテーゼとして、「おもひでぽろぽろ」
みたいなのを作ろうと思うのは、方向間違ってると思うけどな。
78名無しさん名無しさん:2006/12/16(土) 16:39:47
少なくとも問題提起的を作る必要性、責任は感じてたんじゃ無いかな?

快楽的な物語、ファンタジーって、一時的な現実逃避くらいなら害は無いだろうけど
大袈裟かも知れないが、行き着く所まで行くとある種の全体主義的な洗脳装置として機能してしまう
ナチスや戦時中の日本は、ファンタジー的な民族神話をファシズムに援用したしくらいだしね。
(最近の日本のプチナショナリズムや、泣ける話ブームなんかも「物語」への依存的欲求じゃないかな?)
快楽原則を操る事はプロならさほど困難でも無いだろうけど、物語にどんな思想が内包されて
しまっているかを自覚的に分析する必要はあるってことが、ジブリ時代の高畑作品の根幹に
あるんじゃないかな。観るのが苦痛だ!感動できない!なぜだ!?って疑問を持つ事そのもの
に意味が込められてると言うか・・・。名劇時代のような、作品世界が緻密に綺麗に完結してる
感動的な諸作を望む人が多いのは分かるけどそれはもう自分の役割ではないと高畑は思ってるんだろう。
79名無しさん名無しさん:2006/12/17(日) 09:24:59
物語が現実世界を支配しようとしているのが今の問題なわけだから、
高畑が何かやるべき時代ではあるんだけどな
80名無しさん名無しさん:2006/12/17(日) 16:25:08
そうだなー、物語が力を持ってしまうのって主観的なヒロイックな幻想を
観客に共有させる構造にあるからな。もちろんそれが日常生活における
活力にフィードバックされたり、いい面もあるんだろうけど、逆に遠い他者や
見えにくいもの、に対して想像力をシャットアウトして敵対構造を作ったりするかも。
宗教戦争なんかモロにそうだしね。むしろ対立構造を作る事で自分達のヒロイックな
アイデンティティーを成立させてると言うべきか。
高畑は客観的な理性や思考で世界を俯瞰する視点の大事さをキッチリ作品に入れてくるからね。
「火垂るの墓」の清太と節子は自己愛的なヒロイズムへの痛烈な批評にもなってるし。
81名無しさん名無しさん:2006/12/17(日) 21:21:32
美しい国だなんてヒロイズムに酔いすぎだね
82名無しさん名無しさん:2006/12/17(日) 21:28:22
駿の持病(腱鞘炎、肩こり、腰痛、近眼など)が悪化して
リタイアしたらさすがに高畑のローテーションが回ってくるんじゃない?
次も吾郎ってのはさすがにないだろうし。
83名無しさん名無しさん:2006/12/17(日) 23:27:57
>>78
はあはあ、そう言われると「おもいでぽろぽろ」みたいな作品の意図も解るようなきがするね。
確かに完結した「ファンタジー」の危険性は、最近の小学生が、異常に入れ込んでる「ポケモン」
や、任天堂の諸ゲーム群を考えれば解るような気がするな。アニオタは、毎日をファンタジーの
世界で埋め尽くしたいんだろうからな。

だけど、そういう事を、そういう事象とはほど遠いような作品を作ってきた高畑が気に病んでる
ってのは皮肉な事だな。「ハイジ」にしても「アン」にしても「三千里」にしても、ファンタジー
っぽい要素はあるけど、客観的な、現実との接点を考えてあるようなアニメだし、粗雑な物語は、
確かに毒になる要素は多いけど、高畑や、山崎豊子なんかの良質な物語は、もっと望まれてると
思うんだけどね。小学生の時、僕は名劇を観て衝撃を受けたが、良質な物語は、人心を安定させる
っていう肯定的な面を、高畑みたいなプロフェッショナルは、もっと自信もって欲しいけどね。
84名無しさん名無しさん:2006/12/18(月) 01:30:38
他のアニメ(漫画でもゲームでも)の作り手が、青少年への影響が大きい作品を送りだしてる立場なのに
その危険性も自覚出来ない、頭悪すぎる物しか量産できないから高畑がやらざるを得ないだろう
85名無しさん名無しさん:2006/12/18(月) 21:59:01
>>83
いや、「おもひでぽろぽろ」はハイジや三千里に負けないくらい感動的だろ。
確かに「夢」や「癒し」、「自分は特別」みたいな幻想は砕かれるんだけど
「まあ、なんとか愛せそうな人もいるし現実をしっかり生きるのもそんな悪くないかも」
っていう誰もが手に入れられる優しい前向きさがあるし。
確かにエンタメ的分かりやすさは無いんで、ハードル高めの感動かも知れないけど。
(公開当時は「原始共産制賛美か?」みたいな頓珍漢な批評もあったな)
86名無しさん名無しさん:2006/12/18(月) 23:48:35
>>80
「火垂るの墓」の清太と節子は自己愛的なヒロイズムへの痛烈な批評ってのは、ちょっとヤバイんでないかい?清太と節子は、
両親と死に別れて庇護する者がいなくなって、清太は、世間的な交渉から途絶して、ひとり節子を守るために死力を尽くすけど、
最後は守りきれなくて二人とも死んでしまう。節子の生命の極限状態にある時、清太は正常な判断からみれば、大人に頼るべき
だっただろうが、それをする事をせず、二人の世界で閉じてしまう。

あの作品は、心中物であると、原作者の野坂昭如も言ってるし、高畑も同じ感想を持ってるけど、それが愚かな死なのか、
あるいは甘美な世界なのかは解らないけれど、自己愛的なヒロイズムって言い切ってしまうのは、少し危険だと思う。
87名無しさん名無しさん:2006/12/19(火) 00:32:41
>>76
高畑や駿が、東映動画に入った頃の世の中は、アニメといえば、年に1回〜2回、映画館で上映してて、ゆっくりしたスパン
だったし、今みたく自宅でエンドレスで再生出来るって状況は、想定してなかっただろうしな。そういう弊害は人一倍感じてるだろう。
88名無しさん名無しさん:2006/12/19(火) 00:42:27
駿の名言に「年に1、2回しか再生できないビデオってないもんですかね。
1年中ビデオを見せ続けたら子供がダメになっちゃいますよ」というのがあるね。

高畑はこの問題について何か発言していたっけ?
89名無しさん名無しさん:2006/12/19(火) 08:58:21
もともと駿作品の中毒になるような危険性を指摘する発言はあったと思うが
どこだったかはわからん
90名無しさん名無しさん:2006/12/20(水) 00:23:33
ほう、確か高畑はコナンでもエンタメ度の低い回の演出やってたっけ
91名無しさん名無しさん:2006/12/20(水) 00:44:56
ジブリという、あれだけの製作拠点を苦労して築きながら、高畑と駿の正等なスピリットを継承出来た人間が一人も
出なかったのは、不幸な事だな。作画のノウハウや表現方法は、伝承したのかとは思うが、肝の魂みたいのを全然引き継いでない。
だから、山師の鈴木の思うままになってるんだろうけど、可能性はあったと思えるだけに、返す返すも残念だ。
92名無しさん名無しさん:2006/12/20(水) 01:33:54
いや演出家育てようとしてないだろあそこ
93名無しさん名無しさん:2006/12/20(水) 05:57:56
>>92
つ 東小金井塾
94名無しさん名無しさん:2006/12/20(水) 22:39:37
相手を説得すること――これは監督に必要不可欠な能力のひとつだ。いま第一線にいる監督と呼ばれる人間は、
ほとんどがこの能力に長けている。宮さん(宮崎駿氏)も高畑さん(高畑勲氏)も富野さん(富野由悠季氏)
もそうだし、僕自身もそうだという自負がある。 ただ、ここで問題なのは、相手を説得することができる人間は、
人を育てられないということだ。現場を効率的に機能させるにはスタッフを説得することが重要で、それが監督
の使命でもあるのだが、それは同時に、説得できてしまうことによって、教わる側の自発的に学ぶ機会を奪っているとも言える。

(著者: 押井 守 『これが僕の回答である。1995‐2004 』インフォバーン刊より)
95名無しさん名無しさん:2006/12/20(水) 23:24:22
>>86
もちろんそれが結論だと断言してるわけでなく、そういった見方も出来ると言うだけだよ。
もろに日本文学的な情動、情念、贖罪の物語としての色濃い野坂の原作に添った物語構成を
高畑は崩してるわけではないけど、高畑の製作意図はその構造を使った、時代を超えた
普遍的な「個人(内的世界)と共同体(現実)との関係」の有り様を描く事にもあったのは
間違いない。節子はこの物語ではイノセントな存在として、その両者に引き裂かれてしまう
象徴として描かれている。清太は高畑が「現代からタイムスリップして来たような少年」
とパンフかなにかで発言してたように、観客の我々自身の写し鏡だろう。
現実にしっかり適応した高年層の人達はまた別の感想を持ったかも知れない。
そこに高畑自身の経験した、理想主義の挫折の記憶などの意味合いも含まれてる事を考え
あわせれば、かなり多義的な意味合いを持った映画と言える。でもそこから読み取るものは
各々が置かれてる現実に添ったものでいいと思う。観るたびに感想が変わる映画。
96名無しさん名無しさん:2006/12/21(木) 00:05:58
「火垂るの墓」で怖かったのは、神戸の三宮の駅の付近で、清太を含めた浮浪児に対する、周りの人間の無関心さだな。

「もうすぐ、アメリカが進駐してくるいうのに、こんなんおったら恥やで。」

「ああ、もうあかんわ、こいつももうすぐ逝ってまいよるわ。こんな目ぇ剥いて、まばたきせえへんようなったら、終わりや。」

とか、普通のおっさんが、普通に、しかも全くの悪意もなくこういう会話が出来るのが、かえってコワイ。実際にもああいう感じ
だったんだと思うけど、人間の神経って、それが「風景」として認識してしまえたら、人の死さえも大した事では無くなるんだなと思った。

高畑は、名劇では、「個人(内的世界)と共同体(現実)との幸福な関係」を描いてきたけれど、「火垂の墓」では、その両者のミスマッチ
による崩壊を、これまた綿密に描いている。>>95の人が言うように、清子はその両者に引き裂かれる象徴として、描かれ、それが現代社会に
通じる事だとしたら、現在の若者及び、それを取り巻く世相に対する強烈なアンチテーゼとして描かれてるんだな、とも思う。
97名無しさん名無しさん:2006/12/21(木) 00:18:23
空襲で一晩に何万人も死ぬのを目の当りにしてれば、嫌でも感覚は鈍磨する。
死ぬのが当たり前の世の中では、生き残った人間はラッキーだっただけ、ってこと。
98名無しさん名無しさん:2006/12/21(木) 00:54:34
今考えても、「となりのトトロ」と「火垂の墓」の併映は、冗談みたいな取り合わせだな。

方や、昭和20年代の両親の庇護を失って、現実世界との接点を失った兄妹のリアリズムな死に至る物語。

方や、昭和30年代の両親の情愛の下に、幸福に育った姉妹の生の喜びを再認識するファンタジー。

なんか、あの併映で、ジブリでの、駿の華やかな発展と、高畑のなんとなく暗いイメージが定着しちまった感じがする・・
99名無しさん名無しさん:2006/12/21(木) 22:24:10
高畑の持っている資質を十二分に開花させたのは、個人的には、「母をたずねて三千里」だと思う。
あの作品は、高畑のエッセンスが全て表現されていると思う。(あくまで個人的な意見だからね。)
100名無しさん名無しさん:2006/12/22(金) 08:06:37
>>99
別に声高に言うほどの事ではないな。
だいたい、ある作品を指して、その作家の「エッセンスが全て表現されている」
などと言うのは失礼な話だ。たとえば、高畑が持っている日本の古典文学や
古典絵画に対する見識が「三千里」に表れているとは言えない。

あのさ、高畑の持っているエッセンスの全てをあんたがどうやって把握したのか
差し支えなければ詳しく教えてくれないか?
あんた、高畑の妻か何かなのか?
101名無しさん名無しさん:2006/12/22(金) 08:43:25
ま、わざわざ「あくまで個人的な意見」だったらこのスレで書くことはなかろ。
102名無しさん名無しさん:2006/12/22(金) 23:49:43
そんな ムキになるな。2チャンネルの書き込みでねえか。
103名無しさん名無しさん:2006/12/22(金) 23:53:43
こういう所の書き込みは、独断と偏見に決まってるでねえの。そういう事をいちいち非難してたら、キリねえよ。
104名無しさん名無しさん:2006/12/23(土) 00:13:22
日本の古典文学をアニメで表現する事は、最後まで無かったな。やってくれてたら、それこそ
オリエンタル好みのハリウッドにかなり、受けたんじゃねえかと思うが・・・
105名無しさん名無しさん:2006/12/23(土) 00:22:13
高畑の奥さんってどんな人か知らないけど、なんか大変そうだな。自分の理想と信念を貫くためなら、
平気で固定給を得ていた会社も辞めちゃうし。まあアニメ業界の旦那の奥さんって、みんな大変そうだけどな。
106名無しさん名無しさん:2006/12/23(土) 00:54:43
基本的に仕事場にこもりっきりで
奥さんに会えないからな。
駿みたいに妻とも子ともまったく会話する暇がない生活の人間もいる。

赤ちゃんが生まれても会えないから、
映画やシリーズが終って家に戻ったら、
すでに子供がしゃべったり立ってしていた、
なんていう悲しい話がよくある。
(SACの神山やジブリの田中直哉が語っていた(泣))
107名無しさん名無しさん:2006/12/23(土) 03:19:25
ハイジや三千里の製作期間は、まさに戦争状態だったろうな
火垂るの墓の時は公開時に完成しなくて鬱になってた程らしいし
108名無しさん名無しさん:2006/12/23(土) 12:59:48
>>107
その戦争状態を見てみたいと思う事多いんだけどね。NHKスペシャルみたいな編集で。
まあ、記録してるワケねえけどな。作品も面白いけど、高畑や駿達が、喧々諤々で、ハイジや
三千里作ってた頃の映像を見てみたい。ジブリで、「もののけ姫」の製作現場をルポした
ものがあったけど、あれは、あまり面白くなかった。
109名無しさん名無しさん:2006/12/23(土) 15:54:18
>>108
そうだね、せめて高畑や宮崎の当時の日記やメモとか集めた本とか出してほしいな
高畑、宮崎の現在のシステム論とかが培われたのはきっとあの当時だろうし

無茶を言うスポンサー、優しく噛んで含めるように説明しても意図を理解してくれないスタッフ
タイトな製作期間、崩れていくキャラ、狂うパース、暗躍する富野、さあどうする!
みたいな
110名無しさん名無しさん:2006/12/23(土) 21:10:36
おまえら想像力琢磨しすぎ
ただの仕事だもの、どこでも同じ
111名無しさん名無しさん:2006/12/23(土) 21:30:24
まあ、それでも、コッポラのゴッドファーザーとか、トヨタのプリウスとか、シャープの液晶テレビとか、
黒澤明の 七人の侍とか、プロジェクトXでやってるような、その時代のエポックメイキングになるような、
作品、製品のドキュメンタリーは、それなりに面白いよ。
112名無しさん名無しさん:2006/12/24(日) 02:07:30
高畑って自分が「これが作りたい!」と思って作品作った事って少ないんじゃねえかな?
どこか自分とは関係ない経路から湧いてきた企画を一生懸命吟味して、アニメとして成立
出来るか考察した上で、作り始めるっていうか・・「ハイジ」も「三千里」も「アン」も
会社かスポンサーが出してきた企画だし、まあオリジナルの企画が通らない事情もあるん
だろうけど・・・一旦作ると決めた時からの研究と集中力は尋常じゃないけどね。
113名無しさん名無しさん:2006/12/24(日) 07:54:42
100%想像で物言われてもなあ
114名無しさん名無しさん:2006/12/24(日) 17:40:30
>>113
意味ワカラン
115名無しさん名無しさん:2006/12/24(日) 21:02:46
高畑はあまり、ホントのオリジナルをやりたいという願望は少ないんでねえかな?
116名無しさん名無しさん:2006/12/25(月) 00:32:24
駿と違って物語に対する願望はなさそう。
世界観や演出についてはあるのだろうけど。
このあたり、押井と似ている。
117名無しさん名無しさん:2006/12/25(月) 05:04:06
ホントのオリジナルなんて幻想だ、程度の認識は当然あるだろう
118名無しさん名無しさん:2006/12/27(水) 23:41:39
7
119名無しさん名無しさん:2006/12/29(金) 00:42:09
高畑って、アカだアカだって言われるけど、彼の履歴にそういう経歴があるのかな?読売の渡邊恒夫が、
元、共産党の東大分子だったみたいな・・・
それとも、今まで製作してきた作品の作風で、そう言ってるのかな?
120名無しさん名無しさん:2006/12/29(金) 00:47:03
気楽でいいな、>>119の人生って
121119:2006/12/29(金) 00:57:22
おう、オレは気楽だぜ。
122119:2006/12/29(金) 01:20:19
っていうかさあ、ホント知らねえんだよ。彼がチャキチャキの左翼ってのをどういう点で、認識してるワケ?
123名無しさん名無しさん:2006/12/29(金) 13:09:02
無知は罪
124名無しさん名無しさん:2006/12/29(金) 22:56:55
東映動画の組合の委員長か、なんかだったんでねえか?
125名無しさん名無しさん:2006/12/30(土) 14:59:49
ハーイ♪
126名無しさん名無しさん:2006/12/30(土) 18:08:05
高畑が完全にオリジナルの世界観とシナリオで映画作ったら
密度の高い映像詩的な作品になりそうだ
127名無しさん名無しさん:2006/12/30(土) 19:34:56
別に原作付きでも密度の高い映像詩的な作品になってますが?
128名無しさん名無しさん:2006/12/30(土) 20:14:09
ホントのオリジナルだと、一般受けしない、商業ベースに乗らないような企画ばかりになるんじゃねえかな?
高畑がスゴイと思うのは、最初企画として上がってきた作品で、最初の内は、さほど乗り気でなくても、
その原作の構造世界を綿密に分析して、時には原作を凌駕するような作品世界を設計していく事だね。
「赤毛のアン」なんて、企画が上がってくるまでは、それまで読んだ事もなかったそうだし。
129名無しさん名無しさん:2006/12/30(土) 22:19:00
そりゃまあ、本がボロボロになるほど「アン」を高畑氏が愛読してたら不気味だな
130名無しさん名無しさん:2006/12/31(日) 02:44:30
ジブリが高畑に作らせないのは、やっぱ山田君がこけまくったから?
というか、劇場用作品じゃ、高畑監督の良さは出ないような気がするな。
それはもちろん、上で論じられてるように、カタルシスの出力不足が原因なんだけども、
やっぱこの人の作品はそういう方向じゃないんだろうね。
かといって、1クールでも少ない気がするし、やっぱ名劇みたいに一年やって、
やっと最高の作品が築き上げられるっていうタイプなんだろうなあ。
心理描写の細かさと緻密に計算され尽くされているのが、逆に仇になっている感じ。
そこが宮崎監督と高畑監督を分けてしまった部分なんだろうなあ。
131名無しさん名無しさん:2006/12/31(日) 04:07:41
画のクオリティーというのは麻薬みたいなもんで、一度上げたら下げられない。
テレビ並みの画に戻れと今の高畑に言っても聞きゃしないだろ。
不入りを承知でバカな映画を撮らせるPが付いてりゃ何とかなるけど、彼には
大友を支える渡辺繁みたいなバックがないからね。そこでおしまい。
高畑の映画が毎回大入りになる日本というのもあり得たかも知れないが、俺は
そういう日本に住みたくない。宮崎映画に浮かれてるぐらいが、まだまし。
132名無しさん名無しさん:2006/12/31(日) 11:20:02
山田君はやはり、鈴木Pの企画ミスだろうな。高畑も最初乗り気じゃなかったそうだし・・・
キャッチャーとして、あのキャラクターじゃあ弱いというか、スゴイ技術で20億かけた
画面らしいけど、あの水彩画っぽい、あまりにも省略した画面は、失敗だったと思う。
費用対効果を感じないもんね。
133名無しさん名無しさん:2006/12/31(日) 11:48:09
>>130
それは、そうかもしれんね。昔の東映動画長編の不文律っていったら、何か大事件が
起こるかもしれないとい導入、作品世界の説明、様々なエピソードの羅列、そしてクライマックス
に向けて話を盛り上げていって、大活劇で終わらせて、スッキリした思いで客を劇場から
出す。って方法論を継続してて、ラピュタまでの駿は、そういう劇場用活劇の方法論を
キッチリ踏襲してたもんね。

劇場長編で、高畑が「ホルス」で興行的に大失敗して、その後「ハイジ」で成功した事を
思えば、ああいう1年のスパンで、じっくり描写していく方法が、彼には一番向いてるのかもしれんね。
134名無しさん名無しさん:2006/12/31(日) 13:43:42
>>132
> あまりにも省略した画面は、失敗だったと思う。
> 費用対効果を感じないもんね。
貧乏臭い発想だな。
お前、音楽は音がみっちり詰まってるのが好きだろ。ヘヴィメタルとか。
135名無しさん名無しさん:2006/12/31(日) 20:06:55
来年は新作の製作発表期待してるぜ高畑さん
136名無しさん名無しさん:2006/12/31(日) 22:40:55
>>135
悪いこと言わないから全ての希望を捨てろ
137名無しさん名無しさん:2006/12/31(日) 23:11:52
>>135
つーか、今年のチャンスを逃したから
もうないだろう
138名無しさん名無しさん:2007/01/01(月) 01:24:29
しかし結局は再来年公開するであろう宮崎監督作品の発表にとどまるんだろうなあ。
139名無しさん名無しさん:2007/01/01(月) 04:39:35
いま高畑の新作を動かせば宮崎の次回作の完成が延びるだろ
それで誰が喜ぶ?

ありえないな
140名無しさん名無しさん:2007/01/01(月) 12:54:35
ジブリが若手の育成の意味をこめて、高畑監督でTVアニメをやればいいんだが、
と真剣に願う。
141名無しさん名無しさん:2007/01/02(火) 22:02:11
高畑が納得しても原画陣が描けなくて制作が破綻するだろう
142名無しさん名無しさん:2007/01/02(火) 22:55:50
>>141
今の原画陣では、高畑監督の要求するものを満たせないという意味すか?
143名無しさん名無しさん:2007/01/03(水) 16:23:22
名劇の頃に、週一であれだけの密度の作品を作る事自体が、無茶な事で、スケジュール的に何度も破綻をきたしかけたし、
今のジブリのスタッフは、劇場用長編を作るために育てられたスタッフだし、実際無理だろう。
144名無しさん名無しさん:2007/01/03(水) 16:25:32
高畑監督にはOVAしか残されていないかな。
145名無しさん名無しさん:2007/01/03(水) 22:16:39
どうにも動けなくなっちまったな。ジブリは・・・
146名無しさん名無しさん:2007/01/03(水) 22:47:00
ジブリは、鈴木が病気になったらそれだけで崩壊するもろい組織だよ。

ただ、鈴木が倒れたとして、他のスタッフが事態を打開するために
高畑を担ぎ出したら面白くなると思う。
147名無しさん名無しさん:2007/01/03(水) 22:54:24
高畑にジブリを切り回す、マネージメント能力、エンタメで収益を上げる手腕があるかな?
148名無しさん名無しさん:2007/01/03(水) 23:34:14
>>147
それが出来ないから、山師Pの意向に添わざるを得ない・・・
149名無しさん名無しさん:2007/01/03(水) 23:39:55
プロデュースしたナウシカを作る為に製作母体のトップクラフトぶっ壊したんだっけ?
作品の完成度を上げる為ならジブリを崩壊させる事も辞さないかもな。
150名無しさん名無しさん:2007/01/03(水) 23:46:29
>>149
そういうトコあるわなあ。東映の「ホルス」の時も、作品の完成度を上げる為とはいえ、
関係者が何人も、東映動画追われる事になったし・・・・
151名無しさん名無しさん:2007/01/04(木) 00:51:45
何となく、社員増やして、なるべく毎年作品を公開するようにしたらよろし、とふと思った。
それなら、新人監督にも高畑監督にも出番は回りそうだし。
それやると、かなり金が掛かるから無理なんだろうけど。
152名無しさん名無しさん:2007/01/04(木) 22:38:07
>>151
ゴローが、その一環なんじゃないの?それをやったら非難轟々になったんだから、次の一手がホント難しいね。
153名無しさん名無しさん:2007/01/04(木) 22:53:41
アニメの演出家が成立するためには、莫大な資金と、有能なプロデューサー、スタッフ、良い企画など、
クリアして行かなければならない命題が膨大にある。そこが一人で作品世界を構築できる小説家なんかと、
決定的に違うトコだと思うけど、高畑は、今まで多くの作品で、そういう問題をクリアしてきたと思うけど、
最近は老齢で、全部を仕切りきる体力が無いんかね?

