#56 「よみがえるオーストリアの皇帝列車」
かつて、ヨーロッパの貴族たちのために作られた皇帝列車。
走る宮殿と言われる列車に乗って、ドイツのミュンヘンから、オーストリアのウィーンまでおよそ10時間の旅。
バイエルン王家の宮殿が残るミュンヘンから、ハプスブルク家ゆかりの都市インスブルックを抜け、
列車は途中駅ザルツブルクを目指す。
#57 「走る宮殿 音楽の都ウィーンへ」
贅の限りを尽くした走る宮殿、皇帝列車。現代によみがえった列車は、当時の面影を残す町へ。
大司教が統治していた都市ザルツブルクを抜け、町に繁栄をもたらした塩坑を訪れる。
その後音楽の都であると同時に、ハプスブルク家の居城都市として深い関わりを持つオーストリアの首都、
終着地ウィーンへ向かう。
#58 「世界遺産ゼメリング鉄道が繋ぐ旅」
オーストリアの首都ウィーンから第2の首都グラーツへ向かう途中のゼメリング鉄道は、
鉄道としては世界で初めて世界遺産に登録された路線。
緑豊かな山々の間を、いくつもの美しい石造りの橋やトンネルで越えて行く。
世界遺産の鉄道が結ぶ町の旧市街もそれぞれ、世界遺産に登録されている。
出発地ウィーンでは、ウィーン少年合唱団の天使の歌声に酔いしれ、グラーツでは世界最大の武器博物館を訪れる。