☆     VIC−1001      ☆

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 クリスマスソングが街頭で流れる。去年つきあっていた娘とは別れ、今年は一人ぼ
っちのクリスマスを過ごすことになりそうだ。こう書くと野次が飛んできそうだが、自分
としてはこれは一種の運だから仕方がないと割り切っている。

…前日、不思議な夢を見た。古い昔の娘がオレの住んでいるところに専門学校生と
してやってくる、というのだ。オレは夢の中でどうしようもないくらいに舞い上がって胸
中最高の気分にひたっていた。夢の中で娘と楽しく喋ってる…「ね〜 こっちに来たら
さ〜 楽しいよね〜」「オレ凄くうれしいよ」…起きてしばらくして夢だったことに気が付
いた。今は一人っきりのオレに、この夢はクリスマスの、天からの授け物だと思って
感謝したい。
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クリスチャンでもないオレは教会に行くことはしないが、この静寂の中で自分自身の
新しい進路を導き出す機会を得た…そんな気がした。今年は正式なクリスマスを迎
えたい。