高校球児の進路 5

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725名無しさん@実況は実況板で
週刊文春 [ 2009年02月19日号]

 "巨人を出禁にした早大野球部監督「何サマのつもりだ」"より抜粋

「巨人のアホが、早稲田に対抗するつもりか」
早稲田大学野球部の選手たちを前にして、こんな刺激的な発言を繰り出しているのは、早
大野球部監督の應武篤良氏(50)。
   中略
 昨年十月三十日のドラフト会議に端を発した應武監督と巨人の冷戦。まずはその経緯を
振り返ろう。
 キーマンは尾藤竜一投手(20)。ハンカチ王子・斎藤佑樹投手と同い年で、岐阜城北
高時代は〇六年センバツベスト4に大きく貢献した左腕エース。プロ注目の逸材だったが
早稲田に学科試験免除の特別推薦枠で入学した。ところが〇七年三月、正式入学前に抜擢
された沖縄・浦添キャンプからその運命は暗転する。斎藤らとともに期待の新入生として
キャンプに参加したのだが、そこで以前から痛めていた左肘の側副靭帯を断裂してしまう
のだ。尾藤投手の父・安正氏が語る。
 「沖縄に行く前から、毎日何百球と投げていたそうです。みんなが投げているのに自分
だけが止めるわけにもいかず、田舎の子ですから…。でもキャンプ前から痛いと言ってい
たので、連れて行かれないだろうと思っていたら、行くことになった。伝統の"一〇〇〇
球練習"では、八百球くらいしか投げられなかったそうで、そこでブチッときた」
 この故障が原因で、尾藤投手はまだ入学式前の三月末から早くも退部の意向を仄めかし
始める。身体がまだ出来上がってない新人生、しかも怪我人をキャンプに連れて行き、練
習させた管理責任は大学側にあると考えるのが当然だろう。

ところが應武監督に反省の色は一切ない。
 「應武さんは、直後の四月に岐阜城北高に電話をかけて、かなりきつい
ことを藤田明宏監督に言いました。謝罪は全くせず、
逆に『このまま中退すれば、今後、岐阜城北はもちろん、
岐阜県内から一切早稲田に選手は獲らん』と迫ったのです」(早大関係者)   ← ← ← ←
(早大広報課は、「應武監督がそのような電話をかけた事実はない」と回答)
   中略
 斎藤と話す時だけは気持ち悪いくらいの笑顔です。昨年、ある試合で斎藤が足に打球を
受けた。すると『救急車!』と騒いで周囲を呆れさせたこともありました。斎藤の登板する
試合でエラーでもしようものなら 『死ね!』 『帰れ!』 『寮から出て行け!』と野手は罵声
を浴びます。」
   中略
 應武監督に巨人軍出禁問題を直撃したが、『サンデー毎日』の記事については、「広報
を通してください」と語るのみ。だが、尾藤投手の怪我の問題を聞くと、こう断言した。
 「お父さんが八百球でブチッといったとか(サンデー毎日に)言ってますが、うちの選
手に何回も聞きましたが、一球も投げさせてないって言いますよ。一球も。立ち投げでち
ょっと投げたくらいで。嘘ですよ、あれ」