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秋田県の実態:
北秋田市職員、税金258万円着服「遊興費や借金返済に」(秋田県北秋田市)
秋田県北秋田市は2008年2月19日、市税務課に勤務する非常勤職員の男性(28)が、
2005年10月から今月にかけて、市民税や固定資産税などの滞納者からの集金業務で
集めた税金から約258万円を着服し、私的に流用していたことを明らかにした。
岸部陞(すすむ)市長は記者会見で、「納税していただいている市民には大変
申し訳ない」と陳謝した。
男性は18日から自宅待機し、男性の家族が同日に全額を弁済した。市は
実態把握のため、監査委員による監査結果を待って、男性を刑事告訴するか
どうかや処分を決める。
市によると、今月12日、市外に住む納税者から市役所に「市役所から送られてきた
納付通知書に、昨年12月に郵便振替で納付した10万円が含まれていない」と
電話があり、税務課が調査し、納税先となる市名義の郵便局の口座から10万円が
不足していたことが判明した。14日、金の処理にかかわっていた男性から事情を
聴いたところ、着服を認めた。
さらに台帳などと付き合わせた結果、男性は、51人の納税者から計258万7400円の
税金を着服していたことがわかった。
市の調査に対し、男性は「(着服した金は)パチンコや競馬の遊興費のほか、
消費者金融への借金返済に使った」と話したという。