東芝は1月に高性能半導体「セル」を搭載した最上位機種を3D対応にして今秋発売すると表明していたが、今夏に前倒しし普及機種でも展開する。
年末商戦で46型以上の大画面機種の2割を3Dにする。価格など詳細は改めて発表する。
14日発表した新製品はすべて、画面を照らすバックライトにCCFL(冷陰極蛍光管)ではなくLEDを採用した。5月から順次売り出す。
10年度は台数ベースで5割、12年度末に国内のすべてをLEDに切り替える。
09年度のテレビ事業の損益が08年度に続いて黒字を達成する見込みであることを明らかにした。
10年度の世界販売台数は09年度見込み比1.5倍の1500万台を目指すことも改めて表明した。