【今年は】宮城県の高校野球9【打撃好調】

・ビッグイニングを作れない
東西東京、智弁和歌山、全国上位に行ったときの常葉・駒苫、沖縄勢あたりは
0点や小得点が続いても、どこかでビッグイニングを作り出せる
7，8点とは言わんが、イニング4，5点くらいだったらざらに作り出せる可能性を持つ
それで終盤まで多少リードされていても十分に逆転可能の余地を持つし、上位に
進出するときは実際その爆発力で逆転劇を起こした勝ち方をする
（上に書いた高校が優勝or上位進出したときのスコアの流れを見よう）

・ここ一番、ここぞで打てない
これは結果論でもあるが、看過できない要素だ
つまり上位に行く高校というのは、勝つべくして勝った実力差ゆえの勝利もあるが
結果論的に、あそこで打てたから上位にいったという結果ゆえの上位入賞というものに
尽きる場合も多い、例を挙げよう
07年の夏の常葉菊川-日南学園での有馬からの伊藤の逆転HR
あれで常葉が勝利する、あれが凡退だったら常葉は負け濃厚だった
あの局面だけ切り取って、打つ打たないなんて運否天賦（むしろ凡退の確率のが高い）だが
あの試合を勝ったというのはあそこで打てたから勝った
優勝したor甲子園上位にいった高校というのは勝ち上がりを振り返るとそういう勝ち方を
した試合と言うのも1、2度は果たしている