【テクノポップユニット】Perfume 1984【おかえりPerfume】
【 2011/5/03 FFレポ 3 / 5 】
・ステージ下手から小走りで、鮮やかな紫の衣装を纏ったパフュ登場!出囃子FAKE IT炸裂で
周辺発狂!!・・と思いきや、歓声は上がったものの手拍子開始が多勢で全然平静な感。
前に圧縮をしたりする人や暴れ回るような人も居ず、開演前のアナや運営さんの再三に渡る
注意が効いたのか、各々のポジションで周りを気遣いつつ楽しんでいるという感じだった。
・あまり熱狂する様な人がいなかったもう一つの理由としては、自分周辺は残念ながら
音が小さい&悪いで、ワンマンや通常のフェスとは悪い意味で比べ物にならない音響だった
ってのもあったと思う。自分は上記通りステージ正面30m位の距離にいたけど、
何時もの体を揺らす重低音もなかった。さらに後ろに至っては、音を聞き取ること自体も
難しいような状況だったかもしれない。
・照明に関しても、まだ日が高かったから当然ではあるけど、レーザーが出る訳でもないし、
7色の色彩で彩るような照明でもなく、本当の意味でただの照明w ステージと演者を明るく
照らすという以外に特に役割は果たしていなかったと思う。
・つまりパフュライブにおける2大飛び道具が失われた状態で、なおかつステージはベニアw
これのどこが“夢の舞台”なんだ状態。・・しかし、月並みな言い方だけど3人が光ってるんです。
なんかもうちょい上手く言いたいのだけど、言葉が見つからない。FAKE ITで遠巻きに見ても
ハッキリ分かる満面の笑顔で、はじけるように踊る3人。先日の大阪でordみたいな振りが
あったってレポしたけど、よく見たら不自然の「これ以上〜」の辺りの動きに似た振りだった。
・例のべべべ間奏の所、左からあのか順でそれぞれタコ踊りをしまくっていたのだけど、この日の
ここでのあ〜ちゃんが凄かったです。ハジケまくりのキレまくり。目に焼き付いて離れません・・。
・続いたのはord。「広島ーーーーーーーーーー!!!」のあ〜ちゃんシャウトが、自分の耳には
何故か掠れて聞こえたのは、音響の所為だったのかそれとも・・いつもなら一緒に自分も
「ウォーーー!!」言う所だけど、何故かグッときてしまった。ちなみに曲中に泣いていたという
様子は自分には見えなかったのだけど、その後のMCでなんとなくその理由も分かった気がした。
・続くMCの内容に関しては具体的に既出なのであまり触れませんが、既出以外で印象的だったのは
あ〜ちゃんが、ステージ後ろのベニアw に書かれた「届けよう 希望 元気」の所を手でかざすように
した後に「今日、私達はここに希望と元気を届けに来ました!」みたいな話をした事ですね。
【 2011/5/03 FFレポ 4 / 5 】
・同じくMC中。あ〜ちゃん、かしゆかが水を飲みに行ってのっち独りぼっち(これ恒例化するのか?w)
客席を見ながら「私がちょっとこっちにズレたりすると見えなくなっちゃう状況かもしれませんが・・」
と客席を気遣いつつ「この景色が嬉しい」とさらに周辺を見回して、平和大通りを渡った通り沿いに
あるビルからも見ている人を発見。「うわ〜あんな所からも見てくれているよ!」といいつつ
手を振ると、そのビルに居た人も手を振り返す。・・これにグッときたのか、振り切るようにクルッと
ターンして水を飲みにいったのっちがたまらなく愛おしく見えた。
・スタブロなんかで見ると、かしゆかは乱れパッツンの様ですが、ちゃんとわけゆかでした。
同じわけゆかでもレーザービーム仕様のわけゆかちゃんでした。オリンパス双眼鏡でガン見した
その景色は何だかステキでレンズに顔近づけ(ry
・続いたのは何とメドレー。メドレーと聞いで個人的には古い曲で構成されてるのかな?と
思ったら、新しい曲でのメドレーだったのが以外だった。今にして思うと、この3曲も実は
フルで演りたかったんじゃないかな?と思う。ドームですらも懐古趣味には走らなかった3人は
ここでも現在形のパフュを、なるべく多く故郷広島の皆さんに見せようとしての選曲だったのかも。
・続くPTAコーナー。大阪では周辺にあまりいなかったそうでない人、広島では割といたw
