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名無しさん@実況は実況板で:
高松商2-1明徳義塾
高松商 4安打、失策2
明徳義塾 2安打、失策1
小雨の降る中行われた四国大会準々決勝、春野球場に年配の高松商OBが集う
まず高松商の先発が背番号11の大森
球速は135`手前、小さく手元で曲がるスライダーにやや独特の軌道を持つカーブ
180p近い身長のやや腕を下げ気味の右腕だが、これが見事に嵌った
明徳義塾打線に気後れすることなくしっかりと腕が振れていて球に力があった
結局明徳義塾を石橋と松浦の2安打のみに押さえ込む力投だった
一方の明徳義塾は連投となるエース番号を背負う右腕・石橋
身長の割りに一足大きく踏み出せる下半身の強さを土台にした速球には威力があり
ブレーキの利いたカーブに外角の鋭いスライダーで
高松商から12奪三振のまさに力投だった
明徳義塾の目線から敗戦の説明をすれば
まず5回の守備、一死2、3塁のスクイズアリアリの場面
カウント1-2で三塁走者スタート、投手石橋は
投球フォームに入りながらスタートを見てワンバウンド投球に切り替える
見事に打者のバントをかわしたが、捕手が投球を大きく前にはじくかたちになり
記録暴投で三塁走者の生還を許してしまった。
その後もスクイズを外して併殺を取るなど
この場面では戦略、戦術面とも相手の上をいきながら失点を許した。
7回の守備でも、二死、二塁からの左安打で高松商の土居が暴走気味に本塁に突っ込み
タイミング十分の中継プレーでカットマン大崎の返球が大きく逸れて失点
そして攻撃面最大のチャンスは7回の二死満塁打者・石橋の場面
ボール球先攻の苦しい大森投手に対して最後は見逃し三振
たしかこの打席石橋は一回もバットを振らずに見送った
いつもは初球から振っていく石橋、0-2からの甘い球を打っていけばなとは思う。
このピンチを切り抜けて高松商に流れが傾いたと思う。
明徳義塾の打力はこの秋観てきた80以上のチームの中でもトップクラスだと思うが
今日はいい当たりも少なく、高松商・大森が優った結果となった