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名無しさん名無しさん:
高校の時にまわりから絵が上手いって言われてそれで調子に乗って漫画を描いた。
それを送ったら担当がついたので、卒業後もバイトしながら漫画を描き続けた。
担当者も最初はいい返事ばかりしてきたので俺はさらに調子乗った。
よく担当から大先生のアシとして言われるまま手伝いにいった。
そのうちアシをやる時間が多くなり漫画を描く暇がなくなってきた。
30前になって焦ってきた。
なんでもいいから描いたものを持ち込むがボロクソに言わるだけ。
ある日大げんかした時に担当からひどい言葉が出た。
もともとアシ要員として俺に声をかけただけで、才能なんかないと。
俺は泣いたけど、もう後戻りはできない。
年下の後輩どもはドンドンデビューしていく。俺だけ何もない。
そのうち仕事場に居づらくなってきて自分でバイトを捜すが、仕事がない。
だいいち、できることが何もない。
アシの仕事も若くて安く使える連中ばかりが指名される。
他社に持っていくが30すぎるとほとんど相手にされない。
現在35歳。
仕事は日雇いとコンビニのバイト。将来性はゼロ。
何もない。
俺の人生って一体なんだったの?
担当の気まぐれで俺の人生終わりじゃん。
絵がちょっと上手いってだけで漫画家なんて目指すんじゃなかったよ!!