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iPhone774G:
この問題に「ソフトウェア更新」で対処できる可能性はあるかについても
考察してみる。
劣化の原因が自分が想像しているように手でアンテナエレメントを握ることによる
インピーダンスのズレだとすると、本来はアンテナ設計の段階で握ったときに
問題が生じないように手を打っておくのが王道。っていうか普通の携帯では
イロハのイみたいな話。インピーダンスのズレをソフトウェアでコントロールできる
ような電気的な回路が仕込んであったような場合を除き、ソフトウェア更新で
手を打つのは難しいと思われ。
奇跡的に本質的な手が打てる可能性として、スリットを手で短絡した場合に
Wi-Fiアンテナ側から3Gアンテナ側へノイズの回り込みが起きていた、という
ような原因の場合、3Gの受信のタイミングでノイズ発生源の回路を切ったり
クロックを落としたりする制御を入れることが出来れば、手が打てる可能性
はある。
「本質的な手が打てないけど市場のクレームは抑えたい」という場合に取られる
可能性がある対処法は、「実際にはアンテナの受信レベルが落ちているにも
関わらず、アンテナピクト表示は落ちにくいようなアルゴリズムに変える」という、
「熱が出ているので体温計を振って下げる」みたいな方法。
もちろん、あからさまにやると詐欺になる。そこで、電界強度の加算平均の回数を
増やして、バーの変動がなるべくゆっくり落ちるように修正をかけたりする。
この場合、公式なアナウンスとしては「電波の強度を把握するアルゴリズムに
一部不具合があったので正常に動作するよう改善した」というような言い方をするw