【テクノポップユニット】Perfume 2352【ツアー感想募集中】

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188ファンクラブ会員番号774
Perfumeの「ポリリズム」は、昨年カーズ2の劇中で使用され、
アメリカのアニメ業界においても、Perfumeが一定のファン層を獲得していることを証明した。
Perfumeが、SFをテーマに神経衰弱寸前のロボットを描いたコメディ番組でもやれば、
アナーキーな子供向けアニメと同様の層にアピールするだろうし、
それと同時に、相当数の年上の視聴者層にも二次的にアピールすることだろう
プロデューサーである中田ヤスタカ(capsule)も、パワーパフガールズのユートニウム博士のような形で、
脇役として登場することは期待できそうもないが、夢見ずにはいられない


Perfumeはアメリカよりも、ヨーロッパに重点を置いたほうがいい、という人もいる。
ヨーロッパのほうが、自国の言語以外の音楽に寛容であるからだ。
実際にきゃりーぱみゅぱみゅの「Pon Pon Pon」は、
昨年フィンランドとベルギーのiTunesエレクトリックミュージックチャートでトップを獲得したが、
それがどのくらい売れたのかは定かではない。
ワーナーミュージック・ジャパンは先週のiTunes Japanチャートで、
エレクトリックミュージックチャートの上位10位の内9つをきゃりーの曲で独占することに成功したが、
それはただ単に、きゃりーの音楽を「ポップ」ではなく「エレクトリックミュージック」として分類したからに過ぎない。
189ファンクラブ会員番号774:2012/06/01(金) 02:39:38.10 ID:mc2BFHc9
ヨーロッパは文化的にも言語的にも、そしてメディアの環境においても非常に断片化しており、
プロモーションは各国ごとに段階を踏んで行わなければならない。
それがヨーロッパにおける戦略で直面する課題の一つであろう。

ユニバーサルミュージックは現在のところ、静観し時期を伺っているようだ。
ユニバーサルはPerfumeの音楽を世界中で購入できるようにしたが、それによりどこでどれだけのセールスがあり、
どんな趣味嗜好の人が購入しているのか、より詳細に知ることができるという事が目的の一つである事は間違いない。
また、より大きな海外のマーケットでの経験があり、これまでのようなアニメイベントやJAPAN EXPOなどを超え、
Perfumeをより広い市場に売り込めるプロモーターと組めば、よりプラスとなることは間違いない。

どうあれ、ユニバーサルミュージックというメジャーレーベルが、世界中の幅広いオーディエンスにオープンなアプローチを取り、
少なくとも現在のところ、日本のポップカルチャーが海外で成功することを期待している我々にとって、
それを予感させる何かを感じさせてくれているのは非常に面白いことだ