【ﾃｸﾉﾎﾟｯﾌﾟﾕﾆｯﾄ】Perfume 2575【シャカ兄に乾杯】

シンクロとかポージングの完成度が上がって「操り人形的」とか
「ロボット的」って感想は決して的外れでは無いけど、
踏み込みが浅いと思うんだ。

例えば歌舞伎とかクラシックバレエでは型ってのがすごく重要で
100回やって100回同じ様に自動的に動けるのが理想なんだよ。

そんでそういう自動化が出来たときに初めて、シテ(演者)の個性とか
身体性が自由になる。

Perfumeも三人がオートマティックになればなるほど、身体性の
凄さとか人間性(肉体)が立ち上がって来て、

なんかわかんないけど、人ってすげぇ、なんか勝った気がする、って
感じになるんだな。

このアプローチを逆に突き進めると、シテの身体性が人形から立ち上る
っていう人形浄瑠璃になる。あれは一種のメンタルテクスチャーマッピングだから。

でも、これは画面からは伝わりにくいことで、生じゃないと
体に入って来ない。

ライブってそういうもの。


伝統芸能の末端にいるJKの個人的な意見です。