自分の作品世界を十二分に、生かしきるためには、駿の方法論しか無いだろう。その弊害も大きいけどね。
154名無しさん名無しさん:2007/01/04(木) 22:54:13
外部から人を招いてもポシャるか、作れても定着しないかなわけで
打つ手はないでしょ、あそこじゃ。
押井守呼ぼうとして断られたって話はほんとかどうかしらんがおもしろいけど
155名無しさん名無しさん:2007/01/04(木) 23:07:41
押井を呼んで作ろうと計画した事はあるよね。高畑と駿と押井が、一晩大喧嘩して、ポシャッたらしいが・・
156名無しさん名無しさん:2007/01/04(木) 23:16:36
押井の作りたいものはジブリ向きじゃないですからねえ。
押井の才能は誰もが認めるんだろうけど、彼自身、大衆向けを作らないと明言してるし。
押井はあらゆる意味で惜しい。
157名無しさん名無しさん:2007/01/04(木) 23:18:11
パトレイバーなんか観れば(得にパート1)劇場用エンタメを作る力量は十二分にあるんだし、ホント勿体無いよなあ。
158名無しさん名無しさん:2007/01/04(木) 23:21:33
>>156
「イノセンス」なんかホントそう思ったな。あれがチャンスだったと思うのに、
「ああ、やっぱこういう方向に行くんか」と・・・
159名無しさん名無しさん:2007/01/05(金) 00:49:30
押井はシネフィルとしての、映画的記憶のストックで演出や画作りしてる部分があるから
全ての画や演出をテーマ的必然性に添って構築する高畑とは話が噛み合わなさそうだな。
無意識大好きなユング的な押井と構造主義なラカン的な高畑みたいな。
160名無しさん名無しさん:2007/01/05(金) 01:15:05
ユングは無意識ってより象徴論だろ
メタファー大好きさんだからな押井
161名無しさん名無しさん:2007/01/06(土) 00:47:17
>>160
好きだね。「ビューティフルドリーマー」にしても「パトレイバー2劇場版」にしても。
パトレイバー2なんか、画面構成が厳密な分、キャラクターの暗喩に満ちた言辞との
対比が面白かったけどね。ああいうのは、押井しか描けない世界。宮崎なんか、そういう事
で話を進行させていく方法論に呆気にとられたらしいけどな。・・・
162名無しさん名無しさん:2007/01/06(土) 12:59:23
高畑も押井も作品に大なり小なりメタ的な構造を導入するよな
高畑はフランス哲学的、押井は精神分析、SF的
っていう違いはあるが。
宮崎は「なんでお前ら素直に感情移入できる物語作んないんだ!?」
とか思ってそう
163名無しさん名無しさん:2007/01/06(土) 21:43:44
「もののけ」以降は、なんとなく感情移入しにくいんだけどね。なんか起承転結をつけない
っていうか、なんとなく開きっぱなしで終わるっていうか・・・カタルシスを感じにくい。
164名無しさん名無しさん:2007/01/07(日) 02:59:12
「鉄コン筋クリートは」、最近行き詰まってる、日本の劇場用興行アニメの新しい地平を開くと、秘かに期待しとるんだが・・・
165名無しさん名無しさん:2007/01/07(日) 17:49:08
 原作や映画版と比較したわけではないけれど、高畑さんは、アンを“変な娘”として扱っている。
そこがアニメ『赤毛のアン』のポイントなのだろう。演出的にも必ずしもアンの気持ちに寄り添うかたちにはなっていないはず。
アンとダイアナが、花壇の道を水の流れに見立てて友情を誓うシーンで、アンはマジメに誓っているのだけれど、
ダイアナはクスクスと笑っていて、その儀式に対してあまりマジメではない。アンがやっている変な事を、
楽しんで付き合っているけれど、本気で友情を結ぼうとしているわけではない。ああいうところが高畑さんの怖さだ。

http://animesama.cocolog-nifty.com/animestyle/2007/01/post_6cdd.html
166名無しさん名無しさん:2007/01/07(日) 22:37:50
>>165
そういう感想を持つ人が居るという事は解るが、僕なんかは全然そうは思わないな。

>アンがやっている変な事を、本気で友情を結ぼうとしているわけではない。ああいうところが高畑さんの怖さだ。

ってのは、深読みしすぎだと思う。どうしてそういう確証が持てるのかワカラン。ダイアナはもう少し素直な子だし、
アンを変わった子だと思い、変な儀式をするなあ、っちゅう感想は持つかもしれんが、アンと良い友情関係を持とう
とは思っただろう。その後の展開を見てもそう思う。
167名無しさん名無しさん:2007/01/08(月) 15:09:28
コゼット2でもやればいいんじゃないの?
168名無しさん名無しさん:2007/01/08(月) 23:10:03
自分でアニメを作る上での制約を作りすぎてるね。高畑は。 外国を舞台としたアニメは作らないって言ってるし、
主人公も等身大の人物しか描きたくないって言ってるし・・・三千里のマルコでさえも、自己肥大化の大きい主人公
だって言ってるもんな。・・アニメの主人公として魅力的な要素を、どんどん排除しようとしてるような気がする。
169名無しさん名無しさん:2007/01/09(火) 00:28:01
狸が等身大ってことなのかなもしかして
170名無しさん名無しさん:2007/01/09(火) 02:47:12
狸は理想主義的心性、マイノリティー、被差別民のメタファーだろう
171名無しさん名無しさん:2007/01/13(土) 00:58:11
何にしてもエンタメの登場人物にしては、キャラクターが弱いっていうか、魅力が薄い。
アニメの主人公なんて、堂々と開き直って、記号的に目立つ主人公を持ってくればいいんでねえか?
高畑や駿は、あえて昔からそういう事やってこなかったけど・・・

手塚治とか、藤子不二夫とか、松本零士なんて、キャラクターが記号的に目立つという原則を決して
崩さなかったもんね。
172名無しさん名無しさん:2007/01/13(土) 02:08:03
7
173名無しさん名無しさん :2007/01/13(土) 23:57:49
高畑さんの演出した『涼宮ハルヒの憂鬱』を見てみたい。

勲はやればできる子。
萌えアニメもちゃんと作れるはず。
174名無しさん名無しさん:2007/01/14(日) 13:12:51
高畑さんの演出した『ゲド戦記』を見てみたい。
第一作「影との戦い」から作ってくれるはず。
175名無しさん名無しさん:2007/01/14(日) 16:35:27
ホルスつくっちゃったパクさんがいまさらファンタジーを自分で監督するとも思えず
176名無しさん名無しさん:2007/01/14(日) 22:59:51
>>174
それは見てみたいね。これが手本だ。って感じの・・
177名無しさん名無しさん:2007/01/15(月) 00:41:06
21世紀になってから高畑作品ってないんだな
もう完全にお荷物扱いか
178名無しさん名無しさん:2007/01/15(月) 01:31:26
70歳を超えてる年齢ってもの考えれば、今更エンタメ、ファンタジーって年でもないだろう。
今まで名作作ってきたんだから、過去の名作讃えて、神棚にあげときゃいい。
179名無しさん名無しさん:2007/01/17(水) 00:32:57
ここは老骨に赤の他人が鞭打ちまくるスレだからな……
180名無しさん名無しさん:2007/01/17(水) 16:56:57
熱風の連載で、予想通り伴大納言絵巻を嬉しそうに語っておるわい
181名無しさん名無しさん:2007/01/23(火) 21:45:53
レスとまっとるやんけ
182名無しさん名無しさん:2007/01/24(水) 00:17:09
嬉しそうに語っておるのを邪魔したくないんじゃよ
そっとしといてくれんか
183名無しさん名無しさん:2007/01/24(水) 00:27:05
ザ・ジエン
184名無しさん名無しさん:2007/01/26(金) 20:26:35
ジエンちゃうわ
185名無しさん名無しさん:2007/01/29(月) 23:48:01
じゃりっこヂエンちゃん
186名無しさん名無しさん:2007/01/30(火) 00:41:43
ウチは世界一ジエンが上手い少女や
187名無しさん名無しさん:2007/01/30(火) 05:12:47
兄ちゃん、なんでスレすぐ止まってしまうん?
188名無しさん名無しさん:2007/01/30(火) 05:56:03
>>187
もう、お米(話題)があらへんねん。
189名無しさん名無しさん:2007/01/30(火) 17:03:19
米映画「リトル・ミス・サンシャイン」には
「ホーホケキョとなりの山田くん」のエピソードが取り入れられてるらしい。

俺、観たけど気付かんかった。
190名無しさん名無しさん:2007/01/31(水) 00:06:01
滋養なんて、どこにあるんですかっ?
191名無しさん名無しさん:2007/01/31(水) 01:34:45
そうだなあ・・・何か作ってくれんと話題も無いわい。懐古趣味も限界がある。
192名無しさん名無しさん:2007/01/31(水) 01:52:44
ああ、「ゲド戦記」が邦画興行収入1位か・・・鈴木と56の勘違いワールドは、ここ10年位続きそうだな・・
193名無しさん名無しさん:2007/01/31(水) 17:24:52
リトル・ミス・サンシャインみにいって確認して恋や
194名無しさん名無しさん:2007/02/03(土) 01:46:08
高畑さん、お元気かい?
195名無しさん名無しさん:2007/02/05(月) 16:11:47
竹熊:高畑さんとは、会話とかは。

庵野:若干。そんなに立ち入ったことは。

大泉:宮崎さんのほうがフレンドリーなんですね。そういう意味では。

庵野:ああもう全然。いや高畑さんも、いつもニコニコしてて、世間話とかするんですけどね。
     でもあの笑いの奥にあるものは、本当に怖い。高畑さん、極悪人ですね。僕が知る限り、一番だと思いますよ。
196名無しさん名無しさん:2007/02/05(月) 16:13:21

大塚:会議なんかするとね、彼はじめはじっと聞いてるんですが、しだいに伸びをしたり
   「ちょっといいですか」なんて。いつの間にか長椅子に横になっていたりする。
   あまりいい態度じゃないですよ。「何考えてるのかな」「寝てんのかな」とみんな
   思うんだけど、実は、ちゃーんと話を全部聞いている(笑)

森 :こわいですね(笑)。

大塚:で、最後の最後に、「悪いけど、今おっしゃったことは全部間違ってます」とそれまで
   の意見をすべて否定する。みんな唖然とするんですよ。彼、にっこりと笑って、「この
   企画はダメですね。はい、終わりにしましょう。」(笑)

   それまで懸命に喋っていた人は、どうしていいかわからなくなる。「高畑さん、どこが
   ダメなんですか?」「いや、全部じゃないですか。また今度にしましょう。」
   そういう時、人に与える打撃の大きさは、はかり知れないものがあるでしょう。

森 :「引き裂く」とはそういう意味なんですね。ご本人に悪意や他意はないにせよ。
197名無しさん名無しさん:2007/02/05(月) 18:45:03
高畑怖えー!
198名無しさん名無しさん:2007/02/05(月) 20:28:54
もう自分でやるより他人にやらせたいんじゃないの
そんで横からニヤニヤしながら見ていたいという感じ
199名無しさん名無しさん:2007/02/05(月) 20:57:21
誰にやらせたいのよ
200名無しさん名無しさん:2007/02/05(月) 23:06:16
関西テレビ

あるある発掘大企画2
201名無しさん名無しさん:2007/02/05(月) 23:36:21
>>200
高畑がそんなん作ったら、1作 作るのに1年かかるわ。
202名無しさん名無しさん:2007/02/05(月) 23:58:35
高畑ってシナリオ書いた事あったっけ?
203名無しさん名無しさん:2007/02/06(火) 00:01:52
具体的な作品は知らないが、書いた事はあるんでねえの?
204名無しさん名無しさん:2007/02/06(火) 00:42:47
セロ弾きのゴーシュ
205名無しさん名無しさん:2007/02/06(火) 01:03:21
じゃリチエ、柳川堀、火垂る、おもひで、おもひで、ホーホケキョ
206名無しさん名無しさん:2007/02/06(火) 23:24:42
東大仏文科卒だっけ?
もしかして蓮實重彦の先輩?
207名無しさん名無しさん:2007/02/07(水) 04:24:00
学年でいえば高畑のほうがひとつ上だな
208名無しさん名無しさん:2007/02/07(水) 21:00:52
蓮實って先輩をないがしろにしてハヤオをヨイショする嫌な奴だな
209名無しさん名無しさん:2007/02/07(水) 21:20:20
>>208
見方が一面的に過ぎますよ
210名無しさん名無しさん:2007/02/07(水) 21:32:40
>>208
高畑アニメはインテリ受けはしてないから、まぁ仕方がない。
211名無しさん名無しさん:2007/02/07(水) 23:51:21
インテリ受けしていない、っていうか、作品の存在の認知度が低い。真面目に通して見れば、スゴイ作品である事は理解するんでねえかな?
212名無しさん名無しさん:2007/02/07(水) 23:56:52
小理屈をこねるとインテリは逆に馬鹿にする法則
213名無しさん名無しさん:2007/02/08(木) 01:46:39
蓮實の考えとしては
高畑評→「いや〜隙の無い作りだとは思いますけどねぇ・・・隠喩がテーマに隷属されてしまってるのは
    頂けませんな〜。作家の無意識の領域が見えない映画なんてツマランもんですよ。
    あと官能が欲しいとこですな。」

宮崎評→「うはwwwwっwwこのwwwドww変ww態wwがwwwwチョ−最高もっとやれwwwwww」

って感じじゃないか

214名無しさん名無しさん:2007/02/08(木) 03:18:09
自分より頭が良い人間を褒めるのは骨が折れますですよ
215名無しさん名無しさん:2007/02/08(木) 04:07:26
「どうしよう・・ ほめてやろうか けなしてやろうか」
216名無しさん名無しさん:2007/02/08(木) 06:12:36
押井作品はインテリ受けするが
高畑作品はインテリ受けしないんだよな。

なんでだろう。
217名無しさん名無しさん:2007/02/08(木) 10:39:54
試写会場にて

高畑「いかがでしたか?」
蓮實「最低です、これは最低の映画です」
218名無しさん名無しさん:2007/02/08(木) 12:13:15
>>216
オシイは非現実世界の理想を淡々と語り、
高畑は日常を淡々と語るからではないでしょうか。
219名無しさん名無しさん:2007/02/08(木) 13:13:17
>>217
それなんて伊丹十三
220名無しさん名無しさん:2007/02/08(木) 14:59:08
伊丹みたいに「蓮實に褒められたい」「邦画を崩壊させるわけはいかないから
ヒット作を作らねば」「しかしヒットすればするほど予想通り評論家に酷評される」
みたいな責任感を追い込むと精神が崩壊するから、
高畑みたいに無責任スタイルの方がいいよ。
221名無しさん名無しさん:2007/02/08(木) 15:26:06
>>216
近親憎悪って知ってる?
222名無しさん名無しさん:2007/02/08(木) 15:44:50
憎悪されてるならまだ良いけど無視だからなぁ
223名無しさん名無しさん:2007/02/08(木) 19:13:51
今は亡き淀川さんは、高畑アニメに関して何か言ってる?
224名無しさん名無しさん:2007/02/08(木) 21:48:54
>>222
無視は最大の悪意だよ
225名無しさん名無しさん:2007/02/08(木) 22:28:39
好意の反対は悪意では無く無関心
226名無しさん名無しさん:2007/02/09(金) 00:10:56
高畑は他者の反応に全く関心ないだろ
でなけりゃもっと堅実な道(名劇シリーズの続投とか)を歩んでるよ
蓮實といい澁澤龍彦といい東大仏文科は頑固な変態を大量に生み出してるな
227名無しさん名無しさん:2007/02/09(金) 03:50:44
いや、それでは原因と結果が逆だ。
東大仏文は頑固な変態を大量に呼び込むゴキブリホイホイなんだよ。
228名無しさん名無しさん:2007/02/09(金) 07:16:25
そういや同じ東大仏文の立花隆(1940年生)も
仏文は他の学部学科とは違ったグレた人間ばかり集まってきて
「真面目な優等生」がいない、と書いていたな。
229名無しさん名無しさん:2007/02/09(金) 09:41:10
まぁ本来なら芝山とかと同種のマニア以外には語られる事のない職人監督だしな
230名無しさん名無しさん:2007/02/09(金) 10:29:21
>>213
高畑は、確かにロジックで作品世界を積み立てていくけれども、名劇の「ハイジ」や
「三千里」や「アン」なんかは、「無意識の領域」の描写を重視してたと思うけどな。

アルムで、ハイジやペーターが雄大なアルムを望む場面、街の空気感まで感じさせる
ジェノバでのマルコの日常とか。「日常性を理想化してくっきりと映し出す」という
描写が、常人には真似できないと思ったし、そういうトコちゃんと評価して欲しいけどね。

映画の評論家ってそういうトコあまり重視しないんだよな。
231名無しさん名無しさん:2007/02/09(金) 12:08:36
>>230

>アルムで〜

まぁここらあたりはパヤオの仕事の領域だし
232名無しさん名無しさん:2007/02/09(金) 12:38:46
高畑演出がなければ、宮崎レイアウトも生きない。ハヤオの仕事の領域とばかりも言えない。
演出家の意向でレイアウトするんだから。
233名無しさん名無しさん:2007/02/09(金) 15:22:56
>演出家の意向で

それは少し違う
母をたずねて三千里 の脚本の深沢一夫の話によると
物語を作る際に宮崎は膨大な量のイメージボードを描いて、それがスタッフ
共通のイメージとなって進行していく事が多く、宮崎のイメージボードで出
てきた着想も多かったそうだし。
234名無しさん名無しさん:2007/02/09(金) 16:36:04
まず先に、日常性を重視して、一つ一つのシチュエーションを綿密に描写していく
という高畑の演出方針に則って、脚本家や場面設定が仕事を進めていくんじゃねえかな?
、、
「三千里」でいうと、アルゼンチンに旅立つまでに、14話ものジェノバでの生活描写が
あるけど、仮に駿が「三千里」の演出してたとしたら、せっかちだから、あそこまでの
生活描写はしなかったでしょう。駿の演出上の希望なんて、ほとんど却下されたそうだし。

駿が描く膨大なイメージボードが、演出上の役に立った事は確かだろうけどね。
235名無しさん名無しさん:2007/02/10(土) 19:36:36
ka
236名無しさん名無しさん:2007/02/10(土) 23:37:24
ジブ美の次回の企画展に関わってるのか>パクさん

「人間は何を食べて来たか」の企画か?
237名無しさん名無しさん:2007/02/11(日) 22:16:53
ねえ、高畑さんって在日じゃないの?
勲っていう名前にしても「パクさん」ていう愛称からしても、在日くさくてしょうがないんだけど。
在日だとしたら多分帰化してるんだろうけど。
238名無しさん名無しさん:2007/02/11(日) 22:17:19
ジブリ作品別最高視聴率

9位21.5 火垂るの墓
10位20.9 紅の豚
11位20.5 耳をすませば
12位17.5 平成狸合戦ぽんぽこ
13位17.5 猫の恩返し
14位15.4 おもひでぽろぽろ
15位*9.9 となりの山田君
239名無しさん名無しさん:2007/02/11(日) 23:03:28
>>237
そら違うでしょう。お父さんも教育委員会の偉いさんやってたような家系だし。
戦時中に日本の学校の校長先生やってたような家系が、在日って事は無い。
240名無しさん名無しさん:2007/02/11(日) 23:25:07
在日かどうかで人間を判断する心の卑しい者はスレに出入りするな
241名無しさん名無しさん:2007/02/12(月) 00:17:05
つうか2ちゃんだと
なんでもかんでも在日認定するやつがいるから
スルーした方がいいよ。
242名無しさん名無しさん:2007/02/12(月) 00:23:03
まあ話題もねえから、そんな事も言いたくなるんだろう・・・ネタをくれ!ネタを!
243名無しさん名無しさん:2007/02/12(月) 07:47:25
>>237
顔もそれっぽいよな
244名無しさん名無しさん:2007/02/12(月) 09:43:32
在日がアニメ業界では珍しい高学歴な高畑をチョンにしたがってるな。
245名無しさん名無しさん:2007/02/12(月) 15:05:46
いいかげんにしろっつーの
246名無しさん名無しさん:2007/02/13(火) 01:23:37
しかし「モノを教えよう」「啓蒙しよう」とする作風はさすがに教育者の息子だな。
247名無しさん名無しさん:2007/02/13(火) 01:29:18
>>246
そんなの経歴から逆算しているだけでしょw

それを言うなら、駿が教育熱心で所長なのは
父親が工場経営者だったから、とか
なんとでも結び付けられる。
248名無しさん名無しさん:2007/02/13(火) 01:41:35
んー・・・だけど体質っていうか、そういうDNAは受け継ぐんじゃないの?
中小企業的な組織の管理に長けてる駿もオヤジさんの影響は受けてると思うけどな。
そういう事全然出来ない作家も多いじゃん。
249名無しさん名無しさん:2007/02/13(火) 10:31:53
>>246
むしろチョソ臭い内容と思うが
250名無しさん名無しさん:2007/02/13(火) 22:21:21
>>249
いやに詳しいな。親があっちの人なのか?
251名無しさん名無しさん:2007/02/13(火) 23:06:54
だからいいかげんにしろっつーの
252名無しさん名無しさん:2007/02/14(水) 21:39:16
高畑はセックスアピールという事をどう考えているんだろう?何故あんなに自己規制しちゃうのか?
253名無しさん名無しさん:2007/02/15(木) 02:05:46
あの徹底的な性的表現の禁欲は今の時代性を考えると確かに謎だな
基本的に児童文学的な映像作家であろうとしているのだろうが
254名無しさん名無しさん:2007/02/15(木) 23:18:53
オバQの「毛が三本」とか、009の「赤いマフラー」とか、キャッチで目立つ記号的な魅力を徹底的に排除するもんね。
手塚や駿が平気で表現する子供が持つ性的な魅力みたいなものも、表現しようとはしない。ハイジが最大限だね。
マルコの風体なんて、あまりにプロレタリアっぽいっていうか、ダサすぎ。
255名無しさん名無しさん:2007/02/17(土) 00:54:21
啓蒙的なメッセージを与えなきゃならんという強迫観念があるのかな。アニメの持つ官能的な快楽に身を委ねられない。
理性的で賢こすぎるんかな?
256名無しさん名無しさん:2007/02/17(土) 18:32:37
狸合戦は意外と動画がエロスにあふれていたような。
高畑が動画の快楽を駆使したのって狸ぐらいじゃないのかな。
他はかなり抑制されている。

墓は、あれは何気に社会に背を向けてかわいい妹との2人きりの生活に逃げ込む兄を
描いているので、間接的には性的表現の要素がある。
キモオタの「妹萌え」とかそういうのと別次元として。
257名無しさん名無しさん:2007/02/17(土) 19:26:53
抑制しているわけではなく単にそういう才能が無くて
出来ないんだろう。
258名無しさん名無しさん:2007/02/17(土) 20:25:04
非アニメーターの演出家なんだから別に不思議ではない
絵を動かすことに興味を持ちだしたのは山田君より後だよな

いやでも富野はエロスを表現しようと躍起になってるな
259名無しさん名無しさん:2007/02/17(土) 21:29:19
駿なんか内面の沸々としたエロスを噴出させたくて、アニメーターになったみたいなもんだもんな。
260名無しさん名無しさん:2007/02/17(土) 21:30:34
富野のエロは歪んでて気持ち悪いけどな
なんかヒステリックな母性=食虫植物的な女が好きそうな
宮崎のロリコンはダメ日本男子の多くを引き付けるのはなんか分かる気がする
高畑は自分の性的嗜好を自覚して作品から丁寧に排除してるんじゃないか

>>256
火垂るの墓は原作からして少年の兄と幼児の妹の疑似夫婦的な閉鎖的なエロスを臭わせる物語
だったわけだし(ある意味、心中モノの変型)、どんなに無自覚に作ってもエロさを感じさせる
作品になった筈なのに、高畑はその近親相姦的な情愛の描写を綺麗に取り除いたように見える。
261名無しさん名無しさん:2007/02/17(土) 21:31:26
>>256
「火垂の墓」も理屈っぽい、論理的な性的表現。ちょっとヤバイけどね。あれは。
262名無しさん名無しさん:2007/02/17(土) 21:33:48
やはり日本人ではないのかもな…
263名無しさん名無しさん:2007/02/17(土) 21:34:16
それはもういいっての!
264名無しさん名無しさん:2007/02/17(土) 21:36:29
ヒットする作品は、そういう性的なリビドーの噴出ってのをうまく作品に織り交ぜてるよな。
「宇宙戦艦ヤマト」の「波動砲」とか・・・「エヴァンゲリオン」の「暴走」とか。
265名無しさん名無しさん:2007/02/17(土) 22:48:20
>>258
山田くんより後て…
何か作ったっけ?
芭蕉の俳句アニメ?
266名無しさん名無しさん:2007/02/18(日) 00:32:14
>>258
> 非アニメーターの演出家なんだから別に不思議ではない

いや、渋い動きなら昔からよくさせてきたし、近藤とのコンビでも
いい動きは多い。
キャリアを考えるといわゆる「紙芝居アニメ」を手がけたことはない。
267名無しさん名無しさん:2007/02/21(水) 00:04:59
高畑ひとりだと、流行りそうな要素をどんどん排除する。「ハイジ」が曲りなりにもヒットしたのは、
脇にキャラデザの小田羊と、緻密な構成にデフォルメっぽい要素を加味出来、る駿がいたからだろう・・・
268名無しさん名無しさん:2007/02/21(水) 00:07:09
>>267
スマン小田羊→小田部だ。句読点も間違った・・
269名無しさん名無しさん:2007/02/21(水) 02:50:46
救済かよ!>熱風
270名無しさん名無しさん:2007/02/21(水) 22:39:06
熱風の高畑の連載はぜひ単行本にしてほしいな
あれは絵画鑑賞の初心者の良い指針になるし
絵を描いてる人間にとっても目が覚めるような内容だと思う
少々高くなっても図版多めのフルカラーでよろしく
271名無しさん名無しさん:2007/02/22(木) 06:36:35
>>270
もちろん狙ってるだろう。
272名無しさん名無しさん:2007/02/22(木) 15:56:44
今月は単行本化に伴う作業で救済したと見た!
273名無しさん名無しさん:2007/02/22(木) 18:47:56
もっとマニアックな画家も取り上げてほしいね、絶対知ってるでしょ
渋澤龍彦、種村季弘の亡きあとをぜひ受け継いでほしい
274名無しさん名無しさん:2007/02/22(木) 23:08:23
ゴーギャンが好きなんじゃねえの?高畑は。
275名無しさん名無しさん:2007/02/23(金) 02:47:15
>>262
李春美(都はるみ)も使ってるしな
276名無しさん名無しさん:2007/02/23(金) 02:49:29
>>275
詳しいじゃないか。母親なのか?
277名無しさん名無しさん:2007/02/23(金) 02:50:19
ほんとにいいかげんにしろっつーの
278名無しさん名無しさん:2007/02/28(水) 05:48:37
今月の『熱風』によると、埼玉県桶川市にあるいなほ保育園のことを
ジブリに紹介したのは高畑勲だとあるのだけど、
なんで70を越えた老人が埼玉県の保育園のことなんか
知っているんだろう?
全国的には無名なのに。
孫が保育園に行く年齢で、調べたりしたんだろうか?
279名無しさん名無しさん:2007/02/28(水) 18:48:50
いなほ保育園を扱ったドキュメンタリー映画で知ったんじゃね?
5年位前に上映会で高畑が講演してたけど。
280名無しさん名無しさん:2007/03/02(金) 04:33:31
ここで、アニメーション「火垂るの墓」(1988)の事例を援用しよう。高畑勲監督の代表作である
このアニメ映画は、涙なしには見られない感動的な内容だが、国内では公開できなかった。
戦争孤児の兄妹の悲しみを描いていて、戦争の主体である日本人を被害者として描いた、と
いう理由からだ。日本帝国主義を賛美しているという激しい抗議を受けねばならなかった。

