【BS】世界・夢列車に乗って【TBS】

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32Indian Pacific
#78 豪州大陸横断鉄道 ゴールドフィールドを走る
走行距離4,350km。広大なオーストラリア大陸を、西のインド洋岸から東の太平洋岸まで3泊4日で走るインディアンパシフィック。
インディアンパシフィックは、豪華な個室とレストラン・カー、ラウンジ・カーを備えた全長722m、26両編成の重量感溢れる長距離寝台列車だ。
出発地パースは、金を始めとした豊富な鉱物資源で潤う西オーストラリアのゲートウェイでもある。
青く澄んだインド洋を臨み、ビーチでのんびりすごした後は新鮮なシーフードに舌鼓をうつ。
パースを出発した列車は内陸奥地へと進み、ゴールドフィールドに入る。ここは、世界有数の金の鉱脈地帯だ。
一日の金の生産額が2億円という巨大な露天掘りや地下坑道探検、さらにはゴーストタウンを訪ねる。

#79 豪州大陸横断鉄道 アウトバックを走る
西都パースを出発したインディアンパシフィックは中間地点アデレードを過ぎ、いよいよ後半の旅に入る。
目指すシドニーまで、あと2日の旅程だ。夕陽の中、列車は紅く染まる西の空を背に大地を進む。
この一帯はアウトバックと呼ばれ、人を寄せ付けない不毛の地だ。しかし地下には豊富な鉱物資源が眠り、鉱山町が点在する。
ホワイトクリフは、オーストラリア初のオパールの産地だ。
岩をくり抜いただけの地下に作られたユニークなホテルに泊まり、ポケットと呼ばれるオパールの産出現場に足を運ぶ。
列車はアウトバックを抜けると、車窓は一変し鮮やかな緑の世界が広がる。
そこはユーカリの木々に覆われた広大な森林地帯、世界遺産ブルーマウンテンだ。
ユーカリの森を越えると、めざすシドニーはすぐそこだ。