>>703 お待たせいたしました。グダグダ訳してたら遅くなった。申し訳ない。
記者の主観も大分入ってるので、一部直訳で無い部分もあります、ご了承下さい。
例によって誤訳御免でよろしくお願いします。
ー以下翻訳ー
Perfume ー無機質なPOP、陽気な(そうでない)ファン、恋愛事情ー
日本の国営放送局、 NHK のTV スタジオの迷路のような廊下を歩いていると、コンサート会場の舞台裏にいるかのような気がしてくる。
レギュラー番組、「Music Japan」の事前収録を行っている時などは、特にその感が強い。
この番組は、かなりの期間に渡って日本を代表するロックやポップ・アーティスト達を紹介してきた。
その番組の司会を務めるのが、この何年かで日本最大のセンセーションへと成長したグループだ。
西脇綾香、大本彩乃、樫野有香。ファン達には「あ〜ちゃん」、「のっち」、「かしゆか」の愛称で知られる、
この3人からなる J-POP ダンスユニットが Perfume である。
現在メンバー全員が20代半ばで、いつも鮮やかな衣装で着飾るこの3人がグループを結成したのは13年前、広島においてである。
キャリアの初期を秋葉原のアイドルグループとして過ごした彼女達だが、
プロデューサー中田ヤスタカの魔法のような収録機器使いにも助けられ、その後急速にエレクトロ・ダンスユニットとして台頭して行く。
彼女達のライブへの情熱と規模は成長を続け(来月には50,000人の観客を収容する東京と大阪のドームでのライブが控えている)、
それに伴って考え抜かれたダンスとダイナミックな映像、そしてハイテクを駆使した
アリーナ規模の会場でのライブのパイオニアとしての評判も高まり、世界中のファン達からも注目を集めている。
BLOUIN ARTINFO Japan は今回、 NHK のスタジオでそんな彼女達にインタビューを行い、
今年海外ツアーを行うなど急成長を続ける自身のキャリアと、そこでの新たなファン達との出会い、
そして国際的な取引の後、 Universal Music からリリースされた2年ぶりとなるニューアルバムについて話してもらった。
シミ一つない服をまとい、上品かつ礼儀正しく更衣室から出て来た3人は、ビルボードのチャートとビルの看板をにぎわせた、
自身のニューアルバムのリリースについて話すことに興奮している様子。
国内レーベルの徳間からリリースされた「JPN」から約2年、「LEVEL 3」は彼女達にとって4枚目となるスタジオ・アルバムである。
「遂に、遂に出せた!って感じです。」とあ〜ちゃん。
「ライブのスケジュールに合わせて発売日を遅らせてもらったんですけど、
カッコいい曲が沢山入ってるので、やっと皆に聞いてもらえて嬉しいです。」
作品に対する反応に敏感な3人は、自身のアルバムに対するレビューを呼んでいることを認めている。
だが、そこに書かれている内容に時々恥ずかしい思いをしている、と教えてくれた。
「書いてくださっている内容がホントに予想外の時とかあって、例えば『 Perfume がリリースしたニューアルバムが世界を席巻!』
みたいな書き方をされている時とか、ちょっと「え?」ってなったりします。でも多分、日本では世界で知られるって言うことは
もの凄く名誉なことだと思われてるんだと思うんです。日本って島国だし、海外にも出て行こう!っていうのには
凄く強い意志が必要じゃないですか。だから皆さん『海外でもやってるんでしょ?凄いじゃん!』って褒めてくださるんだと思うですよね。」
とあ〜ちゃんは語る。
それに対してのっちは、正直にニューアルバムのプロモーションにおいて自身を取り巻く状況への戸惑いを話してくれた。
「インタビュアーさん達のアルバムの捉え方とかを聞かせて貰えるのは、凄く勉強になります。
だけど何回も同じことを話さなきゃいけないから、その奥にある本当の気持ち、みたいのを忘れちゃうような感覚になることがありますね。」
現在国際的なレーベルに所属している彼女達は、常に新しいことに挑戦したい、と話しているが、
2013年の年間を通しての厳しいスケジュールに足を取られ、新たな実験を中々行えないでいる。
「音楽の芯になる部分は絶対に変わらないですけど、同じ内容のことを違う風に言うようにはしています」と、あ〜ちゃんは教えてくれる。
「でも時々上手く言えない時もあって、そんな時はストレス溜まりますね。」
(続く)