作品を政治的に解釈することを警戒すべきとの声も高くはあった。しかし、日本人の涙は国内
の観客の共感を得にくいという主張の方が大きかった。アニメ関連掲示板等で永遠に終わら
ない論争の種だ。

「千と千尋の神隠し」「ハウルの動く城」など、宮崎駿の作品は国内ファンから大いに愛されて
いる。一方で高畑は、相変らず軍国主義者のレッテルを貼られている。

皮肉としか言いようがない。実際には、宮崎の方が軍国主義的性向がもっと深いのだ。宮崎
は美しい映像の中に共産主義・軍国主義のメッセージを込めているという指摘を受けてきた。
むしろ高畑は、作品に軍国主義臭がすることを嫌悪する。「火垂るの墓」で庵野秀明(新世紀
エヴァンゲリオン演出)が描いた戦艦を影で処理してしまうということをしたほどだ。
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1172769001/
281名無しさん名無しさん:2007/03/02(金) 18:04:12

【韓国】高畑勲が「火垂るの墓」で帝国主義を賛美したとされているのは皮肉。宮崎駿の方が軍国主義的だから
 http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1172794533/

【韓国】アニメ『火垂るの墓』が放映禁止 - 日本人を戦争の被害者として描写 -
 http://anime.2ch.net/test/read.cgi/comicnews/1113226872/

ほたるの墓を右翼映画とする韓国人の心理
 http://society3.2ch.net/test/read.cgi/korea/1121620436/

282名無しさん名無しさん:2007/03/02(金) 18:06:32
韓国の皆さんもおひとつどうぞ・・・ 

          、-'""""''''=='、,_          , r''''""'ヽ、、,,,_ 
        /          `'‐ 、       i' ヘ i⌒、____ 、\ _,,,、 ,、- '´-‐-,
        r'          ミ''- 、_ ヽ、   ,,i'´i , |i    \' `i,  `!r'''(´ /~
     、=''´           ヾ、ヾ '、<r-'~ヾ, i '! "'   r‐'_""`yヾ!ヽヾ,r'´
    /       、、=_‐''''ミヾ`  ミミ`\ヽヽ. \|   /i'´  ̄ヽ〉 '"; } i   \
   , '        ヽ; '7 , ;,、 、   ミ丶' 、ヽヽ ヽ、'、_. 〈. 人;,   \ ノ |  ‐+==
.   イ         ミ ! { {,'! ,ヽ      `ヾヽ / rヽ;‐`;;\     Yレヘ ‖
    |        ミミ、 丶''    ,   'i 、   } X´ ;;;;;''  ノ ノ}     i'''7´i +=
   ノ        `ヾミミ    ,   ゛ '  `   /´,, \  /ノ'ぅ |   ;.,'πヽ~"'''''''
 ;;;;'          \、、 r'!, t,,!` ,   ,,,,; /;;,,ー''"~フ''"フ'''f‐-;|    ;,'-=、,'_ ,,,;;;;
  ┐           `ヽ、 {:丶ヾ ' ___:;;;;/;;;'''' '´,  7 r'   |   ;;,'    `'''‐-
  -='_           ミミヽ_,,,、‐''";==ー‐‐'''''‐-'、,,,,,i、、{;;;;;;;;;;i  .;,'
   ̄っ、-‐、_            と´               |  ;,' ̄````'''''''=
"""""""""""`"゛'''''''''''''''''''''''''''''''´-‐‐‐‐''''''''''''''''''''''''''''''''''''','r'~´  ,''''''''''''''''''''''''''''''
                          _,,,、,_    / ,、  ,  i 
                         //  'χ';"'''-'7' , , ,'
                         ヾヽ.  } ( ;;,,, ノ///ノ ッボト
                          `''''""`~"" `~~ ̄ 
うちが今ここで謝るから、もう謝罪とか賠償とか言わんといてな。
283名無しさん名無しさん:2007/03/03(土) 14:07:44
はあ・・・そういう論争は、もういいよ。いくら言ったって特定の意味にしか取らないんだろ?
284名無しさん名無しさん:2007/03/03(土) 14:27:17
あの映画観て、高畑が軍国主義者だと決め付けれる、彼の国の人達の感性については、もはや論評する気力もありません・・脱力・・
285名無しさん名無しさん:2007/03/04(日) 09:37:46
セツ子の死の描写>>282は、色々な人にショックだったみたいね。漫画家でも、芸能人でも、ジャーナリストでも、色々な場面でコメントしてる。
286名無しさん名無しさん:2007/03/05(月) 07:52:50
くわっ
いま気づいたけど
なんで高畑はゲドをやらなかったんだろう

56は美術助手にでもしといて
287名無しさん名無しさん:2007/03/05(月) 23:06:15
「ゲド」の複雑な心理描写は、確かに高畑向きだな。だけど駿を飛び越えて、高畑にオファーは来ないだろう。
ファンタジーを作る事に抵抗感を示してるしな。高畑は。
288名無しさん名無しさん:2007/03/05(月) 23:13:32
オファーもなにも、
若手育成企画→当初の監督取り止めで鈴木が56を指名
といういきさつなんだから、高畑に話が来るはずがない。

企画検討会議にでも出席させたら
「悪いけど、今おっしゃったことは全部間違ってます」「この
企画はダメですね。はい、終わりにしましょう。」
で、56あたりは再起不能になっちゃうぞ。
289名無しさん名無しさん:2007/03/05(月) 23:55:41
まあ、高畑に56の批判をさせたら存在する事に意味が無いみたいな批判をされるだろうけどな。
駿の息子だって事で遠慮してるんだろうけど。

だけど56に関しては、駿も高畑も見事な位一言もコメントしないな。早くもジブリのタブーになったか。
290名無しさん名無しさん:2007/03/06(火) 00:47:47
次回作もハウルのように監督インタビューなし、と
貫き通す他ないな。
インタビューとなったら、絶対にゲドについて質問されるから。
291名無しさん名無しさん:2007/03/06(火) 06:11:59
>>287
つーかファンタジーには向いてないよ
心理状況を全部言葉で説明しちゃうしな

>>289
大塚も庵野もお世辞とも受け取れること以外何も言わないな
292名無しさん名無しさん:2007/03/06(火) 06:13:10
↑追加・押井も作品に関しては何も言わない
293名無しさん名無しさん:2007/03/06(火) 17:31:30
奇しくも、押井がかつて提示していた、「システムさえあれば
監督が不在でも映画は完成してしまう」のではないか、という問題提示に
近いものがあるよな。
294名無しさん名無しさん:2007/03/06(火) 18:02:08
押井は56と対談した時、何か言ってなかったっけ?
295名無しさん名無しさん:2007/03/06(火) 18:42:20
>>297
ゲドの原作読んでる?
原作自体が自覚的に表現されている作品で、ファンタジーという枠に囚われずに
私小説的に扱ってもビルトゥングロマンにしてもノンフィクションとしてやっつけても
破綻しないようなシロモノ。
だから、心理状況を全部言葉で説明しようがしまいが、その本質を捉えていれば
全く問題ないと思う。
理詰めの高畑がどう料理するか、是非みてみたかったよ。

56だってアフォな料理法をとらなければ、もっとなんとかなった筈なんだけど・・・
296名無しさん名無しさん:2007/03/06(火) 22:03:23
>56だってアフォな料理法をとらなければ、もっとなんとかなった筈

コンテの段階で誰か修正しなかったのかなぁ
クモの崩壊描写やウサギの食事シーンなんかの
アニメーター主導で演出がなされた部分は観れないこともなかったのに
297名無しさん名無しさん:2007/03/07(水) 00:04:22
鈴木が修正してる
父親殺しを入れて下さいとか注文は全て聞いてくれたって
賞賛してた
298663:2007/03/07(水) 00:26:59
56が実力も無いのに「ゲド」の監督して、まともな映画評をしたら、酷評されるはずなのに、
表立った批判が無いのは、国技である「大相撲」が、たとえ八百長をやっているのが、解った
としも批判出来ない構造と似ていると思う。

今や日本における「ジブリ作品」は日本を代表する優良なコンテンツであり、いくら内心、糞
と解っていても、表立った批判は出来ないようコントロールされているんだと思う。

押井が、鈴木Pの事を映画で「悪徳プロデユーサー」という役柄を与えた時に、天下の映倫から、
「鈴木Pは、今やオフシャルな人物であり、世間の人々がそんな腹黒い人間だと本気で信じてしまったらマズイ」
という理由で、「まった」がかかったなんてのは、その表れだろうと思う。

日本のカウンターカルチャーにおける隠れた言語統制は、もう始まっているんだと思う。
299名無しさん名無しさん:2007/03/07(水) 00:44:53
>>291
いや、心理状況を全て言葉で説明するってのは、高畑の場合少ないと思うよ。
主人公が、ある感情を揺さぶられる場面に遭遇した場合、高畑は主人公に多くを語らせず、
または、まったく語らせる事なく、レイアウト、音楽、エフェクトなどあらゆる技法を駆使して、
その状況に合った万感の思いを表現しようとする。そこが神業的で、他の凡百の演出家が逆立ちしたって
敵わない点だと思うけどね。
300名無しさん名無しさん:2007/03/07(水) 00:46:37
高畑の話をしろよ
301名無しさん名無しさん:2007/03/07(水) 02:27:35
>>299
きみ、中二病?
302名無しさん名無しさん:2007/03/07(水) 08:56:14
>>301
は中二病の定義を知らないね。
303名無しさん名無しさん:2007/03/08(木) 23:26:54
こういうスレに書き込みするヤツは、多かれ少なかれそうだろう。
304名無しさん名無しさん:2007/03/08(木) 23:42:08
逆に2ちゃんねるに書き込みするヤツで、中二病でないヤツがいたらその方が珍しいだろう。
305名無しさん名無しさん:2007/03/11(日) 10:35:24
いや、高畑作品は、中二病的な要素が希薄だったから、かえってヒットしなかったんだ。
306名無しさん名無しさん:2007/03/11(日) 23:06:34
吉本隆明「誰が聞いても”正しい”と分かる言を、照れもせずに
公言する人間は疑ってかかっても良い」
307名無しさん名無しさん:2007/03/12(月) 10:22:03
>>306
ばなな、うしろうしろ!
308名無しさん名無しさん:2007/03/12(月) 21:13:00
>>306
何の例え話しなんだ?
309名無しさん名無しさん:2007/03/12(月) 23:21:30
誰が聞いても”正しい”と分かる言を、照れもせずに公言する人間は
疑ってかかっても良い と公言する吉本隆明は疑ってかかっても良い
という古代ギリシャの詭弁でしょ
310名無しさん名無しさん:2007/03/13(火) 00:14:09
だけど要するに、状況があって・・あるつらい状況があって、その中で、その子(ハイジ)がどうするか
という行動をちゃんと描いていればね、それは、十分共感してくれるんじゃないか。「共感してくれ!」
って形で演出しようとは、思わない。

それは、映画でしたら、いろんな意味があるんですね。カット割も含まれるからね。その、決してその、
芝居をつけるとか、話をつくるっていうだけじゃ済まされない、全部の側面で言わなきゃいかん事なんだ
けれど。その、そういう方向に持っていくより、主観的な映画にするより、客観的な映画にした方がいい
というね。

で、そうした場合に、もし涙が出るとしたら・・・見てて、あの、何ていうのかな・・要するにそれは、
イヤな気がしないですよ。その、涙を流した人は。だけど、演出的にそちらへ持っていったら・・運んだ
っていう事が判ったら、これは、僕なんかそういう時には、絶対に泣かない人間なんですよ、大体。

もっとそのシチュエーションがあって、その中で、当然人間が取るであろう行動なり、感情なりを描いて
いけば、それは、共感を得てくれるであろうと。自然に感情も出てくるであろうから。そういうことは、一貫
しているつもりですけど。

高畑談「映画をつくりながら考えたこと」
311名無しさん名無しさん:2007/03/13(火) 00:25:21
>三鷹の森美術館ライブラリーの第一弾となる「春のめざめ」の公開まで
>一週間と迫ってきたのだが、スタジオではもう夏休みに公開する第二弾
>作品「アズールとアスマール」の吹き替え作業に入っている。というわけ
>で、今日は子役のオーディションが行われた。そうなのです! 「春のめ
>ざめ」と違って、この作品は長編ということもあり、吹き替え版を制作し
>ているのである。候補者のリストと経歴を見ながら、ポスプロの津司さん
>は高畑監督とともに「ハンサングンだ!」などと韓流ドラマの吹き替えの
>経歴を見つけて盛り上がっていたらしい。

チョソ説の証拠がまた一つ…
312名無しさん名無しさん:2007/03/13(火) 00:40:57
お前そういう事、言うの好きだったら、死ぬまで言ってろ・・
313名無しさん名無しさん:2007/03/14(水) 00:20:21
しかし韓流ドラマもチェックしてるのか
ヒマなんだな…
314名無しさん名無しさん:2007/03/14(水) 00:32:11
押井と同じで「嫁さんが見ているから一緒に見る」ってやつじゃないだろうか?

まぁ隠居状態だから時間的余裕があるのは確かだろうけど。
315名無しさん名無しさん:2007/03/14(水) 05:50:48
韓流ドラマもチェックしてるが、国立美術館もチェックする
それが>>313との違い
316名無しさん名無しさん:2007/03/14(水) 11:49:56
>>315
俺はどっちもチェックしてないよ失敬な
317名無しさん名無しさん:2007/03/14(水) 23:24:53
>>316はタータンチェックのキルト穿いてバグパイプ吹いてる予感
318名無しさん名無しさん:2007/03/15(木) 23:15:29
>>310
そういうトコが高畑の偉大な所でもあり、絶対的な致命傷でもあるな。
319名無しさん名無しさん:2007/03/16(金) 09:32:41
まあ高畑は絶対的な確信の元に作品作ってて
結果、人気出ようが出まいが売れようが売れまいがどうでもイイ
と考えてるんだろうし、それが作品の普遍性にも繋がって古びない
宮崎は違うアプローチで高畑を超えたが、富野なんかは永遠に高畑は超えられないだろう
320名無しさん名無しさん:2007/03/16(金) 11:27:53
>>319
超える超えないの論議は不毛だと思うよ。
写実主義とロマン派を比較しても、それぞれの好みで評価が決する。

富野は「名作劇場みたいなものを作ってみたい」といった趣旨のことも言っているし
高畑への尊敬の念が強くあるかもしれない。
だが、富野の愛する変な日本語、殺伐とした青臭いセンチメンタリズムとかは、
高畑自体が真似しようとしてもできない、独特の私小説的個性を作品に与えており
異種のもの同士は単純に比較できるわけはないと思うんだ。
321名無しさん名無しさん:2007/03/18(日) 02:07:54
as
322名無しさん名無しさん:2007/03/18(日) 21:09:16
情念うずまく出崎演出と客観性に立つ高畑演出の両方の影響をうけてるんで
富野演出はああいうことになってるんじゃないかと思わないでもない
323名無しさん名無しさん:2007/03/18(日) 23:40:52
記号的な意味で、キャラが立たないっていうか、客観的な状況の詳細な演出が、高畑の得意とする
ところだから、「ガンダム」で「ロボットアニメ」としての記号性を特色付けて尚、状況の説明
を綿密におこなった、あの頃の富野は、まあ、賢かったわな。あれで、一つの方向性が出来たっ
ていうか、その後のアニメの演出法が変わったからね。「三千里」でコンテの手伝いをしてた頃
に、高畑の方法論、長所、またその欠点を学んだんだと思うんだが・・・
324名無しさん名無しさん:2007/03/19(月) 00:54:24
富野のルサンチマンは主に同業者に対するものであるのに対して
高畑のルサンチマンは完全にアニメ以外のものへ向けられている
325名無しさん名無しさん:2007/03/19(月) 01:02:55
ルサンチマン(ressentiment)はデンマークの思想家セーレン・キェルケゴールにより確立された哲学上の概念である。主に、弱い者が強い者に対して強い憎しみを抱いていることをいう。
フリードリヒ・ニーチェの『道徳の系譜』(1887年)で使用され、マックス・シェーラーの『ルサンチマンの人間』で再度とり上げられ、一般的に使われるようになった。

ルサンチマンでは、嫉妬と願望に関係した憤りや怨恨を感じることが、反感を感じられる相手への(不誠実な)憎しみと(行動をし、状況を生きる等のことへの)感情と共に重要であると解釈される。
それ故に、一人だけでは成り立たないものである

富野はまだしも、高畑にそういうトコは無いと思うけどね。
326名無しさん名無しさん:2007/03/19(月) 12:24:29
じゃあ何を原動力にして作品つくってるのさ?
327名無しさん名無しさん:2007/03/19(月) 20:48:03
憎しみを原動力にしなくても、作品は作れるだろう。
328名無しさん名無しさん:2007/03/19(月) 23:22:33
高畑は、ロジックの人だから、ある情念に捉われて作品を作るって事は、あまり無いよ。
そこらが、駿なんかとは違う所。でも情念に捉われた作品の方がヒットするんだよな。
329名無しさん名無しさん:2007/03/19(月) 23:53:29
監督のロジックに金払って楽しむ観客は少数派
330名無しさん名無しさん :2007/03/20(火) 21:09:50
ニヒルそうに見えて、憲法9条の話になると熱くなるんだよね。
331名無しさん名無しさん:2007/03/21(水) 17:31:45
ゲドの宣伝のタイミングで鈴木が「プロフェッショナル」に出演し、
今回ポニョ発表のタイミングで駿の密着ドキュメンタリーを公開する。
NHKをコントロールする鈴木の宣伝手法はなかなか見事(狡猾)だ。

高畑の密着ドキュメンタリーもやってくれないかなぁ。
DVD時代以前の人だから、あんまりメイキング映像とか
たくさん残っていないんだよな。
332名無しさん名無しさん:2007/03/21(水) 18:07:19
>>331
高畑さんの密着ドキュメント無理だろ

山田くん制作時に浦谷年良氏が密着取材しようて
カメラを持って近づいたら高畑さんに殴られそうになって
望遠撮影に変わったw
333名無しさん名無しさん:2007/03/21(水) 19:35:58
>>332
ああ、そんなに人を寄せ付けないの・・
334名無しさん名無しさん:2007/03/21(水) 19:42:48
パヤオも昔は製作現場の取材とか嫌いだったのに
いつのまにかOKになったな。
335名無しさん名無しさん:2007/03/21(水) 20:15:02
殴るてw
マジですかww
336名無しさん名無しさん:2007/03/21(水) 21:53:58
よっぽど失礼な事したんじゃないの?温厚な高畑を怒らすような・・・
337名無しさん名無しさん:2007/03/22(木) 03:02:57
ものすごい殺気だったんじゃないの
「全然話になりませんね。はい取材終わり」
みたいな
338名無しさん名無しさん:2007/03/23(金) 00:59:27
芸能人じゃないんだから仕事場に取材入ってニコニコしてられるわけないだろ
テレビの人間てのはなんでああ傍若無人なんだ?
339名無しさん名無しさん:2007/03/23(金) 01:03:40
>>338
いや、カメラが入っていたということは
ジブリの許可を受けたからだろ。
鈴木、プロデューサー、制作、広報のいずれか(もしくは複数)の
許可は取っているはず。
高畑が許可を出してのに怒ったのか、許可を出していないので怒ったのかは
知らない。
340名無しさん名無しさん:2007/03/23(金) 05:12:57
ほかの人がなんか言ってたって高畑なら「ダメです」ってことになりかねん
341名無しさん名無しさん:2007/03/23(金) 15:49:31
その昔は武闘派でならした男だからな
342名無しさん名無しさん:2007/03/23(金) 19:29:39
>>341
その昔っていつよ?(笑)武闘派でならしてたなんて聞いた事ないけどな。
343名無しさん名無しさん:2007/03/23(金) 23:03:21
高畑の王道パターンは、親の庇護が得られない状態の可哀想な子供が健気に頑張る
というストーリーだよね。それが人の心をガッチリつかむということを分かってるから
そんな原作ばかり選んで作ってる。

ハイジ、マルコ、アン、節子、さらにじゃりん子チエも少しずれてるけどパターンには
引っ掛かってる。そうした基本プロットが底に流れていることで、大げさでなくても冷徹な
演出を積み重ねることで十分に観客の涙を絞り取れるということを考えているんだろうね。

逆に、可哀想な子供のプロットが基本にないと、途端に高畑マジックは消え去ってしまう。
良質なアニメだとは思っても観客が足を運ぶことは少なくなり、話題になることも自然と
なくなる。いつまでも同じパターンでやってるのはプライドが許さないから仕方ないんだ
ろうね。
344名無しさん名無しさん:2007/03/24(土) 01:19:12
観客の涙を絞り取ろうというスケベ根性は、高畑の場合希薄だと思うけど、確かに言われるように、
「親の庇護を受けられない状態の子供が健気に頑張る」ってのは、その通り、高畑の王道パターンだね。
言われて改めて気づきました。

駿も、親のいない主人公ってのは、沢山出すけど、高畑の主人公像の方が、何か影があるよな。
345名無しさん名無しさん:2007/03/24(土) 01:32:55
パヤオは後悔しているようだけど、
高畑は子育てに成功したのかな?
346名無しさん名無しさん:2007/03/24(土) 01:55:19
そりゃあ、自分が作った作品が、テレビで放映されす日は、テレビの前で正座させて見させたそう
だから、成功しとるだろう。

自分の親がそうだとしたらちょっとカナワンが・・・
347名無しさん名無しさん:2007/03/24(土) 13:33:11
>>344
パヤオも一緒にそれらの作品に関わっていたし、愛弟子としてそういうプロットを入れるように
しているんだろうけど、パヤオの主要なパターンは囚われの身の美少女を英雄が救い出す
っていうものだから、陰に隠れちゃってるね。
348名無しさん名無しさん:2007/03/25(日) 06:14:25
原作選んでるのは高畑なんかな
児童文学は好きだろうけど、なんか引き受け企画っぽい気がするんだが
出崎だって家なき子やってるわけだし
349名無しさん名無しさん:2007/03/25(日) 06:40:55
>>346
いや、そういう父親の方が子供はグレるw

吾郎は逆に、滅多に会えない父を理解しようとして
作品を見ていたようだけど。
350名無しさん名無しさん:2007/03/25(日) 15:26:01
《宮崎氏の対談より》
「たとえば、『となりのトトロ』という映画を見た人から手紙をもらって、
『うちの四歳の子供がとても喜んで、30回も40回もビデオかけて、その間はおとなしく見てる』
とか書いてあっても、実はちっとも嬉しくないんです。

テレビの幼児番組がありますが、音楽が欲しかったら親と一緒に歌ったりレコードをかけたりすればいい。
テレビに子守りをさせるのは止めて、そういうことをやれって言いたいんです。」

自分は育児放棄しといて手厳しいな。
351名無しさん名無しさん:2007/03/25(日) 16:26:28
スレ違いだなw
352名無しさん名無しさん:2007/03/26(月) 00:46:02
ごもっとも
353名無しさん名無しさん:2007/03/26(月) 05:29:08
子どもを主人公に立てるのは、社会のダメさを端的に表現しやすいからだよ。
いつの時代でも、最終的な負担は一番弱い立場に押し付けられる。それが子ども。
「観客の涙を絞り取れる」のは結果論に過ぎない。迫害された子どもたちの姿を
TVのニュースで見て、視聴者の涙を絞り取るのが目的だと>>343は考えるのか?
354名無しさん名無しさん:2007/03/27(火) 21:45:33
そりゃあ、「ある条件から欠落した子供」ってのを主人公にしなきゃあ、ドラマが始まらないだろう。
「充足してる子供」のドラマなんか、見たいと思うかい?
355名無しさん名無しさん:2007/03/27(火) 22:53:50
充足してるように見えて実はそうでない子どもなら、いまどき掃いて捨てるほど
存在している。
そんな時代に暮らしてるくせして「充足してる子供」というファンタジーを
無条件に受け入れられるらしい>>354の感覚こそ理解できん。
356ぼろ:2007/03/28(水) 00:14:19
高畑作品の批評って皆無でしょ。
宮崎作品みたいに飛翔とか少年と少女とか水とか風とかそういう特徴的な
映像/演出があまりないから語りにくい。せいぜいが「丹念な日常描写」
ぐらい。
ちょうど黒澤明や小津安二郎には特徴的な画面作りやモチーフが明確にあって
語り易いけど、成瀬巳喜男なんかはなかなかその魅力を言葉で語りにくいのと似ている
ように思う。
淡々とした画面の積み重ねがいつのまにか厚い感動となる感じは、それを
面白いと感じる観客の感性も試される。その良さを伝えにくいタイプの作家なんだろうな。


