【WOWOW】レイルウェイストーリー【tvk】

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137名無しの車窓から
>>113
◆鉄道大国・北インド大紀行
南アジアの中央に位置し、日本の約9倍の国土に11億以上の人々が暮らすインド。
およそ5000年の歴史が刻まれたこの国は、多彩な民族・宗教・文化が渾然と融合し、近年はIT大国として世界の注目を集めている。この発展に欠かせないのが「インドの鉄道」だ。
1853年、最初の鉄道が開通して以来、インド鉄道は150年以上にわたり、主要都市間はもとより国内全土に張り巡らされた鉄道網によって人々の暮らしと国の経済を支えてきた。
今回の旅は、首都ニューデリーから北インドの平原を一路東へ!ムガール帝国の古都と、母なる大河ガンジスが育んだヒンドゥー教、仏教の聖地を巡り大都市コルカタへ。
さらに北上し世界遺産の山岳鉄道「ダージリン・ヒマラヤ鉄道」の旅へ。魅力満載の北インドでの鉄道旅を、ハイビジョン&5.1chサラウンドで、臨場感たっぷりにお届けする。
http://www.wowow.co.jp/documentary/railway/column/north_india01.html

【Part-1 ムガール帝国の盛衰を見つめて】
首都ニューデリーでは、旧市街の曲がりくねった路地が続く市場で、この国の活気を実感。
そして2009年9月に装いも新たになったニューデリー駅から特急列車シャタブディー・エクスプレスに乗車する。
到着したアーグラーでは、世界で最も美しい霊廟とも言われるタージ・マハルを訪問、さらに近郊列車でファテープル・スィークリーへ向かい、
ムガール帝国の栄華を伝える史跡を訪ねた後、ジャンスィーの町まで列車の旅を満喫する。
【Part-2 聖なる大河ガンジスに抱かれて】
ジャンスィーから、列車に乗車し向かった先はマホバ。ここはヒンドゥー教の聖地カジュラーホの最寄り駅。
寺院の壁面を彩る芸術的な彫刻を見た後、寝台列車でアラハバードへ、更にガンジス川に沿ってバナーラスへ向かう。
イギリス支配時代ベナレスと呼ばれたバナーラスには60に及ぶ沐浴場がある。巡礼者が祈りを捧げ、遺灰が流されるガンジス川でインドの死生観を感じ、
この国に生きるヒンドゥーの教えと人々の暮らしを体感する。
【Part-3 ブッダの足跡を巡る】
ムガル・サラーイ駅から、ローカル列車でガヤーに到着。仏教4大聖地の1つブッダガヤーを訪ねる。
ここは、菩提樹の下でブッダが悟りを得たと言われる仏教徒にとって重要な聖地。
さらに、世界最古の仏教大学があったパトナ、玄奘三蔵も訪れたナーランダーの史跡、晩年ブッダが弟子達に法華経を説いたラージギールを訪れる。
そして急行列車チャンバル・エクスプレスに乗車しコルカタへ。ブッダの足跡を辿り、仏教を生んだ国インドの魅力を堪能する。
【Part-4 世界遺産の山岳列車ダージリン・ヒマラヤ鉄道】
かつてインドの首都であったコルカタでは、路面電車に乗込みヴィクトリア記念堂など、イギリス支配時代の史跡を巡る。
そしてダージリン・ヒマラヤ鉄道の旅へ。その愛らしい姿から「トイ・トレイン」の愛称で親しまれ、ヒマラヤ山脈を目指し標高差2000mを登り、走る山岳列車。
避暑地ダージリンへ移動するために建設され、世界的にも有名なダージリンティーの搬出にも活躍したこの鉄道は、1999年ユネスコの世界遺産にも登録されている。