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秋田県の実態:
教育委員会の主事補が33万円着服、懲戒免職(秋田県北秋田郡)
秋田県北秋田郡上小阿仁村教育委員会に勤務する男性主事補(24)が村外郭団体の
村体育協会や村施設の使用料など33万8000円余を着服し懲戒免職処分を受けていた
ことが2006年2月20日までに分かった。横領された公金は全額返済された。
村は萩野末治教育長を減給10分の3、1カ月など関係者3人を減給や戒告処分とした。
村教委によると男性主事補は村教委生涯学習班に勤務。昨年11月下旬から12月下旬に
かけて村生涯学習センターの使用料や村スポーツ少年団、村体協の預金通帳から
合わせて33万8237円を着服しパチンコなどの遊興費に充てていた。
1月下旬に主事補から「退職したい」との申し出があり、村教委が事情を聴いたところ
使い込みを認めた。主事補は2003年4月に村役場入りし総務課勤務のあと、2004年4月に
村教委に転出。村体育協会の会長印や預金通帳を預かる経理事務を担当していたという。
村は全額返済されたことから警察への被害届は出さないが、萩野教育長は「村民に
大変申し訳ない。監督責任を重く受け止めている」と陳謝。「現金の管理方法を
改めたい」と述べた