357名無しさん名無しさん:2007/03/28(水) 00:50:24
東京国際アニメフェアでの功労賞のブースを見てたら、
東映動画のなんかの長編のスタッフを描いた似顔絵があった
誰が誰だかわからんのだけど一人だけ何かをパクパク食っている人がいて
ああこれが高畑なのかとそれだけわかった
358名無しさん名無しさん:2007/03/29(木) 13:50:17
>>356
高畑作品の場合批評しても、作品の「絵解き」にしかならないからな
最近の批評家の傾向である作家の無意識のメタファーを読み解いてナンチャラカンチャラ
って批評家自身の個性を出したがる方向性からすると
高畑は旨味のない作家なんだろうね
批評が有っても高畑の思想的な部分に対する批判くらいしか無い
359名無しさん名無しさん:2007/03/29(木) 22:37:13
こういう流れは前にもあったな。
高畑は批評家の視点を先取りして撮る。監督である前に批評家だから。
高畑作品に対する批評は、どこまで行っても高畑の掌の上から脱出できない。
360名無しさん名無しさん:2007/03/30(金) 00:07:26
>>359
本当にそう思う。だから、高畑作品の魅力、奥深さを解読出来て、正確な批評を展開できる人
は、今の日本では、高畑本人しかいない。今は、ああいう作品の論評は、俎上にも上がらない。
彼の死後、ちゃんと解読する事が出来る人が出現して、正確な論評をしてくれるかもしれないね。
361名無しさん名無しさん:2007/03/30(金) 01:13:22
押井に対する批評も似たような不毛状態だぞ。

監督が映像(と台詞)で仕掛けたものをあらためて小難しい言葉で解説されても……と
いったものがほとんどだし。

押井が、「こんな批評されるんだろうな」とあらかじめ予想していたような
ことしか言われたことがない、と愚痴っていた。

362名無しさん名無しさん:2007/03/30(金) 04:03:38
押井は他人に語らせる前に自分で語っちゃうし、かなり理詰めで撮るから
批評の逸脱を許さない構造が作品自体に必然的に具わってしまうんだな。
それで自作に対する批評の不在を愚痴るのは自己撞着というものだろう。
363名無しさん名無しさん:2007/03/30(金) 17:21:28
それが自覚的かどうかはさておき、
作品に破綻や矛盾などのツッコミ所を用意するのも
観客を楽しませるという意味では一つの方法論だよな。
高畑や押井は、そういう表現を苦手にしていそう。
364名無しさん名無しさん:2007/03/30(金) 21:24:03
>>360
そうだな。高畑作品(名劇。ジブリ以降)の批評というか論評で、一番解りやすいのは、
彼が書いた「映画を作りながら考えたこと」だもんな。
365名無しさん名無しさん:2007/03/31(土) 03:59:49
>>353
高畑はそういった作品においてペッピーノのようにバケツに三杯泣かせることが出来たし
映画館で泣いたことが無かった俺も火垂るの墓では信じられないほどの涙を流したけど
それが目的だとは思ってないよ。また結果論でもないと思う。
派手な戦闘シーンやスポーツの対決やメカや魔法やなんかが出て来ない地味な作品で
子供達、あるいは大人も含めて観客を常に画面にひきつけておくための方法として
かわいそうな境遇の子供の物語が選ばれているんだろうな。
366名無しさん名無しさん:2007/03/31(土) 05:32:18
ハイジ・三千里・チエは高畑さんのところに持ち込まれた企画。
自分からやりたいと言ったわけではない。
367名無しさん名無しさん:2007/03/31(土) 10:20:17
持ち込まれて受けるかどうか決めるのは高畑でそ。
368名無しさん名無しさん:2007/03/31(土) 11:46:19
自分の世界に消化していくのも高畑。持ち込まれた企画だからといってやりたくなかったワケではない。
369名無しさん名無しさん:2007/04/01(日) 14:54:09
昇華
370名無しさん名無しさん:2007/04/06(金) 17:21:29
マジでチョソなんじゃないの?
パンドラスレのテンプレにまで使われてるし…

2 :名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] :2006/12/21(木) 11:19:36 ID:???0
検索方法(前スレの文例を改訂)

◆英語表記、日本語邦題のままで検索
 …みつからないときは↓
◆Yahooコリアで日本語のタイトルのまま検索
 ↓
 ドラマとかアニメのファンサイトが出てくる(例えば????(平成狸合戦ぽんぽこ)
 ※?????の部分がハングル文字
 ↓
 日本語タイトルの前のハングルをコピペ→パンドラでSearch

Yahooコリア
http://kr.yahoo.com/
371名無しさん名無しさん:2007/04/06(金) 17:49:16
巣に帰れよ
372名無しさん名無しさん:2007/04/06(金) 23:44:28
才能溢れる高畑がどこの国の人間かはどうでもいいと思ってるが
あさましい>>370が自分と同じ日本人でなければいいな、とは思う
373名無しさん名無しさん:2007/04/26(木) 02:37:34
374名無しさん名無しさん:2007/04/28(土) 14:23:39
魔美クン!
375名無しさん名無しさん:2007/05/04(金) 21:00:13
魔美だが? 何かね
376名無しさん名無しさん:2007/05/07(月) 22:12:33
236 名前:名無しか・・・何もかも皆懐かしい 投稿日:2007/05/04(金) 17:59:23 ID:???
>白石綾乃

>現在の活躍については不明だが一説によると、成長した彼女はコギャルとなり、
>その姿を見た高畑勲はショックを受けたという。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E7%9F%B3%E7%B6%BE%E4%B9%83
377名無しさん名無しさん:2007/05/07(月) 22:44:09
セリフを収録した時に高畑がいじめすぎたせいで
根性がひん曲がったんと違うか
378名無しさん名無しさん:2007/05/09(水) 04:27:21
ええ話や
379名無しさん名無しさん:2007/05/09(水) 17:46:07
どこの情報だよそれw
380名無しさん名無しさん:2007/05/09(水) 19:53:05
あれから20年になろうとしてるのか
節子ももう20代なんだな
セクスとかしてるんだろうなぁ
俺なんか未だに
381名無しさん名無しさん:2007/05/11(金) 00:28:16
>>380
妹と二人で洞窟に住んでるの?
382名無しさん名無しさん:2007/05/20(日) 13:00:52
熱風、休載か
383名無しさん名無しさん:2007/05/21(月) 01:41:32
なんですと?体調悪いんか?
384名無しさん名無しさん:2007/05/21(月) 20:44:36
ま、美術館の展示の仕事に時間とられたんだろう
385名無しさん名無しさん:2007/06/01(金) 01:38:58
なんという
過疎スレ!
386名無しさん名無しさん:2007/06/02(土) 17:02:47
高畑なんでアニメ作らんようになってしまうん・・・?
387名無しさん名無しさん:2007/06/03(日) 21:56:44
この前の深夜、中央線の電車の中で見かけたけど、なんかオレンジっぽい色してた。
車内もなんとなくオレンジっぽい感じだった。
窓の外で空襲が始まったらどうしようかと思った。
388名無しさん名無しさん:2007/06/04(月) 22:52:25
さっきやってた番組で新作予定だと
なんかとにかく一本やろうってだけで具体的にはなんも決まってなさそうだったが
389名無しさん名無しさん:2007/06/04(月) 23:03:14
構想はかなり練ってるって言ってなかったか。
今はスタッフの手もスタジオも空いてない。
390名無しさん名無しさん:2007/06/04(月) 23:06:11
「しばらく、実は 高畑勲って人がね、作品を作ってないんですよ
でこれね、理由がありましてね…
彼の構想だと描いてくれる(具体化できる)アニメーターがいない…〜」鈴木談

391名無しさん名無しさん:2007/06/04(月) 23:11:21
やけに高畑を持ち上げてると思ったらこんな爆弾がきやがったぜ
392名無しさん名無しさん:2007/06/05(火) 00:30:58
高畑さんの新作めちゃ楽しみや。
393名無しさん名無しさん:2007/06/05(火) 00:45:35
山田くん以来ホント世間的には音沙汰なしだったから
下手すりゃ「いや、当たり前のように高畑とか言ってるけどさ、一体誰だよ?」
ってな視聴者も少なからずいるんだろうか。
394名無しさん名無しさん:2007/06/05(火) 01:07:00
もう8年か…
395名無しさん名無しさん:2007/06/05(火) 21:06:42
8年ぶりと言っても公開となれば
ものすごく早いとしても2年後だろ。

まぁその折には山田くんをTVで放送してほしいな。
なーに10%も切る洋画だってたくさんあるじゃん?
なんなら月曜や水曜の深夜映画枠でもいいし。
396名無しさん名無しさん:2007/06/05(火) 21:54:19
火垂るの墓を公開まで封印して、放映だろうな
397名無しさん名無しさん:2007/06/06(水) 00:43:00
放映サイクルが二年に一回だから今年の夏くらいに放送されるかな>火垂る
で、再来年に公開に合わせて放送
398名無しさん名無しさん:2007/06/06(水) 01:34:01
>>393
世間は全然しらないでしょ。「アルプスの少女ハイジの監督のひと」って言えば
「あー」って言うだろうけどそれは言わなかったし。
399名無しさん名無しさん:2007/06/06(水) 02:26:56
つーか世間的にはハイジも宮崎アニメってことになっとる。
沈黙していたここ数年の不遇は本当に酷いもんだった。
400名無しさん名無しさん:2007/06/06(水) 11:59:55
高畑が三千里でフィオリーナを作らなければ
アニメにおける「感情のない少女」というキャラクターの登場は10年は遅れただろうな
そしたらエヴァの綾波やハルヒの長門も存在しなかった
401名無しさん名無しさん:2007/06/06(水) 22:15:25
「感情を表に出さない」
402名無しさん名無しさん:2007/06/08(金) 21:31:04
高畑は不遇には慣れてるよ。「太陽の王子ホルスの大冒険」から。ずつと不遇の人生じゃん。
403名無しさん名無しさん:2007/06/08(金) 22:30:02
なんか岩波で本出してたのね
404名無しさん名無しさん:2007/06/08(金) 22:50:57

高畑「宮さんが『パクさんは撮らなくていい長篇を2本も撮っちゃった。
もう長篇は撮らない方がいい』って言ったことがあるんですが、今は彼に
同じことを言ってあげたい気持ちですね」
405名無しさん名無しさん:2007/06/08(金) 23:00:36
そんなこと言ったのか?
406名無しさん名無しさん:2007/06/08(金) 23:40:18
まあ、押井守が10年前に言ってたように、彼らの歴史的使命は、終ってるね。晩年の映画は、
興行映画というより、作家的な趣味的な、黒澤明で言えば、「夢」みたいな映画を撮るような
段階に入ってる。

「プロフェッショナル仕事の流儀」での駿を見て、そう思た。
407名無しさん名無しさん:2007/06/09(土) 05:57:49
スレ違い
408名無しさん名無しさん:2007/06/09(土) 11:34:02
>>407
そうでもない
409名無しさん名無しさん:2007/06/09(土) 12:32:57
>>408
「プロフェッショナル仕事の流儀」に高畑監督は出てね〜し
高畑監督関係の話題も出てね〜よ
410名無しさん名無しさん:2007/06/09(土) 20:23:27
>>406は最初の3行が胆だろ。「彼ら」なんだから勲も入ってる。
最後の1行は付け足し。

だいたい、勲と駿を完全に分けて語るのはナンセンスだ。
こう書くとあの二人はいやがるだろうが、彼らは精神的双生児なんだから。
411名無しさん名無しさん:2007/06/09(土) 23:31:57
>406ですけど、スンマセン。そうですね。話してる趣旨は、>>410の方が仰ってるとおりですな。

フォロー有難うござります。
412名無しさん名無しさん:2007/06/10(日) 03:34:58
ジエンってうぜーなw

つか、最後の1行で最初の3行の事思ったんだろw
413名無しさん名無しさん:2007/06/10(日) 09:30:53
>>412には「押井守が10年前に言ってたように」と書いてあるのが読めないのか?

いいかげんテメエのプライド守るためにじたばたすんのヤメロ
414名無しさん名無しさん:2007/06/10(日) 22:04:33
>これこれ、争いはやめなされ。ワタシは、406だが、決して410では無いぞよ。
>410の人は、理性的に書いてくれてるじゃないの。>412は、自分の卑しい心根を反省なされい。

415名無しさん名無しさん:2007/06/11(月) 16:12:46
わざわざ文法真似たりageてジエンしてるんかw
416名無しさん名無しさん:2007/06/11(月) 16:38:57
文法って・・・・

国語の成績悪かったろ>415
417名無しさん名無しさん:2007/06/13(水) 23:08:39
高畑さんの新作が観たい
418名無しさん名無しさん:2007/06/14(木) 15:56:41
>>415の文法って
日本語に少しだけ似てる
419名無しさん名無しさん:2007/06/14(木) 17:04:47
ジエン臭い
420名無しさん名無しさん:2007/06/15(金) 00:17:48
>>415 ジエンしてるんかw
>>419 ジエン臭い

ジエンだな
421名無しさん名無しさん:2007/06/15(金) 10:19:31
高畑さん長編の監督から逃げまくってるみたいね
年齢を考えたら当然かもしれないが…
422名無しさん名無しさん:2007/06/15(金) 16:24:09
やってもあたら余命を縮めるだけで、伸ばすことには絶対ならないからな
423名無しさん名無しさん:2007/06/15(金) 21:55:22
しかも、やれば周囲のほとんど全員から恨みを買うことになるしさ。
あの齢になって自覚してなきゃ、そっちのがよっぽどおかしい。
424名無しさん名無しさん:2007/06/15(金) 22:50:12
マジで高畑さんの新作みたい。
高畑さんの作品は味があって好き。
平家物語作りたいとかむかし雑誌でいってたけど
実現するかなー。
425名無しさん名無しさん:2007/06/16(土) 05:08:14
>>424
この前の番組で鈴木Pが具体化が難しい構想って言ってたから
もしかしたらそれかもしれないな
426名無しさん名無しさん:2007/06/16(土) 14:12:29
たぶん準備してるんだろーけど
山田路線にはならないかな。
427名無しさん名無しさん:2007/06/17(日) 02:29:49
長篇の遺作が山田くんというのは何としても避けたい
428名無しさん名無しさん:2007/06/17(日) 09:06:42
僕は、今まで彼が監督してきた作品を、整理して、見直して欲しい。

「太陽の王子ホルスの大冒険」
「アルプスの少女ハイジ」
「母をたずねて三千里」
「赤毛のアン」
「じゃりん子チエ」
「火垂の墓」など、など。

それも、ちゃんとした論評というか、解説を加えてね・・・。

駿の作品にあれだけ膨大な論評が出来るんだったら、高畑作品に対しても、出来るだろう・・

発表当初は、ほとんど評価されていなかった作品も、一部の研究者の努力によって、
光を当てられる例ってのは、多い。

彼の監督してきた作品を時系列的に、整理して、解説したようなモノを見たいね。

正直、これからイイ作品作れるとは、思わない。

彼の人格と同じく、彼の作品は、「研究」していく事に意義があると、思うんだけどね。

駿の作品は、散々論評されてきたから、正直、お腹いっぱいですな。
429名無しさん名無しさん:2007/06/17(日) 12:57:50
高畑作品は論評しにくいんだよ
なぜなら監督自身が自分の作品の構造に自覚的で
無意識的領域が無いからね
ただの答え合わせになっちゃう
間違ったら評論家の方が恥掻くだけでリスクが大きい
430名無しさん名無しさん:2007/06/17(日) 16:12:55
狸合戦ぽんぽこは泣ける。
悪戦苦闘した末のラストに涙。
高畑さんの作品は泣ける作品が多いと思う。
431名無しさん名無しさん:2007/06/17(日) 16:22:43
ホルスは例外的に語られてきたかな。
それ以外はまとも論評は皆無。
432名無しさん名無しさん:2007/06/17(日) 20:28:47
>>429

まあ、確かにそれは言えるね。自分の作った作品に関しては、演出のあらゆる面に、「そうなるべき」理由と理屈が考えてあって、
たまに、自分の演出した作品の論評なんか読むと、「そこまで考えてあるのか!」と唖然とするもんね。

「映画を作りながら考えた事」って本読んでも、例えば「赤毛のアン」なんか、質問者の質問のセンスもいいし、「いいとこ突くナア」
と思うんだけど、対する高畑勲の返事ってのが、あらゆる面で、完璧っていうか、自覚的で、質問者がタジタジとしてた、ちゅうか、
可哀想だったもんね。

ちょっとやそっとの人では、論評できないかもしれないね。
433名無しさん名無しさん:2007/06/17(日) 22:04:45
押井と高畑作品には評論がいらないだろ。
監督のインタビューがあればそれでいいのだからw
434名無しさん名無しさん:2007/06/17(日) 22:49:05
押井はあれで結構感覚で作ってるとこあるからまだいける
435名無しさん名無しさん:2007/06/18(月) 23:17:19
それでも評論するのが評論家
436名無しさん名無しさん:2007/06/19(火) 20:36:37
特に、名劇の3作。

「アルプスの少女ハイジ」
「母をたずねて三千里」
「赤毛のアン」

この作品の論評なんて、ほとんど無い。まあ、放映されてた頃は、子供のアニメを評価するなんて
風習自体が無かったけど、ジブリ以降の作品の論評は、多々あるけど、名劇3作に対する論評が
皆無に近いのは、寂しい・・・・・。

437名無しさん名無しさん:2007/06/20(水) 15:19:55
平成狸合戦ぽんぽこで言いたいことは全部言ったんじゃね?
超名作
438名無しさん名無しさん:2007/06/20(水) 23:08:17
高畑監督を唯一まともに論評してるのが高宮研究所の叶さんでしょ。
別冊コミックボックスの「山田くん」の特集号での「高畑演出はこうして生まれた。」は
読んでいて面白かったし、研究所名が「高畑」が先にきているところに、
高畑監督へのリスペクトがあるんだろう。
でも、そんな叶さんでも執筆依頼が宮崎監督に関することが圧倒的に多いようで、
やはり高畑監督に関する論評の方が少ない。
「宮崎駿全書」があるのだから、「高畑勲全書」も出してくれないかなあ・・・。
439名無しさん名無しさん:2007/06/20(水) 23:28:17
高畑関連の本と宮崎関連の本じゃ
多分十倍以上売れ行きが違うだろうから無理も無い
440名無しさん名無しさん:2007/06/21(木) 00:03:09
高畑さんの作品はやくみたい。
441名無しさん名無しさん:2007/06/21(木) 04:23:30
若い世代だと高畑さんの作品は知ってても
名前知らなかったりしそうだよね…
逆に作品を見た事が無かったとしても
宮崎さんの名前は知ってそう。
442名無しさん名無しさん:2007/06/22(金) 06:48:56
>>438
叶氏の「宮崎駿全書」は担当原画の間違い、評論に関するヒステリックな個人的な意見など、
実にかっがりな内容だった。内容のほとんども当時のアニメージュを読んでればわかることばかりだし。
高畑氏の場合、アニメ雑誌など、既出情報がないから確認のしようがなく
もし「宮崎駿全書」のように間違いが多い本を出されると、それが事実になってしまうのが恐い。
443名無しさん名無しさん:2007/06/22(金) 10:44:51
>>442
オマエ、映画板のポニョスレでも言ってたな
その担当原画の間違いって何処なんだよ?
どの作品の何処だが言えよ
444名無しさん名無しさん:2007/06/22(金) 19:00:20
>>442は叶氏にダメ出しをされた論評を書いた人間だなw
445名無しさん名無しさん:2007/06/22(金) 22:30:56
https://www.nhk.or.jp/animeyawa/mes/index.html
BSアニメ夜話第8弾 (各日深夜24:00〜24:55放送[BS-2])
  6月25日(月)放送 「母をたずねて三千里」(1976年/監督:高畑勲) ←
  6月26日(火)放送 「装甲騎兵ボトムズ」(1983年/監督:高橋良輔)
  6月27日(水)放送 「時をかける少女」(2006年/監督:細田守)
  6月28日(木)放送 アニメ夜話番外編「精霊の守り人」(2007年/監督:神山健治)
446名無しさん名無しさん:2007/06/22(金) 23:05:18
>>442はどうせ
例の2chなどで情報集めて
パヤオのアンチ本出版した香具師だろう…。
447名無しさん名無しさん:2007/06/22(金) 23:12:59
パヤオのアンチ本なんて出てるのか?
448名無しさん名無しさん:2007/06/23(土) 19:23:36
ハイジと三千里とアンどれがいいと言われると
ハイジかな。チーズが好き。
449名無しさん名無しさん:2007/06/24(日) 15:03:22
俺も個人的な嗜好でいけばハイジが一番なんだが、
高畑の力量に一番関心させられるのは三千里だな。
450名無しさん名無しさん:2007/06/24(日) 17:18:51
高畑さんと宮崎さんって仲いいのかな?
また高畑さんと宮崎さんと組んで
世界名作劇場つくってほしいな。この2人のコンビ作品はもうありえないかな?
赤毛のアンとか面白いと思うよ。
アンの成長とかオープニング曲もいい。
451名無しさん名無しさん:2007/06/24(日) 19:18:54
>450
それは無い。赤毛のアン位の時に、演出方針の違いで、互いに距離を置いてる。
お互い尊敬し合ってるだろうけれど、共同で作品を作るのはありえない。

年齢的にも、キャリア的にも、そういう時期は、とうに過ぎてる。
452名無しさん名無しさん:2007/06/24(日) 23:17:03
ナウシカ、ラピュタみたいに
宮崎がメインでも高畑がサポートすると
面白いことになるんだけど、トトロ・墓以来
それもないな。
453名無しさん名無しさん:2007/06/24(日) 23:53:53
>>451
パヤオが抜けてからのアンは、映像のクオリティーが低下してるよな。
アンの空想シーンもしょぼくなってるし、止め絵が多用されたり、
コマ送りのような不自然な作画が増えたり。
454名無しさん名無しさん:2007/06/25(月) 17:14:55
今日のBSアニメ夜話、ゲストは小田部さんだそうですよ
455名無しさん名無しさん:2007/06/25(月) 19:02:37
結局、>>442>>443の質問に答えられずに逃亡かw
456名無しさん名無しさん:2007/06/26(火) 01:42:44
>>450 ど素人かよ
457名無しさん名無しさん:2007/06/26(火) 14:28:32
ごめん。ただまた2人で組んだら面白そうだと思った。
ありえないかもしれんが(^^)
458名無しさん名無しさん:2007/06/26(火) 19:44:29
気分転換にブラックアニメの製作はいかがでしょうか?

