ttp://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070221i513.htm 6570万脱税、同人誌漫画家「品川かおるこ」を起訴
自費出版の同人誌の売り上げを過小申告し、所得税約6570万円を脱税したとして、
長野地検は21日、長野県松本市神林、会社社長下里瑞恵容疑者(34)を、
所得税法違反(脱税)の罪で長野地裁に在宅起訴した。
下里容疑者は「品川かおるこ」のペンネームで知られ、週刊少年ジャンプ(集英社)で連載中の
漫画「テニスの王子様」の登場人物に似せたキャラクターを描いた漫画が人気だという。
起訴状によると、下里容疑者は、所得が2005年まで3年間で約2億円あったにもかかわらず、
約2000万円だったと松本税務署に申告し、所得税約6570万円を免れた。
下里容疑者は02年ごろから、自費出版を始め、同人誌は書店などで販売されていた。
「同人誌作家は将来の保障がないので、売り上げをとっておこうと思った」と供述しているという。
関東信越国税局が昨年12月、長野地検に同法違反容疑で告発していた。
下里容疑者は今月19日、重加算税などを含め約9300万円を納めた。
(2007年2月21日20時48分 読売新聞)