【テクノポップユニット】Perfume 2339【The JPN Times】

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548Japan Timesの記事和訳(第1部)
「海外でコンサートがやりたいんです」とつぶやいたのは、のっち。
氷のようにクールなメンバーで、インタビューの時は最も口数が少なかった。

「私たちの曲はそれだけでもカッコいいと思うんですけど、でもライブでの
パフォーマンスにはすごく自信があって。だから私たちのライブを見てもらいたいし、
会場でファンのみんなに会うのが楽しみなんです。」

もう、それは単なる夢物語ではなく、十分ありえる話になっている。
5年間国内のチャートを席巻してきたPerfumeは、この2月に海外を目指す第一歩として、
Universal Japanと契約し、2011年に発売したアルバム「JPN」と最新シングル
「Spring of Life」を、世界50ヶ国以上のiTunes Storeで配信した。

このグループのマネジメントに当たるアミューズが、Perfumeの前所属レーベルの
徳間ジャパンから世界最大のメジャーレーベルにへと移籍させるきっかけは、昨春訪れた。
Perfumeの代表曲「ポリリズム」が、ピクサーの映画「カーズ2」のサウンドトラックに起用されたのだ。
3人とスタッフは、ロサンゼルスで開かれた同映画のワールドプレミアに列席し…そこでの歓迎ぶりに仰天した。
549Japan Timesの記事和訳(第1部):2012/05/18(金) 14:30:45.80 ID:k9ExfE0+
「レッドカーペットを歩いてる時に、アメリカのファンの方が"Perfume! Perfume!」って叫んでいたんですよ。」
と目を丸くして回想するのは、あ〜ちゃん。
インタビューの間一番多く語ったメンバーで、公式にはリーダーが存在しないながらも、明らかにPerfumeの原動力になっている。
「それで、"何で私たちのこと知ってるんですか?"みたいな。あと、ある男性の方、
大きくって、ご年配の方なんですけど、その人はバンダナをくれたんですよ。
もう8年もずっとこれを身に着けてるんだ、って言って。あと、Perfumeが好きすぎて
自分で作ったっていうDVDも頂きました。
私たち日本以外ではなんにもリリースなんてしてないし、レコード会社も国内の会社だし。
だから多分、ネットを通じて以外に私たちのことを知る手段はなかったはずなんです。」
550Japan Timesの記事和訳(第1部):2012/05/18(金) 14:31:51.71 ID:k9ExfE0+
その通り、インターネット万歳、である。記者もインタビューの前に、Twitterで
Perfumeに何をインタビューしようかとPerfumeファンに尋ねた。
雪崩のような反応が全世界から押し寄せた。アメリカ、ヨーロッパ、ブラジル、インドネシア、などなど。
インターネットはPerfumeの「香り」を世界に広げる手助けとなっている。
だが3人は、自分たちの持つインパクトがわからないという。

「すごく不思議な感じです」と言うのはかしゆか。穏やかに、落ち着いた口調で話す。
その目はあ〜ちゃんより大きい。
「行ったこともない国の人たちが、私たちの曲を聴いてくれているっていうのが…」
「もう鳥肌ですよ」あ〜ちゃんが付け加える。
551Japan Timesの記事和訳(第1部):2012/05/18(金) 14:33:33.98 ID:k9ExfE0+
でも、それが一体何になるのか。Perfumeファンは確かに世界中にいる。
しかし、それが世界での成功につながるとはまだ言えない。
やらなければならないことが山ほどある。
幸運なことに、あ〜ちゃんものっちも、そしてかしゆかもハードワークは厭わない。
アクターズスクール広島でグループを結成した2000年(のっちは河島佑香の代わりとして中途加入)からずっと、
そしてアミューズと契約するはるか前から、ポップスターになりたいという情熱が3人を衝き動かしてきた。
そして3人のトレードマークとなっている近未来的な振り付けは、ある種マゾヒスティックに専念してきた練習の成果だ。
「鬼かと思う動きとか普通にあるんですよ。」とあ〜ちゃんは笑う。
「でも、10年以上も同じ先生(MIKIKO)がついて下さっていて、もうほんとに尊敬しているんです。
だからむしろ、ぜひ難しい動きをやりたいくらいなんです、変でも不自然に見えてもいいんで。
どれだけ体が痛くなっても、限界に向かって行きたいです。」