★ノロウイルス:157人感染、1人死亡 大阪の特養など
大阪府は25日、同府枚方市の社会福祉法人が運営する特別養護老人ホーム
と身体障害者入所施設で今月15日以降、ノロウイルスの集団感染が発生し、
両施設の入所者115人と職員42人の計157人が下痢やおう吐などを発症
したと発表した。うち特養ホーム入所の女性(94)が肺炎を併発して死亡。
25日現在、入院中の1人を含め15人が症状を訴えているが、全員快方に
向かっているという。同法人が集団発症を17日、確認したが、保健所に届け
出たのは3日後の20日。死亡女性は19日に発症し、4日後に死亡しており、
同法人の対応の遅れが指摘されそうだ。
府によると、発症者は、特養ホームでは入所者53人(65〜101歳)と職員
19人(21〜58歳)の計72人。障害者施設は入所者62人(33〜80歳)と
職員23人(21〜56歳)の計85人。両施設とも同一の建物に入居している。
15日に調理室で勤務する女性職員(58)が発症したのをきっかけに、2日後の
17日に両施設で計11人が症状を訴え、以降連日、41〜3人の発症者が続いた。
死亡女性は19日におう吐、下痢の症状が出て、病院に入院したが、23日に肺炎
のために死亡した。
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20061126k0000m040121000c.html