今までに数多く言われていることではあるが、あややこと松浦亜弥が天才アイドルたることを発揮した事例が、
今回現れたので報告しよう。
2010年3月30日の神宮球場での本拠地開幕戦の東京ヤクルト対中日戦、
松浦亜弥は国歌独唱と始球式の大任を見事果たした。
そのときの始球式の写真がこれである。
http://www.yakult-swallows.co.jp/photo_gallery/img_o/0042/004225.jpg 顔はキャッチャーミットをしっかり見ている。
投球する方向にしっかり振りぬいた右手、左ひじを伸ばしながら引いた左肩。
前方への体重移動のために高く蹴り上げた右足と、球を投げ込んだ上半身を、
正確にキャッチャー方向に踏み出した左足で支えるすばらしいバランス。
松浦亜弥の投球フォームは美しい。
始球式に関してあややのコメントがある。
「今回はあえて練習なしで臨みました。」
この写真をみた誰もが考える。
「あややは練習なしで、どうしてこんなに完璧なフォームでストライクを投げることが出来るの?」
答えがこの動画にある。
http://www.youtube.com/user/upfrontchannel#p/u/13/IempUknaDkU 表情には緊張している様子も伺える彼女が、マウンドの前で何をするかを良く見て欲しい。
ピタッと立ち止まり、プロ初登板初先発となった中澤投手の投球フォームを真正面から見ている。
中澤投手の投球フォームは、何と、松浦亜弥の投球フォームと全く同じなのである!
そのあとの始球式において、あややは片足を上げて振りかぶるところから中澤投手そっくりに投げている。
松浦亜弥は自分が行うべき理想的な運動をひと目見て記憶し、
その後の始球式において観客の前でそれを再現してストライクを投げて見せたのだ!
投球時にバックグラウンドで流れる松浦亜弥の曲「boomboomboom」の歌詞「あなたの仕草を見てる」が完璧にマッチしていて面白い。
このタイミングで始球式を行えることも、天才といわれる所以か。
長嶋茂雄やイチローが、天才的な運動神経の良さとさわやかなルックスに皆が一目惚れして、国民的アイドルになったように、
松浦亜弥も、その天才的な運動神経と愛らしいルックスと類まれなる歌唱力ゆえに、
国民的アイドルあややと呼ばれることを輝かしく証明したのである。