江川さんは作新時代、適当に打たせないと、合宿所のおかずが「ゲロつかれ」になったり
「牛痰」になるという嫌がらせを受けていたそうだ。
ちなみに秋の関東大会、銚子商相手に1安打完封20奪三振で勝った時の晩飯のおかずは
本来「しもつかれ」であったが、実際、江川さんが食べされられたのは「ゲロつかれ」
だった。
翌春の選抜、北陽戦後の夕食は「神戸牛のステーキ」の筈が、実際は仙台名物の「牛痰」
になっていた。
そして運命の今治西戦、江川さんは手を抜きまくって投げたものの結果は、1安打完封
20奪三振、江川さんはまたしても「牛痰」を食べることになった。