【テクノポップユニット】Perfume 2606【ドーム2次締切間近】

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ー翻訳続きー

Perfumeは、今こそ日本ローカルでのセンセーションから、真の世界的スターとなるべき存在なのだ。
日本のグループがヨーロッパのマーケットで主流になれる可能性は、比較的高まっていると言えるだろう。
その原因となるのがPSYと言う紳士の成功だ。

ライトブルーのスーツを着て、ヴィヴィアン・ウェストウッド・シャツと鋲を打たれたスリッパで着飾ったこのラッパーは、
キャッチーな「Gangnam Style」で国際チャートの上位を射止めた。
21世紀初頭において、世界はコリアン・ポップ、いわゆる「K-POP」、が大きな成功を収めるのを目の当たりにした。
2012年上半期で、K-POPグループは34億ドルを稼ぎ出し、韓国出身のソロ歌手やグループは、アジア中のチャートで上位を独占した。
TIME誌も紙面を割いたこの「韓国史上最大の輸出品」の成功は、その後ろに控えたポップカルチャー担当の役人達の活躍無しには成り立たなかっただろう。
正確に言うと、韓国においては、税収を生みだす男性、女性グループはおべっかの対象となる。
長い間、政府は気前良く地元の音楽家に助成金を支給してきた。最も有名なグループが少女時代とBIG BANGだ。
どちらも17歳から25歳の男女で構成されたこの2グループは、80年代のリバイバル風のコスチュームや、
ゴテゴテの現代風のスタイルで着飾り、正確なダンスを踊り、一般的なヒット曲調のポップを歌う。

男性は髪の毛をカラフルに染め、エルメスのシルクジャケットを着込み、メタリックなネイルを付ける。
女性はハイヒールにレギンスにドレス、時にはミリタリーで着飾る。彼らが繰り広げるパフォーマンスは、
爆音で、カラフルで、中性的で、いつまでも変わらない。
より冒険的なものが好まれ、ポピュラーでオシャレだと見なされるファッション業界では、現在の状況は正に宝くじに当たった様なものだろう。
ポップ・スター達が着飾る服が、もう既に一般人とは比較にならないほど贅沢で、表現力豊かなのだから。
ステージ用、テレビ出演用、空港ゲート用、CDジャケット用など身に着ける衣装は多岐に渡り、
その全てがメディアに大きく露出する事による広告効果は計り知れない。

これまで行われて来た伝説的なコラボレーションの数々を思い出してほしい。90年代のマドンナとジャン・ポール・ゴルティエ、
2000年代のディオールとフランツ・フェルディナンド、現在ではラッパーであると同時にデザイナーでもあるカニエ・ウェストが自身で行っているものなど。
これらのコラボが上手く行けば、その年代に暮らす全ての人々を取り込めるのだ。

そして、K-POP市場は既に巨大だ。K-POPのアイコンを宣伝に使い、デザイナーがファンの集団に購入を迫る、というやり方はアジア全域で通用するのだ。
アメリカのデザイナー、ジェレミー・スコットは近年、K-POPグループ2NE1所属の、CLと言う女性を広告用の女神として採用した。
ソウルにおけるフラグシップとなるこの21歳の女性(本名:イ・チェリン)は、アレクサンダー・マックイーンや、Balmainなどのブランドのオーディションには通らなかった、
という欠点はあるのだが…。

デザイナー達を引きつけるのは、実際に良く売れるからだ。さらに、この商法は現在のK-POPスター達が持つ特徴とも相性が良い。
完璧な体型、金髪に染めた髪、しわのない肌と尖った顎。シンクロしたダンスと歌唱力は天性のものだが、
これらの特徴は手術無しに獲得出来るほど甘くは無い。

国際美容外科協会の調査によると、韓国人女性の5人に1人が既に整形手術を経験しており、目、鼻、頬骨への施術は韓国において非常に一般的なものであるため、
「基礎」と呼ばれている。これについて、韓国人学生が米国の雑誌、Atlanticの取材に対してこう答えている。

「私は少女時代が好きですね。ぱっちりした目で、小顔で、おでこの形も綺麗だから。あれは全部インプラントですけどね。
公表はしてないけど間違いないです」
25歳以下の韓国人女性の90%が、今すぐにでも「基礎」施術を行いたい、と考えている。しかし、現在の技術はさらに過激になっている。
今のトレンドは「V字顎」。あごの骨を削り、ハート型の先端のようなV字にするのが目的で、顎骨の下部分を折り、取り除く。
NYタイムズの取材に対して、「患者の女性達は、タレントの写真を持って私の所に来るんですよ」とソウルの整形外科は語っている。

韓国人女性は、自らの顔に革命を起したいのだ。