昔のPC ライバル機列伝

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34ナイコンさん
初期の8bit上位機(PC-8801 FM-8 MZ-2000 ベーシックマスターL3 PASOPIA SMC-70)

ここではグラフィック(400ライン表示可能)、BASIC(ラベルが使用できる)ともに強力なPC-8801が一応最上位(ただし処理速度が遅すぎる)。
処理速度ではPC-8801を上回るFM-8とMZ-2000が対抗馬だが、FM-8はキースキャンとスクリーンエディットにやや難あり。
MZ-2000はV-RAMがオプションで割高な感が否めないのと、BASICの機能がこの中では今一。
ベーシックマスターL3とPASOPIAはBASICの機能はMZ-2000よりは上(FM-8とほぼ同等)だが、
640×200でドット毎に8色表示できない(LEVEL3は8ドット単位、PASOPIAは単色)など、ここでは下位の評価。
SMC-70は640×200ドットで4色しか表示できないが、640×400ドットのモードを持っているので、FM-8やMZ-2000に匹敵する評価。


8bit低価格機(PC-6001 PHC-25 JR-200 ベーシックマスターJr. MZ-700)

PC-6001はPSG搭載・カラーグラフィックが扱える等、ここでは平均以上に評価できる(処理速度が遅いのが欠点)。
PHC-25はPC-6001とほぼ同等の機能(BASICはかなりの互換性・PSGはオプション)で、処理速度ではPC-6001を上回る。
JR-200はPSG・PCGを持ち、BASICがこのクラスでは比較的強力であり、処理速度も速く上位の評価(グラフィックが若干粗いのが惜しい)。
ベーシックマスターJr.はカラーグラフィックがあるものの少々扱いづらく、PSGが無いなどPC-6001などよりは下の評価。
MZ-700はBASICがこの中では最も強力で処理速度も速い。ただしPSGが無くグラフィック機能は他機種と比較して大きく見劣りする。