【テクノポップユニット】Perfume 2529【青い封筒の季節】

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169ファンクラブ会員番号774
>>102
山口から戻るの遅かったので寝オチして起きたらステキな詳細レポが。あと、先生の写真までw

レポ的には付け加えることもないので、少し感想を。

終演後のクロストークで、YCAM=「失敗できる場所」という話が出ていました。
最初からはっきりした目標を定めずに「やりたいことリスト」をGoogleDocsで共有し、形にしていったそう。
使われなかったアイディア、技術要素の種もあり、また、いったん公開しても会期中にどんどんコンテンツが形を変えていったとのこと。
このあたり、「失敗できない場所」である商業系ワーク(特に一発勝負が多いPerfumeの演出など)と両方手がけることでのバランスがとれている、またライブにもフィードバックして欲しいなと感じました。


また、パフォーマンスを見てですが、技術が前面に出ているにもかかわらず、MIKIKO先生の演出が加わることで、パフォーマンス全体では人間的な印象を受けました。(ロボットも、最後にはけなげに見えてくる)
先生ご自身も、技術的な制約(ロボットアームの可動域、ウィンチモーターで動かす天井のボール、プロジェクション範囲etc)があることで、どう演出・振り付けするか燃えるのかもしれず、
もちろん制約を補えるダンサーさん達のスキルの高さも重要な要素なのでしょうが、出てきた作品は、思いのほか綺麗にまとまったエンターテインメントになっていました。
(現代アートにありがちな、頭の中が?でいっぱいになる系のゴリっとした噛み砕きにくいものを想像していたのですが、うれしい驚きでした。音楽も良かった。)

それから、ダンサーさんたちのシンプルな衣装(下はサルエルで裸足)を見て、いつかPerfumeの3人が、こんなダンスに特化した衣装でバリバリにモダンを踊ってくれたら...ともちょっと思ったりしました。
(顔を隠してがんがんに踊るナゾの3人。最後に顔を見せたら!...的な妄想ですw)


このためだけに忙しい年度末に山口まで行くってどんだけ物好きw、とは思いましたが、後悔はしてません(^^;;
以上、長文失礼しました。