http://anti-censorship.twfriend.net/JP/index.html ◎ 背景 ◎
『真・女神転生』『課長島耕作』は規制対象。なるほど。えっちなシーンがある
からね・・・・・・?何?台湾じゃ『行け!稲中卓球部』も18歳未満はダメ?!
おいおい・・・。
助けてー。下のアドレス行って、子供に稲中卓球部を、課長島耕作
を読ませたいと切に願う台湾人を助けて下さい。
http://anti-censorship.twfriend.net/JP/index.html 書籍並びに映像作品に対するレーテング制度が台湾政府行政院新聞局により新
たに制定され、2004年12月1日より施行された。「出版品及録影節目帯分級弁法
(出版物及び映像作品に対する規制法)」として今年8月に公布されたこのレーティング
制度は、公聴会どころかいかなる議論もなされないまま発効されてしまったものである。
書籍や映像作品について規制対象となる場合の定義の中には以下のような言葉が
含まれている。「犯罪行為等の『過剰描写』」「自殺行為の『過剰表現』」「暴力や逸脱
行為の『劇的描写』」「成人には『許容範囲・・・嫌悪感も引き起こされない』性的行為、
わいせつな筋書き、露出された性器の描写」と言った具合である。しかしこのような
言い回しは拡大解釈が可能であり、利益団体に「過剰解釈」され乱用される恐れがあるものである。
この法律は即広まり、その影響は甚大である。台湾最大のチェーン店「誠品書店」はすでに
今年度のノーベル賞受賞作品を十八歳未満の閲覧に警告を与える規制対象本の棚に
移すはめになってしまっている。J. M. クッツェー、高行健、トニ・モリスン、ガブリエル・
ガルシア・マルケスと言った過去のノーベル賞作家も規制対象棚に移されることになるだろう。
これらの作品に含まれている暴力行為や性行為も「過剰描写」であり「劇的表現」であると
取られかねないからである。