【テクノポップユニット】Perfume 2449【LVエントリー締切】
No.2
2000年に結成されたPerfumeは、典型的なJ-POPの女性グループを、すべての面
―完璧な外見
―演出されたダンス、
―超キャッチ―な曲
において、音楽、イメージの全てにおいて最新鋭の技術を組み込んだ、パンチの効いた、斬新な超弩級ポップアクトに進化させたグループである。
彼女達独特の夢のような、或いは歌うDaft Punkのようなサウンドは、2003年から音楽プロデュースを務める、
日本のエレクトロ音楽の魔術師、中田ヤスタカ(Capsule)のおかげ、と考えられるかも知れない。
Perfumeのテクノロジー主導の美学は、自身のグローバルWebサイトの入り口でもあり、中心でもある。
そこにおいては、メンバー個人のアイデンティティはバラバラに粉砕され、ある種の狂気を纏って踊る電子記号となっている。
さらに、Kirinの宣伝キャンペーンとして行われたライブ(上記参照)は、彼女達の指にはめられたセンサーリングによって作動する3Dヴィジュアルと相まり、
初音ミク以来もっとも心を惹き付けるホログラムパフォーマンスとなった。
エネルギッシュな音楽と、魅力的なパフォーマンス。その2つを兼ね備えるPerfumeが国際的な成功を収める妨げとなる、ただ一つの障害が存在する。
少女時代のような、韓国における彼女達のような存在が、自身のマーケットを世界的に拡大する目的で
多言語を話すタレントを採用しているのとは対照的に、Perfumeは長い間ニッチな日本の聴衆に集中してきた。
この潜在的な問題に関して、The Japan Timesが行った独占インタビューに対して、ユニバーサル・ジャパンの海外部門のトップである、加藤公隆執行役員はこう語った。
「他国に行った時に、Perfumeが自分たちの考えていることや感情をより簡単に伝えられるようにする方法がないかと色々調べています。
例えば、日本語で喋っても即座に外国語に変換する事が出来るようなテクノロジーなどを。」
このようなテクノロジーが使われる、最初のサインをウキウキで待ちたいと思う。
Perfumeは彼女達のホームグラウンドの外でもビッグになれるのだろうか?
すでに売り切れとなった台湾、香港、続く韓国、シンガポールでのライブ後に判断してみよう。
そして、Perfumeの日本国外初リリースとなるコンぴレーション「Love The World」は、現在iTunesで配信中。