対して育英はどうだろう
その07年春の育英-常葉戦、無死1,3塁のチャンスから得点できずに敗れる
これこそ「ここで1本出れば」である
今回の興南戦でも7回2死満塁、「ここで一本出れば」が出なかった
好投手島袋からそれを求めるのは酷だ、そんなもんは言うなら時の運じゃないかとも言えるが
結局上位に行く高校というのは、その「ここで一本」と言うのを出した高校なんだよ
それで長年宮城や育英を見てる人ならわかると思うが、
育英の甲子園での歴代の負けって実際そういう負け方が多い
あそこで打てたら行けた、っていうところで打てない
これは偶然じゃなくて、そういう「ここで一本が打てない」という体質がある
育英の勝ちを振り返ると、ここで一本打った結果よりは守りきった勝利というのがほとんどだからね
投手、守り、全体的にしっかりしてるというのはわかるが、ここだと究極の上位
(つまり全国での上位)には難しいということになる
それプラス、それバックアップする打撃力でもって初めて上位にいけるということになる
だから育英がいつも2,3回戦止まりなのは、おれは毎回すごく納得がいくんだがなぁ
全然、力あるのになんで負けるんだよ〜とは思わないよ
なんで打てないんだよ〜とはすごく思うけど
くじがどうのとか言っちゃいけないよ、くじの有利不利は実際あるけど、単純に
上位にいける打撃の実力がまだまだ宮城にはないんだって