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背番号6 ◆8Mm2mW7OEY :
野球留学の問題点は、何度も色々と書かせて頂きましたが、その中の一つに
地域代表としての意義に反する、というものがあります。
一般国民は、地域代表=地域の住民代表、と認識しているので、留学生主体の
高校が全国大会に出場する事に違和感を感じるのです。
(有識者による野球特待の人数制限をする理由としても、同様のことが書かれています)
例えば米国の大学アメフトでは、第三者機関(マスコミだと思いましたが)が、
各大学の強さにランキングをつけて、その上位大学が全国大会で対戦する、という
形式を取っていたと思います。(記憶で書いてるので間違いがあるかもしれませんが)
もはや地域代表としての意義を失ってるので、地位別の出場枠など取り払ってしまって
全国の高校の実力を公正に点数化して、ポイント上位校を全国大会に選抜する方が
真の実力日本一を決めるに相応しい合理的な手段である、という考え方も出来ます。
1県1代表の意義を堅持するのか、参加校数や実力を加味した出場枠の見直しをすべきか、
いっそアメフト形式にすべきか、これらの案を複合して新しい形式にするのか、などなど
今後の高校野球の進むべき道を考えるに当たっては、やはり理念=『あるべき姿』を明確に
打ち出す必要があるのだろうと、おれは思います。