#52 「優雅列車でめぐるビートルズの故郷リバプール」
優雅列車ベル号は1930年代、オリエント・エクスプレス同様、華々しい経歴を重ねた。
ベル号が北の麗人「ノーザン・ベル」となりイギリス北部を走る。
贅を尽くした室内装飾と自慢のディナーに舌鼓を打ち、エレガントな雰囲気に包まれる。
今回はバーミンガムからリバプールへの往復旅行を紹介。
リバプールは欧州文化都市の指定を受け、活況を呈している。
世界遺産アルバートドックでは水上パフォーマンスや大道芸で賑わう。
#53 「湖水地方・ピーターラビットの故郷を往く」
ノーザン・ベルは、往年のベル号を、職人の手によって復元した豪華列車だ。
ソファーの仕立ては、まるでラウンジにいるような心地よさがある。
寄木細工で作られた壁飾りは自慢の芸術作品だ。
列車は、イギリスの歴史が凝縮された街ヨークを出発し湖水地方を目指す。
豊かな自然と文化遺産に恵まれた湖水地方は、大小様々な湖に囲まれたイギリス屈指の景勝地だ。
そしてここは、ピーターラビットのふるさとでもある。
この地方を舞台にして、心温まる物語が生まれた。
都会の喧噪を離れ、のんびりと過ごす。ここ湖水地方には、最高の贅沢が待っている。