【勉学】昔のPCを勝手に教えるスレ【歴史】

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30隣のグラフィック事情
○ S1(日立 MPU:6809)
  このマシンはMMU機能を搭載し、8ビット機でありながら元々システムアドレスバスは
  20ビットあった。つまり物理メモリ空間1MBを論理メモリ空間64KBにマッピング
  (4KB×16ブロックで指定)することでアクセスを行っており、GRAMも任意のアドレスに
  マッピングして書き換えることができた。これはバンク切り替えよりは柔軟な方式ではあるが、
  それでも48KB分を展開してしまうとプログラム用には16KBしか割くことができない。それを補う
  為にS1にはハードにGRAMの3プレーン同時アクセス、マスク機能の他、I/Oにカラーレジスタ
  という、CPUのGRAMアクセス時に3プレーン(3バイト)独立に読み書きされる機能などがあった。
  カラーレジスタを使うと例えばGRAM1バイトを転送するだけでRGB3バイト同時に転送することが出来た。
  このような工夫により、実際にメモリ上に見えているGRAMは1プレーン分16KBのみで十分処理が
  可能なようになっていた。

自分の好みで他より余計なものまで詳しく書いてしまった。
それから正確にいうとCPUは各マシンとも互換CPUです。