★16歳少女殺害で遺族が提訴
・千葉市で2003年、アルバイト店員石橋裕子さん(当時16)が殺害され遺体を焼かれた
事件で、裕子さんの両親が、当時少年だった2人を含む加害者3人とその親の計5人に
計約1億1000万円の損害賠償を求める訴訟を千葉地裁に起こしたことが20日、
分かった。
訴状によると、裕子さんの戸籍上の夫だった鈴木広宣受刑者(25=殺人と死体損壊などの
罪で無期懲役)は、姓を変えて消費者金融で借金を重ねるため裕子さんと偽装結婚したが、
発覚を恐れ殺害を計画。遊び仲間の少年4人(同罪で服役中)と共謀し03年10月1日未明、
千葉市若葉区の墓地駐車場で裕子さんの頭に約60キロの石材を落とすなどして殺害、
遺体を焼いた。
裕子さんの両親は、少年の親の監督義務違反も指摘した上で「鈴木受刑者らの身勝手な
理由で娘の命を奪われた上、遺体を焼かれた無念さ、精神的苦痛は筆舌に尽くし難い」と
主張している。
加害者5人のうち2人は、裕子さんの両親にそれぞれ慰謝料を支払うことで既に和解が
成立している。
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20061120-119521.html