国産PCの何を駄目にしたのがPC-98? 2機種目
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│CPU├──┤共有RAM├──┤GPU│
└─┬─┘ │(ワーク)│ └─┬─┘
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│プログラム│ │チップ │
│(1) ROM│ │(2) ROM│
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わかりやすく図にすると、こういうことになる。
CPUからは(2)のメモリ空間にアクセスするためのバスを持たず、
またGPU側にもCPUからデータを受け取って(2)を(2がRAMなら)書き換えるコマンドや
手段が用意されていないため、バカが言うように単に(2)をRAMに置き換えるだけでは、
CPUがVRAMをいじってペイントしたり、FDDやHDDからデータを読んで
(2)を書き換える手段が存在せず、不可能ということ。
ファミコンの場合は、後期の一部のROMカートリッジの内部にRAMとASICを搭載して
CPUから(2)(の一部)を書き換える手段を提供したり、あるいはディスクシステムでは
最初から(2)がRAMになっていてCPUから書き換えられるようになっていたりしたけど、
普通のROMカートリッジでは仮に(2)をRAMに置き換えたとしても、CPUから書き換える手段が無かった。