題名:勲の冒険日記
内容:@携帯にパヤオから突然、「成田へ行け!」と連絡が入った。
詳しい事情を教えてくれず、とにかく行け!の一点張り。大事らしいので、とりあえず空港へ。
到着すると、また指示。「右へ行って、左折して、そのまままっすぐ。」
はあ?でも、スパイ映画みたいでちょっとワクテカ。
すると、背後から灰色の紳士達が現れて拉致された。アイマスクを付けられて、じゃがいも袋に入れられた。
459名無しさん名無しさん:2007/06/26(火) 19:47:02
A・・・・ふと気づくと飛行機の中で目覚めた。どこに向かってるのかわからない。
パヤオに嵌められて、俺は殺されるのかと悔し泣きをしていると・・・・。
灰色の紳士達が登場。勿論グラサンしてるから誰なのか見当もつかないが、多国籍軍みたいだ。
自分だけでなく、可憐な子供達も拉致されている。可愛そうだ。
到着したら、隙を見計らって子供達と一緒に逃げよう。とりあえず今は穏便に済ませるために大人しく・・・っと。

460名無しさん名無しさん:2007/06/26(火) 19:48:14
B飛行機がどこかに到着して外に出ると、迎えてくれたのは信じられない事にクリントン大統領だった。
あまりの驚きに茫然自失。子供達はリーマンブラザーズに連れて行かれた。
飛行機にはフェデックスと書いてある。
口をあんぐりさせてるとクリントンと通訳が近づいて、事情を説明するからホテルに行こうと言われた。
ホテルに着くと、パヤオが手を振っていた。
色んな話を聞いてる内に、相手が米じゃとても敵わないから灰色の紳士達の仲間になる決意を固めた。
それにしても、リーマンブラザーズは子供達を吸い尽くした後、収容所へでも連行するのだろうか・・・。
罪悪感も少しはあるけど、俺だって命が惜しいし、勝ち組になりたいんだ。
461名無しさん名無しさん:2007/06/26(火) 20:31:16
全然おもしろくね
462名無しさん名無しさん:2007/06/27(水) 18:16:20
アニメ夜話はどんな感じやったん?
463名無しさん名無しさん:2007/06/27(水) 20:26:17
食いたりん。宮崎駿と、高畑勲。深沢一夫に来てもらうべきだったでしょう。

まあ、来ないだろうが・・・・・・
464名無しさん名無しさん:2007/06/27(水) 23:27:43
高畑勲(無職)
465名無しさん名無しさん:2007/06/28(木) 07:29:34
アニメ夜話、ぬるかったな。
466名無しさん名無しさん:2007/06/29(金) 00:17:17
本人が生きてるうちはダメだろう。
467名無しさん名無しさん:2007/06/30(土) 15:42:36
計算過ぎて語りづらいじゃないの?
ハイジの1話や2話なんか、あれ以上に作り尽くすものはないけど、語るところもないな気がしないでもない…
468名無しさん名無しさん:2007/06/30(土) 19:44:42
ハイジのブランコは長すぎ。
469名無しさん名無しさん:2007/07/01(日) 00:41:53
軌道ブランコだからな
470名無しさん名無しさん:2007/07/01(日) 01:20:34
あの殺人ブランコのことか?よくパヤオに怒られないよね…
471名無しさん名無しさん:2007/07/01(日) 06:23:33
怒られるわけねえじゃんw
472名無しさん名無しさん:2007/07/02(月) 01:34:35
アニメはむかしの方が面白いと思う。
もちろん面白いのもあるけど
今のアニメ技術は進歩してるんだろうけどなんか物足りない。
世界名作劇場はいまのアニメよりずっと奥がふかいと思う。
ハイジのチーズやブランコ含めて。
473名無しさん名無しさん:2007/07/02(月) 02:01:41
例えの話なんですが、高畑さんはジブリ経由以外の仕事する気はないのかな?
今じゃただ鈴木にハメられて、シュンのブランドに喰われて、なんかちょっと寂しい感じがする
アニメの大御所だし、他の仕事人と一緒にやっても自分のスタンドを損なわないじゃん
何時までも同じスタッフに頼っても若手は育たない
474名無しさん名無しさん:2007/07/02(月) 04:52:03
>>472
君が年をとっただけだよ
475名無しさん名無しさん:2007/07/02(月) 06:41:00
>>472はむかしの方が面白いと思う。
もちろん面白いレスもあるけど
今の煽り技術は進歩してるんだろうけどなんか物足りない。
ニフティやPC-VANはいまの2ちゃんよりずっと奥がふかいと思う。
ID晒した書き込みや従量制の課金も含めて。

って言われたら、君は楽しいかね?
476名無しさん名無しさん:2007/07/02(月) 06:43:37
>>473
それができるものなら
もうとっくにやってると思わないか?
477名無しさん名無しさん:2007/07/03(火) 00:05:34
高畑スレだけに理屈っぽいやつが多いなw
478名無しさん名無しさん:2007/07/03(火) 03:28:46
>>473
> 自分のスタンドを損なわないじゃん
ジョジョの読み過ぎですね
479473:2007/07/03(火) 11:29:51
うわあ、恥ずかしいです! スタンスだ、ごめんなさい…
480名無しさん名無しさん:2007/07/04(水) 01:41:25
スタンスを自由自在に変えられない人だからジブリ以外で撮れなくなったわけだが。

スタンド・アローンでコントロール不能な演出家など無意味……、かな。
481名無しさん名無しさん:2007/07/05(木) 00:27:54
宮崎作品の場合、鈴木のコントロールが効くのにたいして
高畑作品は鈴木のコントロール外にあるからでしょ。
482名無しさん名無しさん:2007/07/05(木) 16:22:03
コントロール外にあるなら、なぜぽろぽろや山田君を撮ることになったのかね?
483名無しさん名無しさん:2007/07/05(木) 22:06:55
ぽろぽろを山田君といっしょにするな
484名無しさん名無しさん:2007/07/06(金) 01:18:37
一緒にする理由があるんだが、>>483は知らないようだね
485名無しさん名無しさん:2007/07/06(金) 21:31:20
なんか新刊だしたのか
486名無しさん名無しさん:2007/07/06(金) 23:32:49
山田くんは映画館でみたけどおもしろいと思ったけどね。
山田くんのパパが月光仮面になるのとか面白かった。ただ2時間はながいのと、
作品は山田くんじゃない他の作品で水彩画タッチでもよかったと思う。
487名無しさん名無しさん:2007/07/07(土) 04:29:04
けど高畑のことだから山田くんじゃないといけないなにかがあったんだろうな
488名無しさん名無しさん:2007/07/08(日) 00:41:23
高畑の企画が全然通らない時期に鈴木が出してきたのが
やまだくんの企画だった、という経緯がある。

考えてみるといくら鈴木がいしいひさいちファンだからって、
もののけ姫の後にやまだの企画をスポンサーに通したっていうのは
考えてみると異常な事態だな。
489名無しさん名無しさん:2007/07/08(日) 01:35:11
山田の企画書の説得力は異常。

パクさんの文章読むと本物の天才だなぁと思う。
490名無しさん名無しさん:2007/07/08(日) 01:41:41
大秀才のように認識しがちだけど、確実に一線越えた才能だよなぁ。
491名無しさん名無しさん:2007/07/08(日) 02:01:07
そういやテレビアニメにもなってたよな山田くん
492名無しさん名無しさん:2007/07/08(日) 02:04:13
てかファンタジーを否定したパクさんにこそ、もう一度ファンタジーを撮ってもらいたいなぁ。

ゲドも3・4巻が題材なのだったら、パクさんにやらせてたらどんな凄い作品になっただろうかと…。
493名無しさん名無しさん:2007/07/08(日) 02:25:24
ファンタジーの過剰な露出、耽溺が、現在のオタクや、ニートみたいな人種を生み出す事を加速させているという認識が
ある以上、彼の理性は、そういうモノを生産する事を由としないだろう。
494名無しさん名無しさん:2007/07/08(日) 03:06:01
>>489
それ、どこにあるん?
495名無しさん名無しさん:2007/07/08(日) 03:15:48
>>494
今手元にはないがComic Boxの「となりの山田くんを読み解く」とか
徳間の「映画を作りながら考えたことII」とかだと思う。

軽くググッてみたけど、ネットには転がってないっぽいね。
496名無しさん名無しさん:2007/07/08(日) 03:27:58
ぜひ概要を書いてくれたまえ、ひひひ^^;
497名無しさん名無しさん:2007/07/08(日) 13:05:18
色んなメディアで言ってたんで、概要は聞いたことあると思うんだが、
「今必要なのは癒しではなくて慰め」だとか
「この変化の激しい時代を生き抜くための指針として、皆色々真面目に語ってきたけど、
本当に今という時代を乗り越えるために必要な能力は『テキトー』の精神なんじゃないか」とかそんな感じ。
498名無しさん名無しさん:2007/07/08(日) 13:09:43
なんだそれ?解説してくれないか?慰めってあの映画の中にあったけ?
499名無しさん名無しさん:2007/07/08(日) 15:29:42
>>489
理論家ではあるけど天才とは言えないね
500名無しさん名無しさん:2007/07/08(日) 15:37:39
理解不能な作品を作るタイプの天才ではないね。

陳腐な言い方だけど「子供から大人まで」ちゃんと理解できるような
作品を作る秀才。
501名無しさん名無しさん:2007/07/08(日) 19:06:11
理詰めなんだよ。
天才の閃きとは別物。
502名無しさん名無しさん:2007/07/08(日) 20:35:01
むしろ職人だと思うなぁ‥
大傑作と賞賛される事は無いけれど安定した作品を撮れる…
503名無しさん名無しさん:2007/07/08(日) 22:12:25
高畑は天才だと思うよ。だけどそれを理解するためには、見る方にも、余程の教養がいる。
504:2007/07/08(日) 22:30:22
読点の使い方の教養が無い香具師が言うなw
505名無しさん名無しさん:2007/07/09(月) 02:51:23
教養がいるか?
100%は無理としても、誰でも80%は理解できるような
作りになっているぞ。
506名無しさん名無しさん:2007/07/09(月) 03:33:41
もう作らせてもらえないだろうな
507名無しさん名無しさん:2007/07/09(月) 10:37:55
高畑アニメは無教養な労働者(あるいはその子供)を啓蒙する為に作ってあるから
簡単(全て言葉で説明する)
508名無しさん名無しさん:2007/07/09(月) 11:44:33
赤毛のアン見て泣いた
いいわぁ…
509名無しさん名無しさん:2007/07/09(月) 12:41:16
アンは優等生すぎ
510名無しさん名無しさん:2007/07/09(月) 23:01:27
>>507
台詞がかなり省略されていたり圧縮されていたり
台詞が少ない演技のシーンとか多いことが
わかっていないだろう?
511名無しさん名無しさん:2007/07/10(火) 14:14:29
うん、セリフが少なすぎる気がする
間を読んでくれよと言わんばかりだ
512名無しさん名無しさん:2007/07/10(火) 21:23:02
ぽんぽこで全部セリフで説明しようとしている所が駄目だと
評論家から酷評も
513名無しさん名無しさん:2007/07/10(火) 23:05:55
>>510
そこはキャラの違いによって演じ分けすると思う
例えばハイジは動きで演技するキャラ、たいしておんじは話で演技するキャラ
514名無しさん名無しさん:2007/07/11(水) 00:04:16
>>512
その評論家はたぶん、講談や落語を知らないんだな。

なんで落語家などをキャスティングしたのか
考えればわかるだろうに。

515名無しさん名無しさん:2007/07/11(水) 00:34:46
>>514
劇中はまだいいのに、最後のあれはちょっと酷すぎと思わないのか?
516名無しさん名無しさん:2007/07/11(水) 02:37:28
匂わす程度で良い様な軽いテーマじゃないしな。

まぁ、自分や自分の子ども達を取り巻く世界がどうなろうと知ったこっちゃない人からすれば、
タヌキを通じて見る深刻な状況より、映像制作に関する小手先のテクニックの使い方の方が
よっぽど重要だってのも、相当きつい話だわな。
517名無しさん名無しさん:2007/07/11(水) 14:42:10
>>515
最後に冷めるようなことをして
観客に冷や水ぶっかけるのは
ぽろぽろもいっしょだしなぁ。

最後の「説明」は確かにひどいけど、
なんか感情移入していい気分になる映画を繰り返し
批判していた畑の意図を考えるとわからなくもない。
518名無しさん名無しさん:2007/07/11(水) 19:52:36
ttp://www.ghibli-museum.jp/azur/critique/
「アズールとアスマール」
日本語版監修・翻訳・演出 高畑勲
7月21日(土)ロードショー
519名無しさん名無しさん:2007/07/18(水) 22:43:52
最近ハイジ見てるんだけどやっぱおもしろいよ。
また高畑さん名作劇場やってほしい。
520名無しさん名無しさん:2007/07/18(水) 23:23:01
>>486
私も山田君面白いと思ったけど逆に月光仮面のとこはやだった。
何気ないエピソードの数珠つなぎでいいのに〜って思っちゃった。
521名無しさん名無しさん:2007/07/19(木) 01:16:19
486だけど。
あれはいいとおもうんだけどな唯一?劇画になるし月光の歌もいい。
つなぎで思うのはおもひでぽろぽろが子供編だけのつなぎならどうなってただろう
と思う。
522名無しさん名無しさん:2007/07/19(木) 19:47:06
山田君にディズニーが出資してたってほんと?w
523名無しさん名無しさん:2007/07/20(金) 08:22:36
思い出で、あんなふうに「5年生のときのことだけ」思い出すのって、ものすごく不自然でイヤだった。
524名無しさん名無しさん:2007/07/20(金) 21:33:36
>>519
残念ながらパクさんが名劇をやる事は金輪際ないでしょう。
自分のやりたい事と合わなくなったから降りたわけだからね。
それに日本アニメーションとの仲も良くないしね。
525名無しさん名無しさん:2007/07/20(金) 21:35:25
もう70か
そろそろだな
526名無しさん名無しさん:2007/07/21(土) 00:20:40
なにが
527名無しさん名無しさん:2007/07/21(土) 00:27:44
うん。そろそろだ。
528名無しさん名無しさん:2007/07/21(土) 03:15:49
高畑は80越えてからが本番
529名無しさん名無しさん:2007/07/21(土) 04:41:41
なわけねーだろ
530名無しさん名無しさん:2007/07/21(土) 13:20:52
>>528
じゃあ今までは何なんだ
ウォーミングアップかよw
531名無しさん名無しさん:2007/07/23(月) 21:41:31
>>530
前戯
532名無しさん名無しさん:2007/07/23(月) 23:23:59
都知事になってくれよ高畑
533名無しさん名無しさん:2007/07/24(火) 06:04:43
公約:まず、多摩ニュータウンを自然に戻して狸たちに返還します!

理屈と公約はどこにでも付く
534名無しさん名無しさん:2007/07/24(火) 22:43:55
高畑は進化を否定してる訳ではないよ
ただ忘れてはいけないと言ってるだけだ
535名無しさん名無しさん:2007/07/24(火) 22:51:20
高畑さんの新作映画観たい!!
536名無しさん名無しさん:2007/07/25(水) 00:07:57
悲しいけどゴローの新作が出る可能性より低い
537名無しさん名無しさん:2007/07/25(水) 00:27:21
平家物語作って欲しいな
538名無しさん名無しさん:2007/07/25(水) 00:34:52
いや、ここで坂の上の雲だな
539名無しさん名無しさん:2007/07/25(水) 00:42:15
ぽんぽこは現代版平家物語
540名無しさん名無しさん:2007/07/25(水) 00:55:23
いや、鈴木社長がそろそろ高畑で行くって番組で言ってたお。

http://jp.youtube.com/results?search_query=get2yoru+%E5%AE%AE%E5%B4%8E%E9%A7%BF&search=%E6%A4%9C%E7%B4%A2
541名無しさん名無しさん:2007/07/25(水) 01:01:24
ガンガン行こうぜ!
542名無しさん名無しさん:2007/07/25(水) 01:08:39
>>540
鈴木は以前も似たような発言でファンを戸惑わせたことがある。
宮崎次回作についても発言が一貫していないからなぁ。
543名無しさん名無しさん:2007/07/26(木) 03:24:56
今回は高畑もいくぜみたいなこといってる。期待はもてるのではないか。
544名無しさん名無しさん:2007/07/26(木) 03:41:41
今日NHKで95歳の舞台監督かなんかのドキュメントやってたな。
ぜひ高畑宮崎もずっと監督やってて欲しいな。
ジブリはあと30年は戦えると。
545名無しさん名無しさん:2007/07/26(木) 04:41:07
あまり使いたくない言葉だが、それは老害というものだ。
自分で気付かないほど愚かな人でないのが救いだと思うが。
546名無しさん名無しさん:2007/07/26(木) 10:18:37
北斎は最晩年に龍虎の傑作を生み出してるだろ
547名無しさん名無しさん:2007/07/26(木) 12:15:01
反論になってないな。
高畑が北斎の生れ変りだとでも言いたいのか。
548名無しさん名無しさん:2007/07/26(木) 21:16:57
それもそうだが、やっぱり現状ではパヤオのアニメよりパクさんの見たい
549名無しさん名無しさん:2007/07/26(木) 22:16:39
山田君を見たが、俺には教養がないせいか、つまらなかった。
コンビニや公園に家庭ゴミを捨てに行ったり、
他人の家の塀を投てき板にしたり、
70歳の母があと30年生きられるかな、と言うのを聞いて娘が卒倒して
それを母が無視したり。
飼い犬が常にシニカルで冷ややかな目で人間を見ていたり、
わからないし、笑えない。
俺のような初心者向けの作品ではなかった。
550名無しさん名無しさん:2007/07/27(金) 00:02:18
>>546
老害とかあんまり考えたくないけど、
害というのは一人でやるものには当てはまらなくて、集団作業だからこそ他人を害するということではないかな?
551名無しさん名無しさん:2007/07/27(金) 00:32:54
高畑さんは害にならない気がする。
552名無しさん名無しさん:2007/07/27(金) 01:20:08
社長なり役員としてスタジオ・会社に君臨しているならまだしも
数年に1回映画を作るだけだけなら労害ではないでしょ。

ベテランがいると新人演出家が育たないというけど、
ジブリはもう演出家育成をあきらめているし。
553名無しさん名無しさん:2007/07/27(金) 02:42:39
若手が担当してる作品に、頼んでないのに横からしゃしゃり出てきて
あーでもないこーでもないと口を出し、現場を混乱させるなら老害だけど・・・

あれ?
パヤ・・・
ん???
554名無しさん名無しさん:2007/07/27(金) 02:59:54
高畑氏は理論派で辞める時は理由を付けてきっぱり辞めそう。
問題はパヤオ、「俺は引退だ〜」なんて言い出してからどれ位経つ?
筑紫哲也との対談でももののけできっぱり辞めりゃ良かったなんて言ってるけど
本心はどーだかわからん。
まだ若い者に負けやせんと世話の焼ける典型的な御老体になりつつある。
555名無しさん名無しさん:2007/07/27(金) 03:01:56
宮崎は息子使って外れだったのが許せん
556名無しさん名無しさん:2007/07/27(金) 03:32:44
>パヤオ引退発言

俺が知ってる限り、ナウシカ絵コンテ集に寄稿されてる押井の文章
(ちなみにこの文ではコナンをメインに話を展開してる)の時点で

「聞けば性懲りもなくまた監督引退を叫ばれているようですが・・・」って表記がある。

ここから推測するとおそらく、初監督作品を完成させる以前の段階から
「監督引退」を叫んでいたって事じゃないかね?
557名無しさん名無しさん:2007/07/27(金) 04:31:30
>>544
新藤兼人知らないのか。有名な映画監督だよ
558名無しさん名無しさん:2007/07/27(金) 07:16:46
http://jp.youtube.com/watch?v=rEGc8ckZs4Y

今見つけた。
引退はとてもまだまだ見たいダナ。w
559名無しさん名無しさん:2007/07/27(金) 21:11:43
パヤオきもいな…ロリコンであることに恥を感じないのか?
560名無しさん名無しさん:2007/07/28(土) 00:53:07
パクさんが「河童のクゥ」に賛辞寄せてて久しぶりにちょっといい気分になったよ。
やっぱ巨匠は後進にエール送ってやらんと。

パヤオ・・・orz
561名無しさん名無しさん:2007/07/28(土) 01:14:02
高畑は相変わらずシャンとしたジジイだな
今月の熱風のミッシェル・オスロとの対談もよかった
562名無しさん名無しさん:2007/07/28(土) 01:20:10
>>560
ああいう「リアルな日常描写+感情移入+泣き」
というタイプの作品に、高畑は近年批判的なんじゃなかった?
563名無しさん名無しさん:2007/07/28(土) 06:28:07
原恵一はリアルとアニメ記号の泣きを逆転させるのがうまいから・・・
他の監督じゃほめるの無理っぽかったと思う。
564名無しさん名無しさん:2007/07/28(土) 14:22:33
>>558
ワロタ
565名無しさん名無しさん:2007/07/29(日) 21:16:01
>>558
この柊瑠美って子はまるで昭和30年代からタイムスリップしてきたような子だな。
リアルじゃゼッテーいないだろ。やっぱり鈴木社長がパヤオの趣味に合わせてプロデュースするわけ?
566名無しさん名無しさん:2007/07/31(火) 13:41:29
>>565
柊は「すずらん」でちょいとした知名度はあったからね。
鈴木はNHKをよくチェックしてるから。
567名無しさん名無しさん:2007/08/01(水) 16:28:15
押井は「アンカー」の時に高畑とストーリー展開の仕方について大喧嘩して
作品を頓挫させた経験があるし、庵野同様、高畑の事をマジで嫌ってそう
リアルで仲の悪い奴を批判したらでシャレにならんから
ほとんど何も言わない
568名無しさん名無しさん:2007/08/01(水) 17:25:39
しかしアンで演出の勉強したんだから恩義は感じてるはず

宮崎のことは批判する価値があるからこそ事あるごとに何か言う
高畑を批判してもメリットがないから何も言わない
という判断
569名無しさん名無しさん:2007/08/01(水) 18:29:56
押井はオタク的所存のパヤオのほうが性に合うんだろうね。
庵野は製作のスタイルからしてぜんぜん違うわけだし。
570名無しさん名無しさん:2007/08/01(水) 20:05:41
高畑の美術作品へのこだわり。あれはオタク以外の何物でもないと思うが。

たしかに庵野は「高畑さんはこわい人です」「あんな悪人見たことない」と言ったが
だからといって必ずしも嫌ってることにはならない。その談話を高畑が目にする
可能性があると知りながら言ったわけで、ある意味、敬意を表しているとも言える。
571名無しさん名無しさん:2007/08/02(木) 00:32:28
572名無しさん名無しさん:2007/08/02(木) 00:39:21
> その談話を高畑が目にする
> 可能性があると知りながら言ったわけで、

高畑がクイックジャパンを読む可能性を考慮していたとは
思えないがw
573名無しさん名無しさん:2007/08/02(木) 00:56:02
574名無しさん名無しさん:2007/08/02(木) 01:18:15
575名無しさん名無しさん:2007/08/02(木) 07:36:28
>>572
第三者が高畑に伝える可能性が高い
576名無しさん名無しさん:2007/08/02(木) 09:04:39
インタビューで喋るということは
本人の耳に入る可能性を考慮してるということですよ
577名無しさん名無しさん:2007/08/02(木) 09:20:06
押井もそうだけど業界「悪人」風説はいろいろと話をそそりやすい
からさ。「善人である」より面白いし。
言っちゃってる人間もかなりしたたかなんだけどw
578名無しさん名無しさん:2007/08/02(木) 10:14:17
マジな話、監督という仕事は悪人でなければやれないって事実を
庵野は高畑から学んでる
579名無しさん名無しさん:2007/08/02(木) 13:29:15
ここで話されてることのほとんどが初耳なわけだが。

「赤毛のアン」大人になってから見ると感動するな。
何気ない台詞の間やしぐさの中に言外のニュアンスが含まれていて、それが
作品世界の人々の生活実感とか感情とかを表現することで、ストーリー
そのものを読むよりも深く「生きている人間」みたいなのが感じられる。
客観に徹することで人物一人一人の主観に入り込めるというか。
どうでもいい脇役で、台詞がほとんどない役でもそう。

最近のアニメは、なんか深いこと表現してるように見せかけてても、
主人公が作者の自己中哲学代弁者で、まわりの脇役はそれに感動する役
・無理解な役とか、あらかじめ設定された構図の中に役割を与えられた何か
になっちゃってる。あるいは登場人物全員作者の鬱屈した感情代弁者とか。

話の中に、生きて日常生活してそのなかでものを考えてる人間がいないんだよ。
高畑のが必ずしも唯一のストーリー作成手法てわけじゃないけど、周囲の人間
関係の精神的自己中化と単純化って、世界観とかよりも、オタ的な現実逃避
ストーリーの特徴ではないか、と思う。
580名無しさん名無しさん:2007/08/02(木) 14:49:55
アニメでそういう表現やるのを高畑が極めちゃったんで、誰も追随しようと
しないわけよ。だって、本気でやろうとしたら並大抵の苦労じゃないもの。
仮に表現が成功したとしても、商売になるかどうか怪しい。オタ的な現実逃避
ストーリーがバカ売れする世の中だからね。
581名無しさん名無しさん:2007/08/02(木) 17:29:38
超一流の作画が無ければただの説教アニメなのは厳然たる事実
582名無しさん名無しさん:2007/08/02(木) 17:32:34
サンライズの作画陣で一度やってみだら?w
583名無しさん名無しさん:2007/08/02(木) 17:42:53
>>579
>>580
富野は?ロボットアニメばっかりだけど、
高畑から学んだ作成手法はちゃんと使ってるような気がするけど…
584名無しさん名無しさん:2007/08/02(木) 17:57:33
だけど「山田くん」の時に押井が「高畑さんは”現場作り”に失敗したのではないか?」と言っていたが、新作に関しても鈴木・高畑「描いてくれるアニメーターを探している最中」だし、悪人過ぎたせい?か周囲に誰も居なくなってるじゃん。
585名無しさん名無しさん:2007/08/02(木) 19:01:57
山田くんは作画面では非常に素晴らしいと思うが。
586名無しさん名無しさん:2007/08/02(木) 19:20:33
ベタな人情劇が得意なんだからTV向き
TVをまたやって欲しいな
587名無しさん名無しさん:2007/08/02(木) 19:26:51
しかし、山田くんは好きじゃない
588名無しさん名無しさん:2007/08/02(木) 19:32:59
視聴率9.9%…
2度目の放送は果たしてあるか?w
589名無しさん名無しさん:2007/08/02(木) 20:11:16
>>588
巨人戦より高いから大丈夫。
590名無しさん名無しさん:2007/08/02(木) 21:08:20
つか朝日の連載まだやってるし。
テレ朝のやつは終わっちゃったけどさ。

二度目はむずいなーw
591名無しさん名無しさん:2007/08/02(木) 21:18:28
>>583
富野自身高畑に影響されてることは認めてるが、
一方で富野は高畑ほどアニメーターに恵まれていない
安彦や湖川といった名アニメーターとも長続きしていない
安彦と長続きしてれば、出崎&杉野のような名コンビとなってたかもしらんが

あと富野演出はエキセントリックなセリフが一人歩きしちゃう点が
長所でもあり、短所でもある
592名無しさん名無しさん:2007/08/02(木) 21:57:25
富野のアニメに関わるとみんな富野色に染まっちゃうのがすごいよなw
安彦も同じく病んじゃったけどマンガで主張したかったタイプみたいだし、
あまりズルズルと共倒れにならなくて良かったと思う。
593名無しさん名無しさん:2007/08/02(木) 23:17:16
安彦は染まったんじゃなくお禿に嫌気が差したんだよ
594名無しさん名無しさん:2007/08/02(木) 23:42:47
ニコニコ動画で山田くんの一場面を見たけど、なんつうか・・・アニメの作画ってこれで完成されてね?
いや、こういうこと言うやつって嫌いだし死ねばいいとか思ってたけど、これに限っては過大評価過小評価なしにそう思う。
595名無しさん名無しさん:2007/08/02(木) 23:49:03
>>592
確かそれは高畑と富野の一番の違いけど、
それでも富野は世界観を提示するのが非常に上手いと思う
これも高畑の元で修行のおかげで開花するのは間違いないよね
596名無しさん名無しさん:2007/08/02(木) 23:53:24
母をたずねて三千里はすげえなw
597名無しさん名無しさん:2007/08/03(金) 00:15:00
> これも高畑の元で修行のおかげで開花するのは間違いないよね

おいおい……。
虫プロ出身者は高畑の影響と関係なく
異世界構築が上手いだろ。
598名無しさん名無しさん:2007/08/03(金) 00:19:58
>>595
まねようと努力したには確かだろうが
全く空回りで地に足がついていない
599名無しさん名無しさん:2007/08/03(金) 00:21:45
富野さんてプラモ販促員の話は止めようよ・
600名無しさん名無しさん:2007/08/03(金) 12:06:20
高畑最近もいまいちだしな
601名無しさん名無しさん:2007/08/03(金) 12:12:01
>>598
おまえはただ富野好きじゃないだろうと言いたいけど、
確かスレ違いだから自粛します
(まあ、好きじゃないというよりエキセントリックなところは馴染めないかな)
602名無しさん名無しさん:2007/08/03(金) 15:59:56
言いたいこと言っておいてから自粛しますとか言う>>601
いかにもオカマ臭い監督のファンらしくて素敵です
603名無しさん名無しさん:2007/08/04(土) 00:43:21
人身攻撃はいかがなものかと…富野は別に高畑のカタキじゃないし
604名無しさん名無しさん:2007/08/04(土) 01:31:05
富野信者が何か言ってきても無視しておくのが1番。
605名無しさん名無しさん:2007/08/04(土) 02:05:31
> 富野自身高畑に影響されてることは認めてるが、
> これも高畑の元で修行のおかげで開花するのは間違いないよね

深読みしすぎだし、なんか話がかなり脚色されてるぞw
606名無しさん名無しさん:2007/08/04(土) 02:40:53
>>579

の人の見方は、参考になるね。ボクも本当にそう思います

>客観に徹することで人物一人一人の主観に入り込めるというか。
どうでもいい脇役で、台詞がほとんどない役でもそう。

っての、よく解ります。

「三千里」にしても、あれだけの登場人物が、全て自分の主観を持っていて、主人公であるマルコの主観と対峙する事により、
人間関係に奥行きが広がる。ああいう事を実現させる為には、作品世界の舞台が綿密に設計されてなきゃいけないと思うけど、
宮崎駿のレイアウトが、それを可能にさせたんじゃないかと思うね。


607名無しさん名無しさん:2007/08/04(土) 09:14:19
ageでレスすると煽りと見なされます。
608名無しさん名無しさん:2007/08/07(火) 01:17:29
パヤオをほめ過ぎ。
まあ、パヤオみたいな一流アニメーターがなければ、高畑もこうにも評価されないだろう
609名無しさん名無しさん:2007/08/07(火) 12:46:30
大塚、宮崎、小田部、近藤喜文と組んだのは超一流ばかり
610名無しさん名無しさん:2007/08/07(火) 13:21:19
それは一流監督だからできた事
611名無しさん名無しさん:2007/08/07(火) 15:59:42
超一流の奥さんと組んでる監督のスレはここですか?
612名無しさん名無しさん:2007/08/07(火) 19:39:19
>>610
それは東映動画の組合からの腐れ縁。
高畑だけ外された”長靴をはいた猫”の方が”ホルス”より人気がある件。
613名無しさん名無しさん:2007/08/07(火) 20:54:32
長靴をはいた猫そういや一度も見てないな。
ホルスはこないだつべで初めて見たけど。
子供の頃は東映まんが祭りでやるその手の名劇系(今ならジブリ風?w)の臭いのする作品嫌いだったな、
大人が子供に無理やり薦める良いアニメって感じで、
マジンガーZとか主流のロボアニメとの抱き合わせ商法的な感じで嫌な感じだった。
でも大人になってからホルス見たら良かったな、
美術設計てのが22歳の時のパヤオらしいけど自然描写がなんか凄すぎると思った。
あれが今の20代のアニメーターに出来るかな。w
でも子供の頃見ても理解出来なかったと思うけど。
614名無しさん名無しさん:2007/08/08(水) 07:41:20
ホルスから高畑をぬくと猫になるってのが
なんつうか分かりやすいよね
615名無しさん名無しさん:2007/08/08(水) 11:20:28
>>613
おいおい、見たこともないのに偉そうに言うんじゃねえよ。
自分が嫌いモノなら悪いに決まってるでも思ってんの?

