http://www.barks.jp/feature/?id=1000059172&p=1 ――1曲目「REGIKOSTAR〜レジ子スターの刺激〜」、いきなりびっくりしました。テクノポップですね。
KAN: これはね、Perfumeです(笑)。
僕がビートルズ、ビリー・ジョエル、スティーヴィー・ワンダーとかが好きで、たとえば「ビリー・ジョエルのああいうタイプの曲が作りたい」とか、
そういう作り方はずっとやってきたんですけど、それとまったく同じですね。
「Perfumeカッコいいな、俺もこういうのやってみたい」と。
実際には、何がPerfumeかといえば、音作りとヴォーカル処理なんですよ。
曲自体は僕の昔からあるタイプのメロディなので、曲は自然に作りました。
ただ、最新の音作りのことは僕はわからないので、そこは若い人に頼んだんです。
僕が作ったデモはすごく80年代っぽくて、カイリー・ミノーグの最初の頃とかバナナラマとか、
ああいう感じだったのを、今の音色にしてもらったんですね。20歳以上下の人に音作りを任せたのは初めてで、
明らかに世代が違う感じが良かったですね。