川崎のご当地アイドルグループ「川崎純情小町☆」が2日、
川崎市消防局の「放火火災防止広報大使」に就任した。
市内での幅広い活動を通じ、火災原因トップの放火への注意を呼び掛けていく。
同局によると、市内の火災原因は放火(疑い含む)が39年連続で1位。
昨年は381件の火災のうち107件を占め、前年比30件増加。
今年は2月末までにすでに24件発生しているという。同局は放火させない環境づくりとし、
▽ごみは収集日以外に出さない▽家の周りに可燃物を置かない−などを呼び掛けている。
同日の委嘱式で、市消防局の南部浩一局長は「放火の多発は安心安全の暮らしが懸念される。
より一層強化し、放火されない、させないまちづくりをしたい」と述べた。
純情小町リーダーの前田沙耶香さんは「火災はとてもこわい。
市民一人一人が注意していくことが大事と訴えていきたい」と意気込みを語った。
川崎純情小町は年間を通じて消防局のイベントに参加して広報活動を担う。
放火火災防止ポスターも約3千部作製し、各消防署や警察署などに掲示する。
放火火災防止広報大使に委嘱された「川崎純情小町☆」=川崎市川崎区の市消防局
【神奈川新聞】
http://www.kanaloco.jp/article/84899/cms_id/128964 (画像)
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