高畑はすごい。だが、あんた言うのは彼への評価にならない。
もう少し作品や作風と絡む話題をしろよ。
616名無しさん名無しさん:2007/08/08(水) 18:07:00
>>615
はぁ?日本語も読めねえのか在日チョン。
子供の頃って書いてあんだろ。
617在日チョン:2007/08/08(水) 23:51:27
最近の日本人って、この程度なんですか?
半島を占領してた頃は、もうちょっとましでしたよ。
618名無しさん名無しさん:2007/08/09(木) 00:33:24
よせ、お前達
高畑が悲しんでる
619名無しさん名無しさん:2007/08/09(木) 00:41:19
( ´_ゝ`)・・・・
620名無しさん名無しさん:2007/08/09(木) 01:14:58
朴さん…(´・ω・`)
621名無しさん名無しさん:2007/08/09(木) 09:55:15
ロミさんですか
622名無しさん名無しさん:2007/08/10(金) 00:58:15
>>616
長靴をはいた猫のことを言ってるが…アホはどっちだよ

623名無しさん名無しさん:2007/08/10(金) 01:28:55
( ´_ゝ`)だまれ文盲。
624名無しさん名無しさん:2007/08/10(金) 13:05:32
よせ、お前達
俺様が喜んでる
625名無しさん名無しさん:2007/08/10(金) 15:30:23
顔文字キモい
626名無しさん名無しさん:2007/08/10(金) 15:47:34
高畑はもう駄目だな、鈴木に干されて、パヤオに無視され、
挙句ゴローたんのゴミ映画に先越されて、みっともないまま死んでゆくしかない
627名無しさん名無しさん:2007/08/10(金) 17:04:43
平成狸合戦ぽんぽこ残してくれたからいい
628名無しさん名無しさん:2007/08/10(金) 19:24:41
晩節を汚すより良いんじゃないか?
629名無しさん名無しさん:2007/08/10(金) 20:39:52
俺はおもひでぽろぽろがいいと思うが。
630名無しさん名無しさん:2007/08/10(金) 22:31:41
鈴木にあと一つ仕事が残されてるとしたら、
嫌がるパクさんになんとかしてあと1本娯楽ファンタジー作品を撮らせる事だと思う。

出来ればパンダコパンダ並みに能天気な作品を。
631名無しさん名無しさん:2007/08/11(土) 13:25:18
最高傑作は山田くんだろ
もののけあたりを絶賛してる連中には
理解できんだろうが
632名無しさん名無しさん:2007/08/11(土) 17:48:54
もののけはもののけ姫はこうして生まれたの方が面白い。
633名無しさん名無しさん:2007/08/11(土) 17:58:13
> 出来ればパンダコパンダ並みに能天気な作品を。

ピクサー作品で十分だと
市場は判断すると思うが。
634名無しさん名無しさん:2007/08/11(土) 21:37:58
以外にぽにおがそれ系のような気がする。
635名無しさん名無しさん:2007/08/11(土) 23:59:59
「高畑勲はこうして生まれた」で妥協してやる
はやく出せ
636名無しさん名無しさん:2007/08/12(日) 02:03:51
>>635
あ、それ面白いかも。
ドキュメント系番組で高畑勲とり上げないかな。
637名無しさん名無しさん:2007/08/12(日) 02:43:13
あっても普通は宮崎が先だろ…
638名無しさん名無しさん:2007/08/12(日) 03:15:46
パヤオは仕事の流儀でやったからいいや。
639名無しさん名無しさん:2007/08/12(日) 10:13:28
昔、おもひでとぽんぽこ公開時期くらいにメイキング番組(?)があったよな
あれがもう一度見たい
640名無しさん名無しさん:2007/08/12(日) 14:21:16
高畑は自伝書いて欲しいな
ホルス時代はもちろん、学生時代も凄いエピソード有りそう
641名無しさん名無しさん:2007/08/12(日) 16:00:25
>>631
もののけはインテリ受けの映画だ(賞賛している顔ぶれを見ても)
対してぽんぽこは労働者に向けての映画
いつでも低学歴者低所得者の味方のパクさんマンセー!
642名無しさん名無しさん:2007/08/12(日) 16:04:37
昔から高畑作品のドキュメンタリーがあっても、
何時もカメラは高畑を望遠で追うばかりだったね…
カメラマンを怒鳴りつけて追い払うからドキュメンタリーはムリポ(´・ω・`)
643名無しさん名無しさん:2007/08/12(日) 18:07:51

絵が描けない男を追っても絵にならないでしょう?
労働者(作画担当)を搾取し続ける資本家みたいな図になるよw
楽でいいなとかw
644名無しさん名無しさん:2007/08/12(日) 23:26:02
今年は節子やんないのか?
645名無しさん名無しさん:2007/08/13(月) 01:06:58
>>639
おもひでぽろぽろは、ウンナン世界征服宣言(ウリナリの前身)っていうバラエティー番組で
メーキングみたいな映画宣伝やったな、ウンナンが声優に挑戦みたいな事やってたの覚えてる、
パヤオ、高畑が出て来てパヤオがBGMで高畑氏に文句つけたと言ってたのも覚えている。
パヤオは若手お笑い芸人が出るような若者向けのバラエティー番組嫌いだろうと思ってたから、
出て来たのにビックリした。
646名無しさん名無しさん:2007/08/13(月) 01:32:11
パヤオは意外とミーハーだよ
647名無しさん名無しさん:2007/08/13(月) 02:22:31
ミーハーと言うよりプロ意識が強く宣伝企画には極力協力する。
カリ城の時の「ルパン三世 花嫁コンテスト」にも、ちゃんと協力してるよん。
648名無しさん名無しさん:2007/08/13(月) 02:25:26
成る程。
649名無しさん名無しさん:2007/08/13(月) 02:42:33
パヤオには海原雄山的なイメージを持っていたが。w
650名無しさん名無しさん:2007/08/13(月) 15:25:21
人に注目されるようになると引き篭もるんだよな。
そこらへんのバランス感覚が凄いと思うwパヤオは
651名無しさん名無しさん:2007/08/13(月) 20:00:15
ハヤオの方が、高畑よりは、スケベ根性はあるよね(イイ意味で・・・)まあ。あれだけ、
売れまいとする姿勢の高畑を、反面教師にしたのかね。

いくらイイ作品作っても、メディア戦略にある程度乗らなきゃ、興行にならんもんね。
652名無しさん名無しさん:2007/08/13(月) 20:08:46
売れないと多数の人間に迷惑が懸かるからね
ホルスで高畑は何人かPの首を飛ばした
山田くんでまた1人犠牲者が‥
さすがは高畑と言うべきか‥

”人を人と思わない”by庵野
653名無しさん名無しさん:2007/08/13(月) 20:15:05
庵野は逆にスタッフには気を使ってるからな。
客は切りまくりだけど。
654名無しさん名無しさん:2007/08/13(月) 21:24:05
>>652
>何人かPの首を飛ばした

あまり業界に詳しくない俺に詳細プリーズ。
655名無しさん名無しさん:2007/08/14(火) 01:05:10
製作遅れまくってPは斬られまくった
656名無しさん名無しさん:2007/08/14(火) 06:19:40
ラスト自動車が何の感動も無しに、
お空を飛んでいっちゃう…
のが、許せ無ヒ!

桜吹雪舞う小道を一頭立ての馬車が駆け抜けながら翔んでゆく… のはアリ!

なしてェ〜;?
657名無しさん名無しさん:2007/08/15(水) 10:04:37
オレは「山田くん」好きだよ。
独り暮らしが長くて、家庭を築いてないし、両親もほっぽいてるから、
よけいに“家族”の有り様が胸に刺さる。

それと自動車で飛んでいくのがラストじゃなくて、
夕暮れの道を、背中を見せて歩き去っていくところがラストでは?

そのシーンは意味を穿って読み取ろうとして、泣けるんだ、オイラ。
658名無しさん名無しさん:2007/08/15(水) 10:50:13
>>655
なるほど、そういえば急に止め絵ばかりになるシーンがあるね、
間に合わなかったんだろうな。w
659名無しさん名無しさん:2007/08/15(水) 23:14:49
>652

高畑のそういうところが、ああいう稼業を生業にする人物としての致命的な欠陥だと思うよね。
一人で自分の考えを紙に書いて発表するという作家や、評論家という立場なら、それでもイイと
思うけど、莫大な準備資金を必要とする、「アニメの興行」なんていう、考えたらヤクザな世界
で、製作サイドの都合や主張のみを前面に押し出して、ホルスなんか、労使対決のシンボルみた
いな構図になってしまった。時代背景もあるけど、イイ作品作って売り出そうとする気持は、
現場の演出家はモチロン、プロデユーサーや、興行主も持っているだろうからね。

高畑は、そういう事情を斟酌しないで、自分の理想や主張とする事を推し進めてきたんだよな。

その結果、周りのプロデユーサーなんかが、クビを飛ばされたケースも多い。

駿は、そんな高畑でも尊敬してたから、行動を共にしてきたけど、限界を感じたんだと思う。

「作品を売ってやろう!」

という、彼らみたいな人種にしたら「汚れ役」の役割は、鈴木Pが担ってくれたしね。
駿や、高畑は、内心、鈴木Pを軽蔑してるんだと思うんだけど、自分達を世間に押し出して
くれるには、ああいう人間が必要だという事を解ってるから、彼のムチャクチャも、敢えて
我慢してるんだと思う。

駿は、鈴木Pみたいな思想の人間は、ホントに嫌いだと思う、だけど、自分を売り出してくれた
恩義を感じてるから、メチャクチャ、彼に対しては、気を使ってるもんね。
660名無しさん名無しさん:2007/08/16(木) 00:18:17
>>641
> もののけはインテリ受けの映画だ(賞賛している顔ぶれを見ても)

これは、もののけ姫製作中、これはストーリーが混迷していて一般受けしそうに無いと
予想した鈴木が、褒めてくれそうなインテリ・文化人にコンタクトをとって
宣伝に利用したため。

結果として文化人の宣伝文句で動かせる動員数をはるかに越えたから
あまりインテリ向けというわけではない。
661名無しさん名無しさん:2007/08/16(木) 00:24:56
鈴木が日本の首相を決めている、まで読んだw
662名無しさん名無しさん:2007/08/16(木) 00:31:37
高畑は永遠の青年なんだな
それゆえに永遠に絶望から抜けだせないんだな
山田くん作っっても抜けだせなかった
663名無しさん名無しさん:2007/08/16(木) 01:01:59
山田くんは食い合わせが悪すぎた。
原作者は確実に察知していただろうけどw鈴木は読めなかったのではないかな?
664名無しさん名無しさん:2007/08/16(木) 10:55:33
>>663
どういうこと?
665名無しさん名無しさん:2007/08/16(木) 22:45:46
>>664
よくもそんな作品にOKを出したってことよ
666名無しさん名無しさん:2007/08/17(金) 03:07:05
企画たてたのプロデューサーだからなあ
667名無しさん名無しさん:2007/08/17(金) 07:26:24
山田くんは好きな作品だけど、映画だと思って見るとちょっと物足りなく感じる
映画じゃなくTVのスペシャル番組じゃ駄目だったのかな。映画で見せることに何か意味があったのだろうか
668名無しさん名無しさん:2007/08/17(金) 09:00:14
製作予算は20億とか言われているが
普通に作っても面白くないからって高原が色々我侭を言って
機材を揃えさせたんだよね・
669名無しさん名無しさん:2007/08/17(金) 09:44:33
そうか、高原さんの我儘もイカンよね。

高原さんって、余程エライ人なんだな。
670名無しさん名無しさん:2007/08/17(金) 10:40:03
ゆとり出現。
671名無しさん名無しさん:2007/08/17(金) 12:41:32
高原って誰よ
672名無しさん名無しさん:2007/08/17(金) 15:37:02
フォワードだろ

火垂るの墓公開当時のメージュのインタビューおこし
ttp://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20070816/hotaru
673名無しさん名無しさん:2007/08/17(金) 18:05:16
山田くんは嫌がってる高畑を鈴木が口説き落としたんだろ
674名無しさん名無しさん:2007/08/17(金) 22:29:27
その逆は考えにくいな
675名無しさん名無しさん:2007/08/17(金) 23:43:00
そりゃ、昔から、高畑は、「母をたずねて三千里」や「赤毛のアン」の企画が上がってきた時も乗り気じゃなかったよ。
だけど、原作に、高畑の構想力を膨らませるだけど奥行きがあったから、素晴らしいアニメが出来た。
「山田君」みたいな4コマ漫画じゃあ、いくら頑張ったって膨らましようが無いもんね。

明らかな企画ミス。鈴木に企画する能力なんか無い。

今まで、駿の企画力の陰に隠れて見えなかっただけ。広告戦略は確かにスゲーけどな。
676名無しさん名無しさん:2007/08/18(土) 00:43:11
企画能力のなさを押井に見透かされ、吾朗に至るわけだがな
677名無しさん名無しさん:2007/08/18(土) 03:45:38
>>666
企画の話を持って行ったのはPだったけど
たてたのはパクさん
678名無しさん名無しさん:2007/08/18(土) 06:18:55
四コマ…らき☆すた カッ!
679名無しさん名無しさん:2007/08/18(土) 06:56:11
>>677
企画を持ってきたのは松竹でしょ
それをパクさんは断った
鈴木の方は乗り気だったから説得した
680名無しさん名無しさん:2007/08/18(土) 07:02:30
鈴木に企画力が無いのは確かだけどね
アニメージュ時代にヤシガニアニメを数本作ってようだし
現役アニメーターがその頃の話を自サイトに書いていたのを
どこかで見たような‥
681名無しさん名無しさん:2007/08/18(土) 11:45:20
>>679
松竹が関わったのは
高畑山田が決まった後

まずPが山田の話を持ってきてが
その時は断った。
しかし、もののけ姫後
アンチファンタジー、「生きろ」に対し「楽に生きたら?」と
山田映画化に乗り気になった。
で、徳間社長と高畑の二人だけの会談で山田に決定。
682名無しさん名無しさん:2007/08/18(土) 11:53:11
山田君の企画書の文章はおもしろい あれもういっぺん読んでみたいわ
683名無しさん名無しさん:2007/08/18(土) 12:30:05
高畑作品の興行成績は、ぽんぽこから右肩下がりで落ちてるのね
684名無しさん名無しさん:2007/08/18(土) 14:56:53
興行的にウケない要素が多いからね
685名無しさん名無しさん:2007/08/18(土) 22:36:15
高畑は、19世紀の前時代的な児童文学が原作のアニメが体質的に、一番向いてるんじゃねえかな。
文化的な時代考証など、見せ場も多いし。
686名無しさん名無しさん:2007/08/18(土) 23:09:51
そういうアニメ作ってもDVDが売れないんですよ。
時代考証に予算かけるより、流行りのキャラデザ雇う方が売れます。
687名無しさん名無しさん:2007/08/19(日) 00:04:23
宮崎駿のほうが見た目も見せ場も派手だからね。
ネームバリューもそうだけど・・・
688名無しさん名無しさん:2007/08/19(日) 00:24:35
>>672
俺が生まれるより三ヶ月以上前に書かれたとは思えない洞察だな。
689名無しさん名無しさん:2007/08/19(日) 01:03:59
おまえそんなに若いのか!当時俺は吉祥寺にあったジブリの前をうろうろしてたよ
690名無しさん名無しさん:2007/08/19(日) 01:22:32
>>689
何のために?
691名無しさん名無しさん:2007/08/19(日) 01:33:28
当時のゴローたんを殺すためによ
692名無しさん名無しさん:2007/08/19(日) 01:36:58
それよりうちの妹の話しようよ!
693名無しさん名無しさん:2007/08/19(日) 01:49:14
ハア?何故今そんな話を? …つか細田スレか時かけスレに逝けよ
694名無しさん名無しさん:2007/08/19(日) 03:06:07
おまえ国語の評定3くらいだったんじゃね?
695名無しさん名無しさん:2007/08/19(日) 09:55:21
現代版「寅さん」をやって欲しい…
現実に寅次郎といぅ、テキヤ、縁日、口上売り…
といぅ、一種のファンタジー的存在に血肉を与えて貰いたい。
香具師・暴力団とかもしっかり絡めて;
まともに会社勤め出来ない:ハミ出し者=フ〜テン
を、
寅25、6、7才 妹サクラ17、8、9、出来たっちゃ結婚;
よる辺無き浮き草生活…
河下に流れてっちゃいそうな暮らしを辛うじて支えるのが
人と人の結び付き…絆。
 
じゃりん娘チエでやってるケド
猫が当たり前の様に日本語を喋り、あまっさえ立って歩くからナ〜…;

ビビットな「寅さん」頼む!
 
エ?なんでパクさん?顔が似てるから…?(ポカ
696名無しさん名無しさん:2007/08/19(日) 11:28:04
面白そうだが、それ売れるの?
寅さんみたいな国民的なヒーローに今の時代は求めてないんだよ

ある意味、堅実な高畑に残酷だな、今の時代では
697名無しさん名無しさん:2007/08/19(日) 16:03:30
寅さんアニメでスペシャルやったけど一回ポッキリだったじゃん。

698名無しさん名無しさん:2007/08/19(日) 18:13:29
あったっけ;?
699名無しさん名無しさん:2007/08/19(日) 18:57:01
山ちゃんが声当てたやつね
それ以前にもキャラを動物にしたようなのがあったような
700名無しさん名無しさん:2007/08/19(日) 19:25:20
顔くりそつだから高畑主演で撮ればいいじゃん
701名無しさん名無しさん:2007/08/19(日) 20:57:42
インテリ寅さんってのも新しいかもな
702名無しさん名無しさん:2007/08/19(日) 21:14:14
じゃ最近なんだ…山ちゃん=寅さん
…んー 有りカモ?
出来は良かったのかなぁ…
 
AVが本業の製作会社が作る
「無限増殖大家族物」を流す特権TV局の「上みて暮すな下みて暮せ」的風潮に、
「道 徳」
と、いう楔クサビを打ち込んでもらいたい…
アニメで説教臭くなくこどもらに…;
それが出来るのは高畑先生くらいかな…ト。
703名無しさん名無しさん:2007/08/19(日) 22:38:14
あったな。見てた。小学生の頃だったから全然意味わからんで途中で見るのやめたけど。
ピアノを買ってくるといっておもちゃのピアノを買ってきたところを覚えてるぞ。
704名無しさん名無しさん:2007/08/19(日) 23:15:29
寅次郎忘れな草だな。
あのピアノで寅さんが逆上するシーン(笑)とかアニメじゃうまくできないんだよな・・・

パクさんの作劇も時々実写っぽくなっちゃってアニメな感じが出てるからウケにくいんだと思う。
705名無しさん名無しさん:2007/08/20(月) 00:23:47
ところでこのスレっていまさらながら相当、年齢層高めだよな。
19歳の俺が最年少か?
706名無しさん名無しさん:2007/08/20(月) 00:56:54
何かゴロー、鈴木に次ぐジブリの不良債権化してるからここらで一発‥
707名無しさん名無しさん:2007/08/20(月) 02:43:57
スレの主役が70越してるからね
流れが年寄り臭くもなるさ
708名無しさん名無しさん:2007/08/20(月) 04:44:37
ハイジは、がばい婆ちゃん
いや、爺ちゃん!
「アルプスのがばい爺ちゃん」
709名無しさん名無しさん:2007/08/20(月) 14:20:58
赤毛のアンを演出した高畑氏
本当は、前年度のペリーヌ物語を監督するはずだった。
しかし諸般の事情で、職務を斎藤氏にお願いして回避した。
もし、ペリーヌ物語をローテーション通り監督していたら、高畑の赤毛のアンは無かった。

って、こんな事高畑を追いかけて来た人なら当然知ってますよね。
失礼しました。
710名無しさん名無しさん:2007/08/20(月) 14:29:39
ペリーヌかぁ
711名無しさん名無しさん:2007/08/20(月) 14:50:19
ペリーヌはイイ!!
712名無しさん名無しさん:2007/08/20(月) 17:57:50
宮崎は全く評価してない
713名無しさん名無しさん:2007/08/20(月) 19:44:11
諸般の事情って何ですか?
714名無しさん名無しさん:2007/08/21(火) 01:29:00
雨音は諸般の調べ
715名無しさん名無しさん:2007/08/21(火) 14:40:44
ハヤオがコナンで参加出来ないのが分かっていたからじゃね?
716名無しさん名無しさん:2007/08/21(火) 18:19:49
カリ城も忘れるな
717名無しさん名無しさん:2007/08/21(火) 19:44:51
カリ城はアンの途中で抜けて監督に
718名無しさん名無しさん:2007/08/21(火) 20:22:48
>>715
おっしゃる通りでしょうね。
高畑氏は絵が描けるわけではありませんから、自分の想いを形にしてくれる右腕は絶対必要ですからね。
宮崎氏以外のスタッフに目を向けても、三千里の作画監督の小田部氏がこの頃に日本アニメを退社した事も大きかったでしょう。
近藤喜文氏もまだシンエイから移籍する前でしたし。
まあ、単に気がのらなかっただけだったかも知れませんが。
719名無しさん名無しさん:2007/08/22(水) 00:12:26
高畑にペリーヌ撮らせて何とかなったとは思えん
720名無しさん名無しさん:2007/08/22(水) 01:11:28
漫画映画の志読んだよ。

スゲーよ高畑さん、電波男読んでるなんて……。
721名無しさん名無しさん:2007/08/22(水) 07:36:45
そもそも作画陣で贅沢しすぎだよ
サンライズに居たら華も引っ掛けられなかったろう
722名無しさん名無しさん:2007/08/22(水) 09:22:12
>>720
2chでは高畑氏はエヴァみて喜んでたとか、ハルヒ見て云々〜とか、という書き込みをたまに目にする、
んなワケねーだろと思ってたけどホントなのか?
鈴木とパヤオ自身は最近の漫画アニメは全く見ないってどっかで公言してたな。
ホントだとすると高畑氏とパヤオそこが違うな、
パヤオなんか最近の若い人の作品なんか完全にバカにしてそうだ。
723名無しさん名無しさん:2007/08/22(水) 10:07:24
パヤオは昔も今も他人の作品はよほどじゃないと見下す。
押井の作品とかイチャモンつければ上等なほう。

鈴木や高畑は案外他人の作品を良く褒めてる。
724名無しさん名無しさん:2007/08/22(水) 10:59:56
>>721
そんな、アンタ……
ジブリにいたら洟も引っかけられない演出ばっか揃えて回してるスタジオの話したってさぁ
725名無しさん名無しさん:2007/08/22(水) 12:30:19
>>722
作画を死ぬほど働かせて自分は楽してるんだから
ヒマを持て余してるんだよw
726名無しさん名無しさん:2007/08/22(水) 12:43:02
>>722
鈴木は本当にしょうがないな、それが仕事じゃないのかと言いたい!!
細田などの外部演出を召集決定してるのも鈴木じゃないし、本当に
見てないんだな。

>>723
押井はまぁ友人だし、庵野はまぁ弟子みたいなもんだからだよ。
高畑は↑とは不仲だし批判したらシャレにならない。
そもそも高畑には業界に友人なんて1人もいないしね。
727名無しさん名無しさん:2007/08/22(水) 13:14:36

325 :名無しさん名無しさん [sage] :2006/09/04(月) 04:34:04
20年くらい前に、京都の映画サークルみたいなとこで高畑さんの講演があっ
たんだが、そのときにもう「最近『ドラマ』が嫌いになってきてる」みたい
なことを言ってた。聞いたときは意味わかんなかったが、最近になってなんとなくわかってきた。

あと「ルパン三世」1話の「銭形が手錠をかけた後よそ見して、ふりかえると
もうルパンがいなくなっている」という大隅演出をけなしてた。
728名無しさん名無しさん:2007/08/22(水) 13:57:55
>>727
ルパンみたいなケレン味演出は嫌うだろうなあw
729名無しさん名無しさん:2007/08/22(水) 14:59:54
それ書いたの俺だw

ルパンについては、「ルパンがどういう風に手錠を抜けたのか、まったくわからない。演出がごまかしている」的なことを言ってたな。
宮崎駿の「フランダースの犬でのじいさん埋葬シーン批判」に似た発言だった。
730名無しさん名無しさん:2007/08/22(水) 15:47:18
高畑勲は宮崎駿と違ってテレビシリーズのノウハウがキッチリあるんだから監修みたいな形でまたやればいいのに。

ジブリが劇場映画に特化したからもう無理なのかね?
731鈴木:2007/08/22(水) 16:44:55
結局それもアニメーターを探さないと無理
732名無しさん名無しさん:2007/08/22(水) 19:02:56
外注できないのか?
733名無しさん名無しさん:2007/08/22(水) 22:47:34
どこへ?

