三重県の高校野球 背番号96

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172名無しさん@実況は実況板で
3/9、中日スポーツ9面より
プロ注目1年生捕手・栗原陵矢(春江工)、いきなり快音
〜練習試合 (8日・津市営球場)〜
春  江  工100 030030 7
津    西  030 010000 4
【春】坪田、中島、西林、鰐渕―栗原、宗沢
【津】前沢、山田、前田、大沢、江藤、篠田―野口、林
第85回センバツ高校野球大会に初出場する春江工(福井)は対外試合が解禁となった8日、三重津市営球場で津西(三重)と練習試合を戦い、7−4で競り勝った。
強肩巧打で注目の1年生捕手、栗原陵矢は先制二塁打を含む2安打で好調ぶりを見せつけた。
チームは同球場などで行っていた合宿をこの日で打ち上げ、9日は奈良に移動して奈良大付、東山(京都)と練習試合をする。センバツ大会の抽選会は15日に大阪
市内であり、対戦相手が決まる。
今年初の練習試合で春江工の注目打者がいきなり快音を響かせた。1回1死二塁の好機で、栗原が津西の先発・前沢のスライダーをたたき、左翼越えの先制二塁打。
5回にも左前打で好機を演出し、凡退した2打席でも鋭い打球を放った。
「感触はまだ分からないけど、今日の時点では悪くない。なかなか屋外で野球ができなかったので、楽しくできた」と栗原。雪の影響で、地元・福井では思うよう
に練習できない日々が続いた。それだけに、三重では気候にも恵まれ、納得の初戦となったようだ。
5日に始まった合宿では連日、津市営球場と三重中京大グラウンドを併用し、午前8時半から午後6時まで練習に打ち込んだ。筋力アップに取り組んできた栗原は
「フリー打撃でも、今日の練習試合でも、やってきたことが間違っていないと実感した」と振り返る。
栗原をはじめ、9安打で7得点した打撃陣には川村監督も手応えをつかんでいる。初優勝した昨秋の北信越大会のように、好機で打線が繋がったことに、「これ
までと同じように戦えたのが大きい」と一安心。
また、前日の7日には日体大の先輩にあたる、いなべ総合学園・尾崎監督の訪問を受け、甲子園の特徴が選手の体調管理などのアドバイスをもらった。「ほんと
うにありがたい」と三重ではグラウンド内外で多くの収穫を得たようだ。
9日には奈良に移動して、練習試合を続ける。栗原は「いい緊張感が出てきて、モチベーションも上がってきた」と話す。三重合宿で力を蓄え、今後は実戦で感
覚を研ぎ澄ます。