【テクノポップユニット】Perfume 2637【THE LIVE MONSTER】
ー続きー
― 普段、ご自身の曲を聴いていて、自分達はPerfumeのファンだな〜と思いますか?また、普段はどんな音楽を聴いてらっしゃいますか?
の:そうれすね。私達がPerfumeの1番のファンだと思います!
みんな中田さんの大ファンですし、中田さんの曲を色んな人達に発信できるのが凄く嬉しいんです。
だから、ライブで自分達の曲をやる時も、凄く誇らしいですね。
でも、普段聞く曲はちょっと違うタイプの物が多いです。寝る前とかにはそれ専用のプレイリストが作ってあるし、
テンション上げたい時にはダンス系の音を聞いたり、その時その時に合わせて音楽を聴いてます。
ロックも好きですよ。
か:正直、あまり日本の音楽は効かないんですよ。どちらかと言うと洋楽系の方が多いと思います。
日本語の曲を聴くと歌詞に集中しすぎちゃうんで、普段何かやってる時に聞くには日本語じゃない曲の方がいいんですよね。
―「LEVEL 3」には、初の英語曲、「Spending All My Time」が収録されています。日本語じゃない曲を歌う事に関して抵抗はありましたか?
曲を渡された時に、こういう曲になると予想していましたか?
の:全く予想してなかったんで驚きました。私達基本的に日本語の曲が好きなんで、
「Spending All My Time」を最初に渡された時は、ちょっと戸惑いましたね。
でも海外で歌ったらお客さんが一緒に歌ってくれて、その光景を見て「あぁ、この曲作ってよかった!」って思いましたね。
― 先日、初のヨーロッパツアーを行いましたが、如何でしたか?
あ:現地のファンの皆さんに喜んでいただけたみたいで良かったです。
日本のお客さんって、「楽しんどるよ!」みたいなメッセージを伝えようとしてくれとる事が多いんですけど、
ヨーロッパのお客さんは「俺のスタイルで楽しむぜぇぇぇぇ!!」みたいな感じでした。
― J-POPのアーティスト達がヨーロッパまで来ることは中々ありませんが、今年の初めには
きゃりーぱみゅぱみゅがロンドンで公演を行いました。今後、他のJ-POPグループも欧州で公演を行うようになると思いますか?
ご自身はまたヨーロッパツアーをやりたいとお考えですか?
あ:他のアーティストさん達が、ヨーロッパに進出するかどうかは分からないですけど、
日本のアーティストさん達が海外に出て行って「日本って凄いでしょ?」っていうのを見せてくれるのは本当に嬉しいです。
ヨーロッパはテクノの本場ですし、そんな所でライブが出来たって言うだけでも幸せだし、
こちらでも私達の事を求めて下さる方々が増えてくれれば嬉しいですね。
か:勿論、ヨーロッパツアーもまたやりたいですね。
ー続くー
ー続きー
― 皆さんのライブではハイテク技術とのコラボレーションも多いですが、これまでの中でお気に入りのテクノロジーは何ですか?
また、最近使ってないけどまた使いたい演出はありますか?
あ:カンヌで賞を取った時にやらせていただいたり、ヨーロッパツアーでもやったりしたプロジェクション・マッピングが好きですね。
映像が私達の動きに合わせて、衣装と体にだけ投影されるんです。
ハイテク過ぎて上手く説明出来んのんじゃけど(笑)。
か:最近は小さなライブハウスでのライブが多かったのでリフターが使えてないんですけど、
大きい会場でやる時はまた使いたいですね。
リフターで持ち上げて貰って高い所で歌いたい!そうすれば大きい会場の後ろの方に居る人達にも見えると思うので。
― ハイテク技術以外にも、ダンスもいつも凄く細かくてもの凄くシンクロしてますけど、
ライブに向けてのリハーサルって、どのくらい行うのですか?
の:振付も合わせて1カ月くらい?
か:大きなライブだったら大体1カ月くらいだけど、
最近やったヨーロッパツアーみたいな小規模なライブだと、1週間くらいですかね。
― ライブ中にアクシデントがあった場合はどうするんですか?
あ:何かあっても、何事もなかったかのようにやり続けますね。靴脱げたらすぐ履いて、ダンス忘れたら他のメンバー見て、みたいな。
照明落ちたらお客さんに話しかけて声が聞こえるようにしたりとか。
ライブ中は何が起こるか分からないので、何があっても楽しもう!って感じです。
― ライブの演出に関しては、どのように決めていますか?
か:MIKIKO先生(ずっと一緒に活動している振付師)に、振付はお任せしてます。
ライブ中のアレンジについては先生に私達の意見も伝えますけど。
の:セットリストは私達で決めて、監督さんに「お客さんの近くに行きたい」とかそういう曖昧な感じは伝えますね。
あ:「空飛んでみたい!」とか「こんなことしてみたい!」みたいな夢は言わせてもらってます。
か:で、それが出来るかは技術チームさんにお任せする、って感じですかね。
― 2000年からPerfumeとして一緒に活動をしていますが、今もその頃と変わらず、Perfumeでいることを楽しんでいますか?
活動をしている中での一番の喜びは何でしょうか?
か:そうですね。最新技術とかそういうのを含めて、次々に新しい事にずっと挑戦出来ているので、
Perfumeでいれることは凄く楽しいです。
の:アーティストとして活動する中で一番嬉しいのは、沢山の人と経験とか喜びとかを分かち合える事ですかね。
沢山のファンの皆さんが、私達と同じものを好きだって言ってくれる。最高ですよね。
ー訳以上ー