【テクノポップユニット】Perfume1676【夏フェスの行方】

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44ファンクラブ会員番号774
憂「お姉ちゃんはホント、単純ねぇ…。でも、単純なお姉ちゃんって可愛いなぁ〜」

憂は唯が寝たのを確認して、唯の部屋を出る。

憂「しかし、アイス10個をどうしよう?今枕元に置いても朝になったら解けちゃうし…」 「まあ、どうせお姉ちゃんは朝寝坊だから、朝起こしに行く時にアイスを持っていけばいいや」

そう言って、憂は一人でテレビを見ていたら、いつの間にか眠ってしまった…

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翌朝

憂「はっ!テレビ見たまま眠っちゃった…。もう朝か…」
 「まあ、今からお姉ちゃんの枕元にアイスを置きに行けば大丈夫っと…」

そう言って憂は買い置きのアイスを取り出そうと冷凍庫を開けた。

憂「しまった!アイスの買い置きが1個しか無い!」
 「ん〜、1個だけじゃあ流石のお姉ちゃんでも誤魔化せないよなぁ…」
 「これから外へ買いに行くのは、寒くて面倒臭いし…どうしよう?」

ふとその時、憂に名案が浮かんだ!

憂「そうだ!この手で行こう!」
 「ウフフ…」

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唯「うぇーーーーーーん!!」

唯の部屋から、いつもの間抜けな泣き声が聞こえてきた。
憂は「やれやれ」という感じで唯の部屋に行く。

唯「うぇーーーん!!」

憂「お姉ちゃん、どうしたの?」
唯「あいすー!さんたたん!あいす、ない!!」
 「うぇーーーん!!」

憂「あれ?お姉ちゃん、ここにプレゼントの箱があるじゃい!」

と言って、憂は今自分で持ってきた箱を唯の前に差し出す。

唯「あー!さんたたーん♪(^p^)」

唯は直ぐに泣き止み、興奮して憂の持ってきた箱を開ける。
余りにも現金な唯の態度に、憂は呆れ返ったがまあ楽しみに唯を見ている。

唯は箱を開け、中身を見た!が、中は空っぽで、紙切れが一枚入っているだけだった。
その紙切れには次のような文字が書かれてた。
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ゆいちゃんへ

じぶんでてがみがかけないわるい子には、プレゼントはあげません。
らいねんはじぶんでてがみがかけるように、おべんきょうしましょう!

サンタより
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唯はこの手紙を憂に読んでもらったあと、その日一日中泣いていた。