昔のPC ライバル機列伝

このエントリーをはてなブックマークに追加
51ナイコンさん
ゲームパソコン・ホームパソコン
(ファミリーコンピュータ M5 SC-3000 RX-78 ぴゅう太 PV-2000 MSX スーパーカセットビジョン)

グラフィック能力のうち表示色では52色のファミリーコンピュータ・27色のRX-78が、表示ドット数ではファミリーコンピュータとスーパーカセットビジョンがここでは優位。
MSX・M5・SC-3000・ぴゅう太・PV-2000はVDPにTMS9918系を使用しているので表示能力は基本的に同じ。
ファミリーコンピュータ・スーパーカセットビジョン・RX-78が独自のVDPを使用。
RX-78は27色表示だがスプライト機能を持たない。
処理速度に関してはファミリーコンピュータとRX-78が優勢。
BASICの機能はMSXがトップで、他ではゲーム作りに適したM5のBASIC-GやSC-3000のLEVELVBASIC、RX-78のBS-BASICが出来がよい。
PV-2000のBASICもある程度使い物になる(ファミリーベーシックよりは上の評価)。ぴゅう太の日本語BASICは扱いづらい。
スーパーカセットビジョンにもBASICが存在するが、機能はファミリーベーシックよりも下か。
結論として、表示能力と処理速度に優れるファミリーコンピュータとRX-78、BASICが強力なMSXとM5が上位の評価。
これにSC-3000・PV-2000が続く。スーパーカセットビジョンはファミリーコンピュータよりも後発でありながら、処理速度・表示能力の点で劣っている。
ぴゅう太は16bitCPU搭載だが、BASICが使いづらく、ここでは平均以上の評価は難しい。