☆★  杉本有美  ★★part13

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 3月27日(土・現地時間、日本では28日夜6:00からWOWOWで放送)、米国ニュージャージー州ニューアークのプレデンシャル・センターで開催された、
UFC111「St−Pierre vs Hardy」。メーンイベントでは、昨年7月のUFC100以来、スタンド、テークダウン、サブミッションを分け隔てなく操る世界最高峰のコンプリートファイター=ジョルジュ・サンピエール(以下、GSP)が
オクタゴンにカムバック、UFC4連勝でチャンスを得たダン・ハーディーを相手にUFC世界ウェルター級王座防衛戦を行った。


 試合は序盤からテークダウンを連発するGSPに対してハーディーは防戦一方。立ち上がっても、すぐさま次のタックルがハーディーを待ちうけ、倒されればパスガードからパウンド&エルボー。
さらには、1Rに腕十字を、4Rにはキムラアームロックを極められた。サブミッションこそ驚異的な忍耐力で凌いだハーディーだったが、
5R=25分間を通して攻勢となる場面はなく、まさに完全無欠の防衛に成功したといえるGSPではあったが、強すぎるが故にどこか消化不良とも呼べる一戦になってしまった。

 また、セミファイナルでは、王者ブロック・レスナーの不在により、昨年11月に王座挑戦予定だったシェーン・カーウィンと、元世界王者フランク・ミアが暫定王座戦を賭けて激突した。

 ここまでMMA11連勝中のカーウィンは、過去最高の対戦相手ミアも同様、1R3分台で攻略、怒涛のパンチを叩き込み、TKO勝利を挙げた。
この勝利により、前人未到の12試合連続1R一本勝ちという強さで暫定王者となったカーウィン。
試合後にはレスナーと握手を交わし、王座統一戦での対戦を誓った。