#45 「ウラジオストク発 ロシア横断1万キロ」
2007年、シベリア鉄道の路線を使って運行を始めたロシアの豪華列車ゴールデン・イーグル号。
ウラジオストクからモスクワまでの約1万キロを14日間かけて走る列車の旅が始まる。
今回は、軍港として繁栄し、長い間閉鎖されていた極東ウラジオストクから
アムール川河畔の町ハバロフスクまでのおよそ800キロの旅。
#46 「世界遺産バイカル湖を目指す」
ハバロフスクを出発した列車は、ブリヤート共和国の首都ウラン・ウデへ。
乗客は、小さな村で地元の人々と触れ合う。また、長い距離を移動する列車内では、
様々なイベントが開催されていた。
そして列車は、一路ロシアが誇る世界遺産バイカル湖を目指して走り出す。
途中列車はバイカル湖を臨む小さな村の前で停車し、バーベキューランチが始まる。
#47 「ウラル山脈を越えて」
列車は世界遺産バイカル湖沿いを走る支線の終点ポート・バイカル駅へ向かい、
そこから船に乗り換えてバイカル湖畔の村を訪問する。
バイカル湖を堪能した乗客は再び列車に乗り込みイルクーツクへ。
シベリアのパリと呼ばれる美しい町並みや市場などを堪能。
イルクーツクで一番古いロシア正教会では荘厳なイコンに圧倒される。
#48 「ロシアの夢列車 モスクワへ」
ロシアのほぼ中心に位置するノヴォシビルスク。
鉄道建設のために作られた町では、つくば学園都市のモデルになったアカデムゴロドクの観光へ向かう。
その後、列車はおよそ1500キロ先のエカテリンブルクに到着。
ロマノフ皇帝が処刑された跡に立つ正教会や鉄道博物館を味わう。
この街にはロシアにおけるアジアとヨーロッパの国境がある。
続いて訪ねたカザンでは世界遺産カザン・クレムリンの美しさを堪能し、列車はついに終点モスクワへ到着する。
#49 「モスクワ発サンクトペテルブルク行」
ロシアの首都モスクワと古都サンクトペテルブルク。
二大都市を結ぶ豪華寝台列車グランド・エクスプレスでの列車の旅。
モスクワでは、古都群黄金の環へ向かい、ロシアの民芸品マトリョーシカのふるさとへ。
そして、サンクトペテルブルクでは、エルミタージュ美術館を始め、数多く残る世界遺産を堪能する。