サンライズとか?
734名無しさん名無しさん:2007/08/23(木) 00:30:52
ガイナとかゴンゾに貸しを作るとか?
I.Gは利用できそうだけどカラーが違うからなー。
735名無しさん名無しさん:2007/08/23(木) 00:35:25
出向したほうが早いだろ。日アニとかに。

つーか、漫画映画の志読もうよ。
736名無しさん名無しさん:2007/08/23(木) 02:16:58
今時、高畑を使ってくれそうなのはNHKぐらいか?
あとは有料枠の出来高払いとか?
737名無しさん名無しさん:2007/08/23(木) 05:20:52
>>735
読んでみるか、立ち読みで。
738名無しさん名無しさん:2007/08/23(木) 23:34:23
>>722
エヴァの件はジブリオヒサルの10年くらい前?の日記に書いてあるので、さがせ
739名無しさん名無しさん:2007/08/24(金) 00:43:26
 単に演出家が育たないのは、高畑が「他人が見て分かる」コンテを切らないからだと思う。この道何十年か知らんけど、あいつ70こえても未だに「コンテ絵」すら描けないだろw
 「そうじゃなくて、こうでしょ?」って助手に口で小言するのは止めて(みんな鬱になるから)、そのあんたの思っているイメージを「絵コンテ」で的確に表現すれば現場もずいぶん楽になると思うんだが。
 と思っているが、識者のみんなはどうか?
740名無しさん名無しさん:2007/08/24(金) 00:51:22
(´-`) 見当たらんな・・・

http://www.google.co.jp/search?as_q=%E3%81%84%E3%81%A4%E3%82%82%E3%81%AE%E3%82%B8%E3%83%96%E3%83%AA%E6%97%A5%E8%AA%8C%E3%80%80%E9%AB%98%E7%95%91%E3%80%80%E3%82%A8%E3%83%B4%E3%82%A1
&hl=ja&num=100&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2&as_epq=&as_oq=&as_eq=&lr=&as_ft=i&as_filetype=&as_qdr=all&as_occt=any&as_dt=i&as_sitesearch=www.ghibli.jp
741名無しさん名無しさん:2007/08/24(金) 00:51:44
高橋良輔という例がいるので
監督本人がコンテを切る切らないは
関係ないと思う。
742名無しさん名無しさん:2007/08/24(金) 00:56:13
>>739は作打ちって言葉を聞いたことがあるかい?
743名無しさん名無しさん:2007/08/24(金) 01:22:38
>>742
 ない。それはこの問題を扱うのに不可欠な知識ですか?もっと誰でも分かる単純な問題と思うのだが。

>>741
 どんな業界でもありえる光景だと思うが、昔の流儀がいまの若いモンに通用するだろうか。
 教育の現場で見られる苦労そのまま、アニメ製作の現場に持ち上げても通用する問題かと思っている。
 師か弟子か、悪いのはどっちだという話になるとニワトリと卵の話になるので避けたいが、ある程度は弾力性をもってパクにも現状にあたられたし、と思うのだが。
744名無しさん名無しさん:2007/08/24(金) 01:30:29
この素人説教どうにかならんのか
745名無しさん名無しさん:2007/08/24(金) 01:44:23
743です。
じゃああなたの素人説教聞かせてください。
it's your turn!!

ワクテカ
746名無しさん名無しさん:2007/08/24(金) 01:58:32
おれは素人の説教より高畑の説教を聞きたいが
「ぜーんぜんダメです」のひとことだろうな
747名無しさん名無しさん:2007/08/24(金) 02:04:19
>>746
 漏れも同じ目に会うだろうが、例の「せーんせんダメです」ってのはワイルドカード過ぎて漏れでも言える。
 あのとき、何がどうダメで、俺ならこうするがどうか?とまで説明できて「すごいやパクさん」となるのだが、なぜ一部でこの「一刀両断」が評価されているのか解らないのだが・・・。似たようなことなら職場の隣のオッサソでも言ってるみたいだが・・・。
748名無しさん名無しさん:2007/08/24(金) 02:30:43
評価はされてないんじゃないか
おれらが言ってもダメだけど高畑が言えばほかの連中は黙るしかないんで
伝説化してるっつうか
749名無しさん名無しさん:2007/08/24(金) 04:59:22
>>743
> ない。それはこの問題を扱うのに不可欠な知識ですか?

作打ちも知らない奴が語ろうとするなよ。
あまりにも見当外れで迷惑でしかないから、二度と来るな。
750名無しさん名無しさん:2007/08/24(金) 06:55:08
実際に作打ちやったことなくても作打ちが何を意味するものか知っていれば、ね
751名無しさん名無しさん:2007/08/24(金) 08:05:55
アニメーターを捜しているって…
自分に答えがある訳じゃないが答えを描いてくれるアニメーターが
欲しいんだな
それ甘えすぎ虫が良すぎ
752名無しさん名無しさん:2007/08/24(金) 09:21:19
扱うスタジオにも問題ありありか・・・
753名無しさん名無しさん:2007/08/24(金) 11:14:53
まあ高畑はいきなり宮崎や大塚と言った天才と組めたから
世の中そういうものだろうとずっと思ってたのかも
ホントはいきなり宝くじ当たったようなものだろうが
754742:2007/08/24(金) 14:53:10
>>739
ひどいザマだな
言うこと聞いて二度と来ない方がいい
755名無しさん名無しさん:2007/08/25(土) 01:29:15
ネットに書く若い連中が「お前はダメだ」と指摘されると「どこがダメなのか教えろ。
教えてくれないなら、お前がダメだろ」と一様に開き直るのは一体なぜなんだろう?
自分で物を考えようとしない。自分で自分を省みることができない。自分で自分の
欠点に気づくことができない。
そんな人間がアニメーションを観たって何の役にも立たないと思う。
756名無しさん名無しさん:2007/08/25(土) 02:13:52
>>740
http://www.ghibli.jp/diary_m/977.html
>97.7.24(木)
>今日からエヴァンゲリオンの一挙再放送が始まるが、高畑監督が「見なくては」と意欲を見せている。


他にも、
もうちょっと詳しい高畑vsエヴァに関する記述があったと思ったが、
探すのめんどくさいので寝る。
757名無しさん名無しさん:2007/08/25(土) 09:01:41

むかし セルを塗ったのは 6000年も前のこと
絵の具を粉にして 溶き合わせ 溶き合わせ
フィリピンの母さんたちが きれいなセルを塗りあげた
セル セル セル セル セル セル セル セル
セール セール セル セル セル
758名無しさん名無しさん:2007/08/25(土) 09:21:57
>>756
うお、ジブリ蔵なんてあったんだ知らなんだ。

>97.9.5(金)
> 制作業務部・望月氏と高畑監督の三人で、エヴァンゲリオンを題材に怪しげな議論がなされる。
> 因みに、高畑監督も、先日の一挙再放送でほとんどの話数を見ている。

あの一挙放送で見たんだ。
パヤオはエヴァは最初の五分で見るの止めたとか言ってた様な気がする、最初の五分でどんなもんか判ると。
高畑氏に対して「なんでそんなもの全部見るんだ?」とか思ってそうだ。w
759名無しさん名無しさん:2007/08/25(土) 10:22:29
ツールド信州に言及しててわろた
あれ、はてなの社長が主催してんだな

>>758
パヤオは見てないとか言ってるけどあれはマスコミよけで
実際にはしっかり見ているようだ
760名無しさん名無しさん:2007/08/25(土) 10:27:04
弟子の森田宏幸のぼくらのは観てるんだろうか
761名無しさん名無しさん:2007/08/25(土) 11:51:17
ぼくらのは見てないだろうな〜、なんとなく。

ちなみに押井はエヴァは一話で見るのやめたとさ。
めんどくさいからw
762名無しさん名無しさん:2007/08/25(土) 11:57:43
それは正しそうだ
763名無しさん名無しさん:2007/08/25(土) 12:20:09
>>758
パヤオは最終話終了直後に庵野を心配して電話を入れた

>(注)宮崎監督は、ここで「エヴァンゲリオン」は3分以上観るに堪えな
いといっている。また、別のインタビューでは、「見てません」とも言って
いる。しかし、実際は見ており、最終回を見た直後に庵野氏に電話し、とに
かく休むよう伝えたそうである
764名無しさん名無しさん:2007/08/25(土) 12:47:37
押井の場合は自分の作品より凄かったら嫌だから見ないんじゃないの。
765名無しさん名無しさん:2007/08/25(土) 12:50:50
>>763

なんと。w
パヤオは「ああ、庵野壊れちゃったか〜」って感じかな。
766名無しさん名無しさん:2007/08/25(土) 12:51:00
>>763

庵野はカマッテちゃんだからな。
だから、かまってくれない高畑を「冷たい人間」とか言うんだよ。
767名無しさん名無しさん:2007/08/25(土) 14:01:41
>>761
その後に劇場版は見て「庵野って本当の馬鹿だと思ってたんだが、意外に頭良かったんだな」と微妙な感心の仕方をしていた。
768名無しさん名無しさん:2007/08/26(日) 08:57:36
個人的には、高畑が演出家としての旬の時期ってのは、「ホルス」から、「じゃりんこチエ」
位だと思うんだよね。ジブリ以降の高畑は、ピークを越してるっていうか・・・
769名無しさん名無しさん:2007/08/26(日) 18:01:54
>>767
あれは商売の仕方のことじゃないの?
なんたって完結、のはずが続く…になっちやったんだから。
おかげで映画会社も儲かったっていうし
770名無しさん名無しさん:2007/08/26(日) 18:44:29
エヴァ見たらパヤオじゃなくても心配するわ、そりゃw

事実、放映当初の庵野と放映後の庵野、別人だったし。ラジオのゲストで。
771名無しさん名無しさん:2007/08/26(日) 18:52:10
高畑さん映画作ってくれないかな・・・。
おもひでぽろぽろ大好きだ〜
772名無しさん名無しさん:2007/08/26(日) 23:39:27
つまりこのスレの結論は庵野はアニメの監督に向かないと。
773名無しさん名無しさん:2007/08/27(月) 01:54:48
>>769
違う
つか、アニスタ読んでないのか
774名無しさん名無しさん:2007/08/27(月) 01:57:58
>>773
ん?
「宮崎駿の世界」での押井発言じゃなかったの?
まぁアニスタインタビューと趣旨は同じだけど。
775名無しさん名無しさん:2007/08/30(木) 15:20:01
そろそろ作打ちを学習した>>739が性懲りもなく戻ってきそうな予感
776名無しさん名無しさん:2007/08/30(木) 16:15:38
自演乙
777名無しさん名無しさん:2007/08/30(木) 19:42:44
「もののけ姫はこうして作られた」を見るまではレイアウトとか意味がわからなかった。
作打ちって何?なんかの打ち合わせ?
778名無しさん名無しさん:2007/08/30(木) 21:07:11
文字通り収穫した作物を岩壁に打ち付けて脱穀する作業だよ。
農家の息子のクセにそんなことも知らないのかよ。
779名無しさん名無しさん:2007/08/30(木) 23:30:21
山形に行ってもらうことになる
身辺の整理をしておくんだな
780名無しさん名無しさん:2007/09/02(日) 11:23:07
村落共同体幻想
781名無しさん名無しさん:2007/09/02(日) 22:21:42
新作情報知りませんか?準備してるそうだが、何作るの?
782名無しさん名無しさん:2007/09/02(日) 22:38:45
よくわからんが多分アニメを作るんじゃないかな
783名無しさん名無しさん:2007/09/02(日) 23:55:50
男鹿さんの展覧会で展示目録に序文書いてた。

名文だなぁ。
784名無しさん名無しさん:2007/09/03(月) 01:22:45
ああ、高畑勲って、文章うまいですよね。自分の作品を語る時も、人の作品、人物評を語る時も、すごく明快で解りやすい文章を書く。
そんじょそこらの批評家、評論家が語るモノより、ずっと知性的で、明快で、心情がこもってる。
785名無しさん名無しさん:2007/09/03(月) 02:01:11
東大仏文科になにをいってんだお前は
786名無しさん名無しさん:2007/09/03(月) 02:11:17
東大仏文科が、名文書くとは限らん。
787名無しさん名無しさん:2007/09/03(月) 08:15:50
大江健三郎とか蓮實重彦の文章は
知的かもしれませんがとても読みにくいんですよお
788名無しさん名無しさん:2007/09/03(月) 21:35:01
小林秀雄の文章は明晰で読みやすいし
澁澤龍彦のペダンティックな美文も好きだ
789名無しさん名無しさん:2007/09/03(月) 22:01:35
こうやって、東大仏文卒業者を並べられると、なんか共通点があるな。何だろう・・・・・
790名無しさん名無しさん:2007/09/03(月) 22:27:20
頭がいい
791名無しさん名無しさん:2007/09/03(月) 22:29:44
そのまんまやんか
792名無しさん名無しさん:2007/09/03(月) 22:31:00
引き篭もりっぽい。知性は誰もが認める。頑固で、世情の風評など、全く意に介しない。
793名無しさん名無しさん:2007/09/03(月) 23:30:53
>>788
> 小林秀雄の文章は明晰で読みやすいし

美文ではあるものの、省略や飛躍など、文章の裏にこめたものが多いから
難解ということで有名なんだが。

読みやすいなんて感想、はじめて見たぞ。
794名無しさん名無しさん:2007/09/04(火) 02:24:43
>>787
あんな反日の尖兵の文章をまともに読んでいられるとは大したものだ
795名無しさん名無しさん:2007/09/04(火) 03:02:57
反日とか
796名無しさん名無しさん:2007/09/04(火) 08:47:40
>>794
対抗勢力の文献を精読しないで、どうやって反論するんだい?
感情に任せてか。
797名無しさん名無しさん:2007/09/04(火) 10:11:07
大江はともかく蓮實まで反日とか言ってると
高畑はどうなっちゃうのよ
798名無しさん名無しさん:2007/09/04(火) 13:40:43
大江はガチ
799名無しさん名無しさん:2007/09/04(火) 19:01:01
>>797
隠居するしかないだろう
800名無しさん名無しさん:2007/09/04(火) 22:52:32
どう考えても匿名掲示板でレイシズム振り回してるやつより
ノーベル賞とった大江の方が日本に貢献してるだろ
801名無しさん名無しさん:2007/09/04(火) 22:54:42
どう考えても匿名掲示板でレイシズム振り回してるやつより→影響力ゼロで無害
大江→有害
802名無しさん名無しさん:2007/09/05(水) 04:44:39
>>800
ノーベル賞とった大江が匿名掲示板でレイシズム振り回してないと
証明できるかね?
803名無しさん名無しさん:2007/09/05(水) 08:47:50
子供かよ
804名無しさん名無しさん:2007/09/05(水) 11:35:36
>>803
至言だな
大江の無垢な側面を的確に言い当てている
805名無しさん名無しさん:2007/09/05(水) 18:29:47
>>801
その通りだな
806名無しさん名無しさん:2007/09/06(木) 03:23:36
にもかかわらず、ここは高畑スレだ
807名無しさん名無しさん:2007/09/06(木) 20:09:41
高樹千佳子
808名無しさん名無しさん:2007/09/07(金) 09:27:55
「あの旗を撃て!」を読んだ
高畑さんが寄稿してた
やっぱり名文だった
809名無しさん名無しさん:2007/09/07(金) 21:15:28
ヤマザキ、天皇を撃て!
のほうが好きです
810名無しさん名無しさん:2007/09/08(土) 01:38:05
火垂るの墓また放送されるな
今年も日本中のお茶の間で恐慌が・・・
811名無しさん名無しさん:2007/09/08(土) 02:01:14
>>800-806の流れが美しすぎる、感動した、感動をありがとう
812名無しさん名無しさん:2007/09/08(土) 02:16:33
(  ゚,_ゝ゚)バカジャネーノ
813名無しさん名無しさん:2007/09/08(土) 12:35:22
たこでぇーす
814名無しさん名無しさん:2007/09/08(土) 17:43:45
清太の命日に放送だってな
>>810
815名無しさん名無しさん:2007/09/08(土) 18:48:41
清゛太ガンダム
816名無しさん名無しさん:2007/09/08(土) 22:05:15
また、あのトラウマアニメをやるの・・・・

日本人なら見なきゃイカンという気持はあるんだが、辛すぎる。
817名無しさん名無しさん:2007/09/08(土) 22:11:01
野坂が「どうせ漫画だろ」って舐めた気持ちで映画館でみたら
泣けて泣けていられなくなって映画館出てきちゃったんだよね。

それで言った言葉が「アニメ恐るべし」
818名無しさん名無しさん:2007/09/08(土) 22:27:33
というか野坂が文学的に美化して、ぼかした部分をリアリズムで突き付けたから逃げたんだろう
819名無しさん名無しさん:2007/09/08(土) 23:03:26
今度は実写映画化されるらしいが…
820名無しさん名無しさん:2007/09/08(土) 23:12:47
当時の毎日新聞で
「確かに良いアニメだけれど、実写だったらもっと良いのができる」って記事があった。
・・・・ふざけんなと思った。
821名無しさん名無しさん:2007/09/08(土) 23:14:54
(ヾノ・∀・`)ムリムリ
822名無しさん名無しさん:2007/09/08(土) 23:16:51
野坂がワンポイント出演とかしてたら笑うな
清太に野菜を売る農家のおっちゃん役とかで
823名無しさん名無しさん:2007/09/08(土) 23:19:52
押井とか今敏はインタビューのたびに
「(こんなにリアルなのだったら)なんで実写で撮らないのか」と
質問されてうんざりしているそうだけど、
高畑の場合、こんなあほな質問されたらどう答えていたんだろう?
824名無しさん名無しさん:2007/09/08(土) 23:22:13
>>820
つうかこの前実写でドラマやったよな?
どうだったのかな。w
825名無しさん名無しさん:2007/09/08(土) 23:32:38
826名無しさん名無しさん:2007/09/08(土) 23:41:36
>>822
いま病床なので無理です。
827名無しさん名無しさん:2007/09/09(日) 00:05:10
あそこまでのリアリズムが、高畑がもひとつ一般ウケしない原因だね。本人は歴然と必要であると
思ってるんだろうけどね。
828名無しさん名無しさん:2007/09/09(日) 01:31:58
火垂るの墓も鈴木Pが持ち込んだ企画なの?
829名無しさん名無しさん:2007/09/09(日) 02:08:11
>>826
そうなのか・・・
830名無しさん名無しさん:2007/09/09(日) 02:13:02
>>823
確か、おもひでぽろぽろの頃に
その事について語っていたと思うけど、
なんて言ってたかは忘れた。
絵にすることで改めて対象を深く
認識することができるとか何とか的なことだったかな?
831名無しさん名無しさん:2007/09/09(日) 02:34:24
現代パートについて無理に今井美樹とギバちゃんそっくりなキャラクターしなくても良いのでは?

みたいなこと書いてあったっけ。
832名無しさん名無しさん:2007/09/09(日) 02:41:28
モデルがいた方がアニメータの手癖なんかのテンプレ化を防げるからじゃね?
833名無しさん名無しさん:2007/09/09(日) 05:13:42
声質は発声者の身体構造に由来する。
身体構造を似せるには骨格を似せれば良い。

極めて自然な発想だと思うが。
834名無しさん名無しさん:2007/09/09(日) 15:28:40
フ----ン----- 声優とか… エ?
835名無しさん名無しさん:2007/09/21(金) 21:02:59
さあ始まるざますよ火垂る
836名無しさん名無しさん:2007/09/21(金) 21:21:45
ひさしぶりに見てるが、やっぱりいいな
こういう落ち着いたアニメあるのかね最近は

高畑、アニメ作れよ新しいの見たいよ
なんかいい原作ないかね高畑が演出するべきな感じのさ
837名無しさん名無しさん:2007/09/21(金) 21:51:51
誰かが金をだしてくれないと作れない
838名無しさん名無しさん:2007/09/21(金) 21:56:40
パヤオが出せよ
出せよパヤオ
839名無しさん名無しさん:2007/09/21(金) 21:59:15
特別良いとは思えない
頭大丈夫ですかね
840名無しさん名無しさん:2007/09/21(金) 22:07:51
清太の中の人って、今なにしてるん?
841名無しさん名無しさん:2007/09/21(金) 22:18:16
>>835
いくでがんす
842名無しさん名無しさん:2007/09/21(金) 22:19:26
フンガー
843名無しさん名無しさん:2007/09/21(金) 23:33:03
死ね
844名無しさん名無しさん:2007/09/22(土) 00:26:54
>>843
お前には失望した。
845名無しさん名無しさん:2007/09/22(土) 00:29:07
節子をカメラ目線で可愛く可愛く描いたラストシーンが安っぽいな。
結局、可愛い子が死んで可哀想って安易な印象で終わってしまう。

ガラスのうさぎ(実写)を悲劇っぽい方向へ引っ張っただけの作品か。
846名無しさん名無しさん:2007/09/22(土) 01:06:59
悲劇っぽいっていうか、悲劇
847名無しさん名無しさん:2007/09/22(土) 01:28:23
さすがにもう古いな
848名無しさん名無しさん:2007/09/22(土) 02:23:24
そりゃ何回も見てるからさ
849名無しさん名無しさん:2007/09/22(土) 11:26:03
自分も大人になったのか、西宮のおばさんの描き方に目が行ったな
理想VSリアリズムって事では高畑の自伝的要素も含んでるな
850名無しさん名無しさん:2007/09/22(土) 23:11:05
「平成狸ぽぽんぽこ」なんて、ファンタジーが、リアリズムに抹殺される、ファンタジー上の狸達に対する
鎮魂歌かもしれないな。ラストの宝船が去った後、無造作に捨てられる狸達が、哀しすぎる。
851名無しさん名無しさん:2007/09/23(日) 01:04:09
高畑ガ、青少年がファンタジーに耽溺する事の危険性を感じる事は、解るんだが、だからといって、自分の作品の傾向として、
「脱ファンタジー」の作品を作ろうとする事の気持ちは解るんだが、中途半端というか、そのメッセージが、観る人間に伝わって
いない様に思う。もっと良質なファンタジーを作る事に自信を持って欲しいね。
852名無しさん名無しさん:2007/09/23(日) 01:27:48
脇明子とかが、ファンタジーは論理的だから良いのだとか煽ったその結果、つまらないファンタジーが大量生産された。
で、今はテレビは悪で絵本はいいとかいってるけど、結局のところ、「芸術と知識伝承の融合物」としての
”いいファンタジーを人工的に増やして世界を埋めよう計画”は失敗したということで、基本的に、芸術と学問は分け
てやる方がいい、という常識的な線に落ち着いた。
853名無しさん名無しさん:2007/09/23(日) 02:49:44
日本語でおk
854名無しさん名無しさん:2007/09/23(日) 02:56:35
読みにくい文章が続いてつかれた
855名無しさん名無しさん:2007/09/23(日) 21:12:50
朴さんの信者だからなw
856名無しさん名無しさん:2007/09/24(月) 03:12:33
高畑さんの文章はおもしろいし分かりやすいよ
857名無しさん名無しさん:2007/09/24(月) 04:57:56
すごく巧妙な文章書くよな
858名無しさん名無しさん:2007/09/24(月) 05:34:13
同じ東大仏文でもインテリの方しか向いてなかった蓮實や大江とは違うね
859名無しさん名無しさん:2007/09/24(月) 12:26:05
高畑は、インテリだけど、昔から普通の一般の視聴者に向けて、解りやすい作品を作って来たよな。

間口は普通っぽいし、難解でもないけど、観る内に知らず知らずに高い所に誘導されて、感動させられる。
860名無しさん名無しさん:2007/09/26(水) 02:41:17
なんだかんだで本物の思想をこめられるのは高畑・宮崎しかいないからなぁ。
山田くんと比べたら、押井のミニパトなんてウンチク垂れ流して
誤魔化してるようにしか見えないもんな。
861名無しさん名無しさん:2007/09/26(水) 04:03:40
本物の思想をこめられるのは