歯磨きは流石にぽかーんな人が多勢だったけど、何時も以上に「食べたら磨く〜」の所の
ハモリ具合が綺麗だった気がした。凱旋しても歯磨きの大切さを説くあ〜ちゃんはやはりロック(ry
・続く「チョコレイト・ディスコ!!」のあ〜ちゃんシャウトで、それまでは静かにステージを
見守っていた周辺のお客さんからも「ワ〜!」みたいな歓声起きる。「ディスコ!」で手を挙げる
我々を見つつ真似てみるような動きをする人もチラホラいて、この曲の浸透力の強さを改めて感じる。
・ラストはポリ。ドームと同じくエンディングに選曲した事に、このFFに懸けていた3人の気持ちが
伝わるような気がしてアツくなった。花火もない。レーザーもフラッシュもない。音響はスカスカで
重低音なんか全然ない。スクリーンもなければシンクロする映像もない。あったのは踊る3人の姿と、
数万の歓声とハンドクラップ。只それだけだったのに、ポリループの時に沸き上がって来た感情は
ドームの時のそれとなんら変わらない、本当に“忘れたくない瞬間”だった・・。
【 2011/5/03 FFレポ 5 / 5 】
・最後は既出通り、今後の展開に期待を抱かせるコメントを広島弁で皆に伝え無事終了。
カーネーションステージの広大な客席スペースを埋めたお客さんから暖かい拍手が降り注がれる。
3人がステージから捌けた後、RCC横山さんや運営の山下さんらも再びステージに登場。
無事にライブが終了・成功した事に対し感謝の念を述べると、ここでも大きな拍手が起きる。
挙げ句には山下コールまで起きる始末w 横アリ千秋楽のPTAコールをちょっと思い出した。
・入場者があまりにも多かったため、東京ドームばりの退場規制が行われる。後ろの立ち見席の
客がある程度引いた後、ようやくシッティングエリアの方々も退場。それまでの間、横山アナが
ステージの裏話などをしつつ間を繋いでいて、これもまたいい雰囲気だったと思う。
・終演後の会場では、例のモノクロおっさんが大人気。次の神楽を見に来たとおぼしき
東南アジア系の男性団体に捕まり、写真撮影をしまくってました。
・終演後は屋台をぶらぶら。牛串を買っていたら傍を男1女3の家族連れとおぼしき人達が
通りかかり、「可愛い子いるな〜・・」と思って良く見るとちゃあぽんだったw 思わず
「あ゛・・」と声を上げた自分を、屋台の兄ちゃんが汚い物を見るような目つきで見ていた・・。
・PM7:00頃にFF会場を去り広島駅に向かう。途中の道すがらでも何人かパフュグッズを身につけた
人達とすれ違う。駅に着いてコインロッカーにいた時も緑Tを着た女子3人組が通りかかり、
高速バスのバス停には緑Tの男女グループが居て、トドメに自分のバス席、前後2人共PTAだったw
皆さん着替えとか持っているはずなのに、着替えずにそのままパフュTで街を闊歩した気持ち、
何となく自分にも分かる気がした(自分は囚人Tでした)。広島の街中に“ライブの余韻”が
広がっている・・そんな感覚を覚えながら、惜しみつつ3人の故郷を離れました。
・最後にライブの感想等を記すと、ライブ当日にも軽くレポした通り今回のステージは、今迄の
パフュライブに比べると圧倒的に“ないものづくし”のステージだったにも関わらず、これだけの
“充足感”に満ち溢れたステージになったのは何故なんだろう?と考えると、3人の強い気持ちや
スタッフさんの気概やパフュへの愛情、マナーを守り暖かくパフュを迎えた観客達・・等々
色々理由は考えられるけど、細かい詮索は抜きにして、今回のパフュのステージはベニアだろうが
クソ音響だろうがなんだろうが確かに“夢の舞台”であったし、震災以降声高に問われている
「音楽の力」みたいなものを感じる事が出来たステージだったように思う。今回のステージに
関わった全ての方々に感謝したい気持ちで一杯です。本当にありがとう。
以上でクソ長文キモレポ終了です。我ながら本当にキモイですね・・すいません。
昨日の夕方書き終えてチェックしていたら知らない間に寝てしまい、
こんな時間になってしまいました・・。ウザかったらスイマセン。容赦なくNGにして下さい。