実際、30歳を超えたヤシが漫画家になるのは可能か?

このエントリーをはてなブックマークに追加
編集サイドが年輩投稿者を敬遠するのには理由がある。

・それらにはなべて「読者を楽しませよう」というサービス精神が欠如している。
 →楽しくないモノなど娯楽ビジネスの商材としては問題外。

・それらの作品からは九分九厘「作者である私を褒め称えよ!」という強烈なメッセージが臭う。
 →強い支配願望はサービス精神とは対極の存在、娯楽提供者の資質としては完全な論外。

・それら作者の志望動機がほぼ間違いなく「人生ゲームのリベンジ」だったりする。
 →世の中恨んで復讐しようなんて心根の奴に娯楽産業の基本たるサービス精神を期待する方が無理。

いきなり「バンチ」で描きたいとか言い出した奴がいたが理由を問いただすと。
「週間新潮への道が開けているから」だと。
要するに「文句じじい文化人」上がりの足掛かり程度にしか漫画を考えてない。

青木の存在をあたかもビジネスモデルのように考える馬鹿は後を絶たないが、
あの男は「ナニ金」の時点で(倒産したとはいえ)会社経営者。サービスの何たるか
を漫画なんぞという虚業ではなく実業レベルで理解していた。あれを単なる
「情報蘊蓄漫画」と捉えるのは完全な誤り。