左翼思想か
862名無しさん名無しさん:2007/09/26(水) 07:34:29
山田くんの本物の思想?
863名無しさん名無しさん:2007/09/26(水) 10:53:29
山田くんで伝えたかったことって何
864名無しさん名無しさん:2007/09/26(水) 11:59:03
企画書読んでこい
865名無しさん名無しさん:2007/09/26(水) 20:58:56
作品見てもらっても伝えられない思想って・・・
866名無しさん名無しさん:2007/09/27(木) 00:14:33
映画の冒頭に「企画書読んでこい」とテロップをお願いします
867名無しさん名無しさん:2007/09/27(木) 05:21:50
ここは朴勲を慕う在日のスクツか?
868名無しさん名無しさん:2007/09/27(木) 12:36:53
山田くんは今の格差社会を予想して安心できるのは家族しかないって
TVメイキングで言ってたよ。
それにしても早すぎた傑作だったなぁ、確か蝶々が亡くなった特番で
山田くん放送したけど、DVD発売前じゃなかったっけ?
869名無しさん名無しさん:2007/09/27(木) 12:41:45
メッセージを登場人物に喋らせちゃう作品もあるのでそういう作品を見ればいいと思うのよ>>863とか>>865とかは
870名無しさん名無しさん:2007/09/27(木) 14:25:48
*7.7% 21:03-22:54 NTV 金曜ロードショー「火垂るの墓」

山田くんの最低視聴率をまた更新した今やジブリの寄生虫パク…
871名無しさん名無しさん:2007/09/27(木) 15:38:47
不良債権‥
872名無しさん名無しさん:2007/09/27(木) 15:41:57
産業廃棄物
873名無しさん名無しさん:2007/09/27(木) 17:01:51
>>869
家族云々なんて、サザエさんやちびまる子ちゃんでも言える程度のテーマしかないの?
874名無しさん名無しさん:2007/09/27(木) 18:34:07
どんなテーマでも、それを掘り下げる深さや視点の違いで別の作品になるよ。
そして、ほぼ同一のテーマだとしても時代や作家性の違いが露呈する。

戦争プロパガンダという同一の目的で撮っても、北朝鮮で作ったフィルムと
ナチスがリーフェンシュタールに作らせたフィルムでは、あまりに違いすぎる。
875名無しさん名無しさん:2007/09/27(木) 19:14:57
870 :名無しさん名無しさん :2007/09/27(木) 14:25:48
*7.7% 21:03-22:54 NTV 金曜ロードショー「火垂るの墓」

山田くんの最低視聴率をまた更新した今やジブリの寄生虫パク…
876名無しさん名無しさん:2007/09/27(木) 20:03:05
>>875
憲法改正イケイケドンドンの時代に反戦は受けないってのもあるんじゃね?
877名無しさん名無しさん:2007/09/27(木) 23:28:09
つまんないものは、いつの世も受けない
878名無しさん名無しさん:2007/09/27(木) 23:30:38
なぜ急にアンチみたいな人が?
新作までそうっとしておいてやれよ、、
879名無しさん名無しさん:2007/09/28(金) 01:27:03
>873
山田くんは敗者になった側のあきらめを
どう家族がなぐさめてくれるか描きたかったんでは?
880名無しさん名無しさん:2007/09/28(金) 02:34:14
残念ながら、高畑氏には娯楽のセンスがない。
悲しいことに、古臭いセンスに自分ですら気づいていない。
何でもないシーンでもついつい目を引かせる宮崎氏のような
センスのあるスタッフと組むか、もともと娯楽性に富んだ原作でもないと辛いね。
881名無しさん名無しさん:2007/09/28(金) 02:48:09
> 何でもないシーンでもついつい目を引かせる宮崎氏のような
誰から学んだと思ってんだよwwwwwwwwwww
882名無しさん名無しさん:2007/09/28(金) 02:49:37
古臭いセンスとは思わないが、宮崎のような絵描きじゃないから
魅力あるキャラクターが作れないのが彼の欠点。
それでも時代を読取る思想は宮崎より深いと思うけどね。
883名無しさん名無しさん:2007/09/28(金) 02:49:53
センスを古い新しいで語る論評ほど胡散臭いものはない。
884名無しさん名無しさん:2007/09/28(金) 02:54:12
>>882←この人の言う魅力あるキャラクターってなんなんだろうね。
キャラクターの造形の良し悪し=絵の巧みさって思ってるんだろうか。
ま、今時のアニメがそういう風潮だから仕方がないか。
885名無しさん名無しさん:2007/09/28(金) 02:55:57
まぁどうしたって東大仏文卒って感じではあるわな。

山田だって、散々コミュニズムだ富の分配だとやってた人間が
結局大敗北を喫した末に、愚かだが大らかな「家族」っていう
最小単位のコミュニティーに行き着いたところに、ある種のダイナミズムを感じるんだが、
そんな事は一般の客にはどうでも良いところだろうからな。
886名無しさん名無しさん:2007/09/28(金) 03:05:34
>>885
君は「一般」ではないのかね?
887名無しさん名無しさん:2007/09/28(金) 03:15:03
>886
君よりは885は「一般」ではないと思うよw
888名無しさん名無しさん:2007/09/28(金) 03:28:26
*7.7% 21:03-22:54 NTV 金曜ロードショー「火垂るの墓」

ひたすら大衆を賛美する映画を作ってきたのに
大衆自身に見捨てられた哀れな男でFA
889名無しさん名無しさん:2007/09/28(金) 03:34:42
時代を読取る思想なら、大塚曰く理屈が歩いてる高畑では
大塚曰く理屈が自転車に乗っている押井に勝てないからなぁ
ようするに中途半端だ
890名無しさん名無しさん:2007/09/28(金) 11:47:28
「アニメーション神戸賞」は、主要なアニメーション関係雑誌の編集長などによる「審査委員会」で受賞者・受賞作品を決定しています。

◇個人賞 「今石 洋之」

◇特別賞 「高畑  勲」

◇作品賞・劇場部門 「パプリカ」

◇作品賞・テレビ部門 「コードギアス 反逆のルルーシュ」

◇作品賞・パッケージ部門 「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society」

◇作品賞・ネットワーク部門 「セカンドライフ」

◇主題歌賞 「もってけ!セーラーふく」


※受賞者のプロフィールや受賞作品の概要、授賞理由等の詳細はソース参照
http://www.anime-kobe.jp/anime-kobe/
891名無しさん名無しさん:2007/09/28(金) 13:28:46
何でこのタイミング
892名無しさん名無しさん:2007/09/29(土) 00:11:13
一見何でもない表現に見えるけど、実は奥深くて、二重、三重にも、意味と思弁が込められているのが、高畑演出だと思うけどな。
「コナン」を作る頃位までの駿は、逆立ちしても、高畑には叶わなかった。

何より駿には「絵の力」で勝負できる強みがあるからな。

「絵の力」の魅力がまず目立つアニメーションという表現方式では、高畑はどこまでも
不利な位置にいる。自分の表現方法を手足となって支えてくれるスタッフが不可欠だからね。

そういう現場監督を昔は駿がやってくれたけど、今はいないもんね。

893名無しさん名無しさん:2007/09/29(土) 00:22:07
近藤さんが長生きしてれば・・・
いっそ高畑は大友と組めばいい
894名無しさん名無しさん:2007/09/29(土) 00:29:55
>>892
高畑って、なんてイヤらしい資本家体質
895名無しさん名無しさん:2007/09/29(土) 00:30:05
絵がしょぼくても良いではないか。
心温まるアニメが見たいよ。
896名無しさん名無しさん:2007/09/29(土) 00:31:05
>>881
誰から学んだと思ってんだよwwwwwwwwwww

娯楽性に関しては高畑氏から学んだわけではない。
それから、「w」の数だけ発言が馬鹿っぽく見えるから気をつけてね。
897名無しさん名無しさん:2007/09/29(土) 00:38:23
>>894

何か意味がワカランのだが・・・。優秀なお互い信頼し合えるスタッフと組んで仕事が出来る事は喜ばしい事だと思うんだが・・・・。

意見や方向性が違ってきて、離反するようになるのは誰のせいでもないよ。
898名無しさん名無しさん:2007/09/29(土) 01:31:58
>>892
信者らしい”買いかぶりをソースにした御都合的な深読み”ですなw
899名無しさん名無しさん:2007/09/29(土) 01:35:36
>>898

>信者らしい”買いかぶりをソースにした御都合的な深読み”ですなw

ってのも、何を根拠にして、そう言ってるのかワカリマセンな。

900名無しさん名無しさん:2007/09/29(土) 02:11:30
*7.7% 21:03-22:54 NTV 金曜ロードショー「火垂るの墓」

/(^o^)\オワタ
901名無しさん名無しさん:2007/09/29(土) 02:16:54
高畑が巨匠であるのは揺るがざる事実なわけだが、
892のような「一般」の人は高畑程度の才能でも
批判しないとみじめな気持ちになるんだよねw

こういう人間を山田くんで描きたかったのかな?
902名無しさん名無しさん:2007/09/29(土) 02:36:18
>>900
元々、朴映画の視聴率はジブリ・ブランドで上げ底しても低い
15%を超えたのは蛍や狸の初回放送ぐらい
終戦記念日特番としてドキュメンタリーを流すよりは数字が取れるだろうと
言う口実だけでやってた
903名無しさん名無しさん:2007/09/29(土) 02:56:35
「高畑勲は天才だと確信した。でも二度と見たくない」みたいな評価たまに聞くが
俺だって納得するもんな。
904名無しさん名無しさん:2007/09/29(土) 03:06:16
本当にタマにだな
普通は「ジブリだから見たら騙された、ツマンネ!2度と見ない」
905名無しさん名無しさん:2007/09/29(土) 03:09:45
天才性は感じられない。
だが作家性とそれを映像化させる緻密な計算と重厚なテクニックに圧倒される。
今時流行りの手練手管を使った「絵だけのアニメ」に彼のような玄人好みの演出
力は見出すことはできない。
貴重な存在。
活躍してほしい。
906名無しさん名無しさん:2007/09/29(土) 03:10:02
視聴者は正直だな‥
907名無しさん名無しさん:2007/09/29(土) 03:13:49
所詮計算とかテクニック(笑)とか言っても実写からのパクリだしな
アニメでは珍しいからアニメしか見ない厨房は騙せるけど…
知識人層に評価されないのはそれが原因だ
908名無しさん名無しさん:2007/09/29(土) 03:19:59
これ以上ジブリに迷惑をかけずにすっぱり引退してほしい。
909名無しさん名無しさん:2007/09/29(土) 03:23:10
信者の電波ップリが痛いなw
910名無しさん名無しさん:2007/09/29(土) 09:46:54
>>895
高畑おすすめの「河童のクゥと夏休み」どうぞ
911名無しさん名無しさん:2007/09/29(土) 12:07:51
高畑の世間的な評価はまだまだ低すぎる。
ジブリでの仕事もそうだが、それ以前の名劇とかやってた頃も含めてもっと評価されてもおかしくない。
高畑ばかりでなく、世間は地味だが素晴らしい作品をつくる人間に冷たい。
評価されるのはSF、ロボット、萌え、アクションだけか畜生。
912名無しさん名無しさん:2007/09/29(土) 12:13:55
高畑クラスの職人監督なら他にもいるのに(芝山、杉井、ets…)
ジブリの力で1人だけ名前が売れすぎ…

913名無しさん名無しさん:2007/09/29(土) 12:41:48
>>912
一般人はアニメ作品の監督に特別興味を持たないしね
持つとしたら原作者の方
芝山たちは評価されていないと言うより”知られていない”
これだけ名前を知られているのに評価されていないとしたら
朴の低評価はガチだな
914名無しさん名無しさん:2007/09/29(土) 13:00:48
高畑、富野、宮崎は俺の中では三大巨匠だが
世間的には低評価すぎるね。
押井は伊藤&川井と組んでいたおかげで評価されすぎてた気がしたけど
イノセンスでメッキが剥がれたね。
915名無しさん名無しさん:2007/09/29(土) 13:11:52
>>913
同意。オタキングもオタク会議で
パヤオ意外のジブリ作品はゲドと同じで皆ツマラナイて言ってるし
916名無しさん名無しさん:2007/09/29(土) 13:18:35
>>914
高畑は微妙w
917名無しさん名無しさん:2007/09/29(土) 13:18:46
>>893
確かに近藤氏が健在であれば、高畑の右腕には申し分なかったろう。
しかし、近藤氏が50を過ぎてまで高畑の手足となって働いてくれたかは疑問。
演出の道に進んでいたか、アニメ以外で絵に関する仕事をしている気がする。
918名無しさん名無しさん:2007/09/29(土) 13:27:58
喜文は耳すまで高畑を越えちゃったしね
919名無しさん名無しさん:2007/09/29(土) 13:35:31
>>914

富野って誰?
920名無しさん名無しさん:2007/09/29(土) 13:35:32
超えたかどうかは、その後の仕事で判断されただろうけれど
それが確かめられることは永遠になくなってしまった。
921名無しさん名無しさん:2007/09/29(土) 15:37:50
>>919
アニメの監督やってる人だよ
922名無しさん名無しさん:2007/09/29(土) 18:59:09
>>918
耳すまは正直作画技術以外の点が、ダメだと思うが。
923名無しさん名無しさん:2007/09/29(土) 22:21:52
>>917
もののけの後に山田には加わらず
次回監督作構想の為のロケハンに行った後の急変だったから
演出の方だったでしょう…。
924名無しさん名無しさん:2007/09/29(土) 22:29:18
例えば、ホルスの岩男なんかは高畑氏のアイデアではなく
宮崎氏の作品と関係ない落書きから生まれたわけだが、
もしもホルスに岩男が出なかったら、どんなにつまらなくなったろうか。
925名無しさん名無しさん:2007/09/29(土) 22:33:47
まあそうかもしれんけど。
単なる俺様監督だったら採用すらしないよね。
アニメづくりなんて組織戦なんだから、そこら辺もうっちょと評価してあげなよ。
926名無しさん名無しさん:2007/09/29(土) 22:48:54
うん、岩男を無理矢理にでも作品に採用したフットワークはすごい。
でも、やっぱり、そういった作品としての面白さ、娯楽性の部分は、
高畑氏だけでは安定感ないよな。
927名無しさん名無しさん:2007/09/29(土) 22:52:10
絵を描けないからって事も含めて相棒が必要ってのはさんざ既出。

ただ、パヤオも高畑プロデュースの頃の方が、お話に安定感あったと思う。
928名無しさん名無しさん:2007/09/29(土) 23:32:47
高畑勲もキャリアが長いからな。かつての東映動画の頃、日アニの頃、ジブリになってから以降の高畑の作風とスタンスは変わってきてるからね。
僕は日アニの頃の高畑が大好きだけど、ジブリになってから以降の高畑は、もひとつ好きくない。

あそこは、何だかんだいっても駿の天下だからね。スレを読んでも思うけど、どの頃からの高畑を知ってるかで感想も大分
変わっちゃうんだよね。
929名無しさん名無しさん:2007/09/29(土) 23:39:17
>>928
ケンではどの話が印象に残っている?
930名無しさん名無しさん:2007/09/30(日) 02:03:39
やはり宮崎がサポートしてくれていた頃の高畑が1番だと思う。
931名無しさん名無しさん:2007/09/30(日) 02:37:36
>>928
日アニ時代は、何だかんだいっても駿が滅私奉公してくれたからね
ジブリはそもそも駿のアニメを製作するための会社だし
駿が、ニートだった高畑を徳間の反対を押し切って強引に押し込んだ、
プロデューサーの役職は絵がかけない高畑に高級を払うための名目
932名無しさん名無しさん:2007/09/30(日) 03:10:17
>>931
> プロデューサーの役職は絵がかけない高畑に高級を払うための名目

プロデューサー時代の高畑はかなり有能だったそうだぞ。

鈴木が徳間からジブリに専念するようになってから出番がないけど、
駿をコントロールできるのは高畑ぐらいしかいない。

鈴木はアニメ映画に関して、声優と音楽の判断が下手であるにもかかわらず
駿から音声面を完全に任されている。
そのため、役と合わないタレントの起用、完全に下り坂の久石の連続起用という
現在の惨状だけど、
それに比べて高畑は音楽の趣味が良い。
933名無しさん名無しさん:2007/09/30(日) 03:19:29
原徹だよ、有能だったのは
934名無しさん名無しさん:2007/09/30(日) 03:20:15
有名タレントを声優に起用して話題性を作ろうってのは堪忍してほしいよね。
プロデューサーとしての鈴木の志の低さが露呈してる感じ。
声優はプロの声優かせめて役者にやってほしいよ。
ま、最近の声優自体の質が落ちてるから声優なら誰でもオッケーてことには
ならないけど。
935名無しさん名無しさん:2007/09/30(日) 03:21:51
音楽と言えば
久石譲は素晴らしいね。
936名無しさん名無しさん:2007/09/30(日) 03:25:14
*7.7% 21:03-22:54 NTV 金曜ロードショー「火垂るの墓」

/(^o^)\オワタ
937名無しさん名無しさん:2007/09/30(日) 04:28:23
>>932
久石はいいと思うよ。
けど、たまには他の音楽でも映画を見てみたいかな。
938名無しさん名無しさん:2007/09/30(日) 13:04:18
>>936
(^o^) アア モウ ワカタ カラ !
939名無しさん名無しさん:2007/09/30(日) 13:55:35
高畑作品がますます放送されなくなりそう…
940名無しさん名無しさん:2007/09/30(日) 16:33:34
高畑さんもここらでルパンの最終作でも作って格の違いってもんを世間に知らしめてやりャいいのに
941名無しさん名無しさん:2007/09/30(日) 22:19:08
>>937
いや、この20年間の久石の音楽を聴いてみればわかるよ。
完全に下り坂。

最初は惚れこんでいた北野武も、座頭市の前から
「なんかズレすぎているな」と感じているから音楽を変えた、と
インタビューで語っているし。
942名無しさん名無しさん:2007/09/30(日) 23:24:47
例えば、「ひょんなことで、○○した」というプロットの「ひょん」な部分を、
ベタなシチュエーションで済ませて、さらっと流すのが手塚氏、
「ひょん」に至るまでの流れを構築して、無理なく必然にしてしまうのが高畑氏、
そこにさらに1ネタ加えて、印象に残るシーンにしてしまえるのが宮崎氏だと思う。
943名無しさん名無しさん:2007/10/01(月) 00:38:06
久石は仕事を増やしすぎて粗製濫造しまくったからなぁ。
駿の音楽は気合入れてるほうだけど、ナウシカ・ラピュタあたりが
絶頂期だな。
944名無しさん名無しさん:2007/10/01(月) 07:24:14
久石は朴の作る2流映画なんぞには提供しないから無問題
945名無しさん名無しさん:2007/10/01(月) 10:31:24
なんか作って欲しい。
946名無しさん名無しさん:2007/10/01(月) 12:06:40
絵が描けないくせに「作画スタッフは俺の事を理解してくれた上に一流じゃなきゃ嫌」って言う我侭な奴だから、もう無理じゃね?
947名無しさん名無しさん:2007/10/01(月) 14:17:16
さすが東大出。
でもこのスレアンチ高畑スレになっとるがな。

(´・ω・`)
948名無しさん名無しさん:2007/10/01(月) 21:38:35
『じゃりン子チエ』のとき、彼、立ったまま頭を壁にゴンゴン打ち付けてるんですよ。そんなことを
5分以上もやっている。「何やってるのかなぁ」と思うけど、恐ろしくてとても聞けない(笑)。
949名無しさん名無しさん:2007/10/03(水) 00:11:06
五分以上はさすがに怖いなw
950名無しさん名無しさん:2007/10/03(水) 13:03:15
アンノのロッカーへの頭打ちつけ事件って、もしかして高畑の真似?
作品ばかりじゃなくて私生活も人の真似してるんだ
951名無しさん名無しさん:2007/10/03(水) 14:06:26
そうだね焼肉は韓国のパクリだね
952名無しさん名無しさん:2007/10/03(水) 14:52:25
頭打ち付けの起源は赤塚不二夫だよ。

〜ところが赤塚さんの分は手順が多くて、おいそれとは片付いていかない。
連日の緊張に寝不足、加えて仕事は溜まる一方と来ています。
ついにストレスに押しつぶされて、意識がおかしくなっちゃいましてね、

「あーオレだめだヨー死んじゃうよ〜」

なんて、しゃくりあげながらうつろな目で、部屋の壁に頭をゴンゴンぶっつけ始めるじゃないですか。
あわを食いましたよ、〜


トキワ荘実録
丸山昭  より
953名無しさん名無しさん:2007/10/03(水) 21:58:56
コワス
954名無しさん名無しさん:2007/10/03(水) 22:00:20
赤塚は中卒…
955名無しさん名無しさん:2007/10/06(土) 22:11:41
明日はモンキー・パンチ×高畑勲の講演wktk
956名無しさん名無しさん:2007/10/07(日) 08:03:57
きょう?
957名無しさん名無しさん:2007/10/09(火) 22:46:07
1
958名無しさん名無しさん:2007/10/10(水) 02:43:09
以前、宮崎の新作発表にともなったテレビの特集で鈴木敏夫が次は高畑監督でやるみたいな事いってたけど
どうなったのかな。
なんか彼(高畑)の構想を実現できるアニメーターがいないとかなんとかいってたが。
「火垂るの墓」の次は「おもひでぽろぽろ」地上波でやるし高畑の方に風が吹いてきた
予感がする。「山田くん」の地上波2回目放送なるか?
959名無しさん名無しさん:2007/10/10(水) 23:23:03
高畑の後継者は森田宏幸に決まりだな
あの妥協の無い理想主義はよく似てる
960名無しさん名無しさん:2007/10/11(木) 08:23:08
鈴木や押井や大友が東大で特任教授をやっているのに
高畑が日芸で非常勤講師をやっているというのは
ちょっと理不尽。
961名無しさん名無しさん:2007/10/11(木) 10:30:25
製作側にまわる東大生には商売が上手い人の話を聞かせた方がいい
実制作に携わる人には高畑の話を聞かせたほうがいい
962名無しさん名無しさん:2007/10/13(土) 15:40:43
つか新作でないとそろそろヤバイじゃないの、年齢的から見れば
963名無しさん名無しさん:2007/10/13(土) 20:23:32
演出だから何とかなるだろう
964名無しさん名無しさん:2007/10/14(日) 01:39:38
金曜日までにスレを埋めようぜ
965名無しさん名無しさん:2007/10/14(日) 02:09:15
高畑の場合、体力を必要とする宮崎的な作り方じゃないから
高年齢でも大丈夫なんじゃない?

押井がイノセンスのあと、「大作を作ると寿命を縮めるということがわかった」と
発言していたのが気になるところだけど。

高齢の映画監督が、たいてい「夢」にはまったり、イメージの連鎖を重視しようとしたりして
映画の構成がゆるくなるのでそれが心配。
966名無しさん名無しさん:2007/10/14(日) 04:18:09
てかどういう系統の映画なんだろうな
967名無しさん名無しさん:2007/10/14(日) 05:57:41
時代劇
968名無しさん名無しさん:2007/10/14(日) 13:50:16
SF?








ないないw
969名無しさん名無しさん:2007/10/14(日) 13:59:07
自伝風だな
高齢の作家が、同年代ちょい下の人気作家の
無駄に旺盛なエネルギーの発露を眩しく見ながらも
出版社の担当さんに飼い殺しにされて
それを自覚しながら遠い目をして日向ぼっこしてる
自分は幸せだった、そうに違いない幸せだったんだと
OFFのモノローグでぶつぶつと自分自身に語りかける
970名無しさん名無しさん:2007/10/14(日) 14:26:03
970!
971名無しさん名無しさん:2007/10/14(日) 19:40:11
本人がそんなに作りたいと思ってるのかな?と思ってしまうんだが・・・。

もう70過ぎでしょう。アニメの製作なんて過酷な労働をこなす事は、もう出来ないんじゃ
ないかと思うんだが・・・・。
972名無しさん名無しさん:2007/10/14(日) 22:12:30
だよね
外堀を埋めたい鈴木が吹いてるだけじゃないの?
973名無しさん名無しさん:2007/10/14(日) 23:09:11
ナマケモノのパクさんを動かすには
周りが舞台を整えて、木にしがみつく爪をひきはがすしかない、と
パヤオも言っているじゃん。
974名無しさん名無しさん:2007/10/15(月) 02:24:40
今月の熱風の「一枚の絵」から 良かった
きちんと時代の趨勢を読み取り続けてるんだな
やっぱりもう一本作品作って欲しいと改めて思う 
この際小説でもいい
975名無しさん名無しさん:2007/10/15(月) 19:19:10
構想はいくつかあるって言ってたよね。
976名無しさん名無しさん:2007/10/16(火) 11:25:26
鈴木がね
977名無しさん名無しさん:2007/10/17(水) 00:56:00
/(^o^)\
978名無しさん名無しさん:2007/10/17(水) 05:44:55
\(^o^)/
979名無しさん名無しさん:2007/10/17(水) 15:54:16
(・∀・)
980名無しさん名無しさん:2007/10/18(木) 02:20:28
( ^ω^)
981名無しさん名無しさん:2007/10/18(木) 02:25:12
次スレでつ

高畑勲について語るスレ part4
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/iga/1192641825/
982名無しさん名無しさん:2007/10/18(木) 10:31:03
うめましょう
983名無しさん名無しさん:2007/10/18(木) 11:45:25
ムダに埋めるな
984名無しさん名無しさん:2007/10/18(木) 19:21:21
うめますよ
980こえるとおちるし
985名無しさん名無しさん:2007/10/18(木) 20:32:40
駿のアニメは、インテリが「オレもアニメは理解してるんだよ。」という世間での、自分の幅の広さをアピール
するために使われる。

高畑のアニメには、そういうトコは無いね。
986名無しさん名無しさん:2007/10/18(木) 20:48:11
アニメ的じゃないのさ
987名無しさん名無しさん
それ単に知名度でしょ