Bブロック
シード校の湖北と水城がやはり有力。両チームを阻むとしたら、甲子園経験もある霞ヶ浦か。
湖北は春の準々決勝で水城を倒して4強入り。
制球力と切れで勝負するエース野口は先発完投を常に意識する。
水城は昨春の選抜大会でベンチ入りした選手も多く、経験の豊富さでリードする。
積極果敢な打線は健在で、迫力を感じさせる。
春に続き湖北と水城が再び激突する展開も期待できる。
霞ヶ浦のエース片野は制球力と変化球で勝負する。
状況に応じた投球ができれば、そう簡単に打ち崩せない。
Cブロック
秋、春の県大会で準優勝した妻二が投手力で頭一つリードする。
エース諏訪は制球力に定評があり、狙い球を簡単に絞らない。
春の大会後に合宿するなど準備に余念がない。
同じくシードの竜一は、エース定森が5種の変化球を繰り、相手打線を翻弄する。
3番猪野瀬、4番風見、5番宮本を中心とする粘り強い打線にも注目だ。
葵陵もダークホース的存在として可能性は十分。
強打者が多く一発攻勢の期待もかかる。
県北ナンバーワンの実力校との呼び声がキリストも侮れない。
鬼怒商
投手は左右の2人。外山は制球もスタミナも抜群。広瀬は183センチの長身からのスライダーが切れる。
俊足の植木一や外山の機動力に広瀬の長打力を絡め、まずは1勝を狙う。
波崎
変化球主体の名雪と制球力のある佐々木の継投で、失点3点以内に抑える野球を目指す。
センターラインを強化し、バントなど小技に磨きをかけている。
堅守と機動力で8強入りを狙う。