昨年、NHK総合テレビで放送された「笑う沖縄 百年の物語」という番組で、
笑築過激団の元座長・玉城満氏が「本土に行って日本人になろうとしたがなりきれなかった。自分はやっぱり沖縄人だという思いに至った」と語ったが、
この発言は後世に残る名ぜリフとして称えられる。
沖縄人のアイデンティティーとナショナリズムを全国の視聴者にアピールした玉城満氏のあの勇気ある発言は尊敬に値するものであり、多くの沖縄県民が共感するものだった。
番組終了後、NHK沖縄放送局へ電話し、この番組への反響を聞いたところ、「沖縄では概ね好意的に受け取られ、特に抗議などはなかった」とのことからも分かるように、
沖縄県民が自らのアイデンティティーとナショナリズムを再確認できた素晴らしい番組だった。