1990年の高校野球を振り返る�A

前スレ
http://ex13.2ch.net/test/read.cgi/hsb/1124550594/

1990年の高校野球まとめ

春（決勝）近大付属５−２新田　　
（準決勝）近大付属５×−４東海大甲府 ※延長１３回　　新田４×−３北陽 ※延長１７回

春（優勝）天理１−０沖縄水産
（準決勝）天理５×−４西日本短大付　　沖縄水産６−１山陽

◆春の優勝候補
東海大甲府・享栄・北陽・鹿児島実

◆夏の優勝候補
関東一・横浜商・天理・鹿児島実

◆甲子園出場組の主なプロ野球選手◆
北川博敏�B（大宮東）
村松有人�B（星稜）
高木浩之�B（享栄）
山崎健�B（関東一）
正津英志�B大野
中村紀洋�A（渋谷）
イチロー�A（愛工大名電）
松井秀喜�@（星稜）

最近あちこちのスレをあげる○○のスレを立ててくれ厨をどうにかしろや

>>2
スレッドが活性化することはとても良いことだ。

こっちが本スレ

享栄の湯浅が超高校級だの藤王２世だの言われてたけど、プロにはいかなかったよね。

内之倉（鹿実）もこの年のはず

90年の3年生でプロ入りした選手って、高木以外は知らないや
（>>1の中では）
何気に小粒だったのかな。
ドラフトの時に高校生は不作とか言われてたのか？

日大山形との試合で
内之倉が七回に打ったホームランはファールだったと思う。
試合の大勢が決まってたのと山形の選手が判定に納得してたので何ら問題にはならなかったが。



>>8
現役では他に鈴木尚典くらいしか思いつかん

訂正
８じゃなくて７へのレス

追加で西武の正津。

正津は１に書かれてるが。

松井がでてたのか

>>11
夏の甲子園
２回戦
日大鶴ヶ丘７−３星稜
１年生ながら４番も３−０でノーヒット

へえ1年で四番か

鈴木尚典は知ってる。てか横浜高校だからかな。
プロの中で超大物っていない。
寂しいっていったらそれくらい。90年は春夏ともに面白かった。

９０年か・・・
広島山陽と葛生の試合が何といってもすごかったぞ。
9回裏、2アウト、ランナーなしから３点差ひっくり返したんだったな
あれはビックリというか、両チームが信じられないとコメントしてたのを
覚えてるな。その秋、ニュースステーションでとり上げられてな。

>>15
俺はその試合の直後のしゃもじ投げに感動したｗ
広島山陽は未だに印象深い学校だな。

シャモジ投げあったな。あまりにも劇的な幕切れだったからな。
確か山陽って初出場だったよな。ベスト４までいった記憶が・・・
実力もあったんだろうが、すごい何かの力が加わってあのミラクルに
なったんだろうな。何の力だ〜〜〜！

Y校の小泉はよく頑張ったな。押し出しサヨナラの時は祈りながら見ていたよ。

失礼、押し出しサヨナラのピンチの時だね。

小泉は終始、不安定だった。
代わりに巨漢ストッパー・古川がナイスリリーフをしていた。
ちなみに選抜出場の日大藤沢は夏の神奈川県大会で走者追越しが響いてホームランが無効となって、横浜高校に敗れる

新田の延長戦は昭和末期生まれの私には最高の激闘でした。
東京人としては鶴ヶ丘の健闘と関東一の敗退が印象的。

春 高松商○‐●天理
夏 丸亀○‐●高松商
天理○‐●丸亀
天理は夏に監督替わっていきなり強くなった

西日本短大付属は小粒ながらも足を絡めたそつのない攻撃は見事だった…

この年は春夏ともに好試合のオンパレードだったね！またこんな年が来ないかなぁ！春も夏も最高だったぜぇ〜い！春のベスト８以上からは鹿実しか帰ってこれなかった。これも夏をドラマティックに色どったひとつの要因だろう。

エース神谷

エース南ちゃん

ちびマル太

ノリ、イチロー、ゴジラが夏の甲子園に集結してるのも感慨深いな。

横浜商の夏の甲子園ってこの年以降ないのか。
秋田経法大付戦、沖縄水産戦と手に汗握ったな・・・
最近は横浜といえばヨタばかりだからたまにはＹ校のブルーユニが見たいわ。
まあＹ校躍進の影の立役者が今はヨタだからしばらく無理っぽいが・・

秋田経法大付の斎藤 145出てたのか
中川もだけど彼らは故障に泣かされ通しだったな

食中毒にかかった高崎商業のことも思い出してあげてください(>_<)

>>31
当時好きだった子の苗字が高崎だったので高崎商業けっこう気にしてましたw

>>29
しばらくして久々に甲子園に登場した平成９年のセンバツ。
前年秋から公式戦無敗の上宮高校と緒戦で当たり・・・
上宮の強さを見せ付けられただけの結果に・・・

そういえば前年’８９年のセンバツ４強で元木・上宮にレイープされてなかたっけ？

>>32
あんたきもかったよねｗｗｗｗ

食中毒にかかった太田一のことも思い出してあげてください（>_<）

>>17
あの年の山陽は県大会から既に不思議な力を発揮していた。
１回戦でいきなり広陵を倒し、その後も広島商や崇徳、尾道商、広島工といった
甲子園常連校を次々倒して初の甲子園出場を決めた。
葛生戦は、さすがに運も尽きたなぁ〜と思ってたら、大逆転で勝ったからびっくりしたよ。
山陽は監督が野球の素人で、選手がアイコンタクトで作戦を決めてたのも面白かった。

>>36
その監督さんは日頃から部員に対して「わしの事を『広島のリチャード・ギア』
言えよ。」と言ってたそうだ。

山陽は県大会からミラクルを起こしていたのか。
あの時、甲子園に行くべきにして行ったんだな。
もし山陽がもう一度甲子園に出ても　あんな夏は二度とないだろうな。

この年も宇部商ホームラン打ちまくってたよな。
下位の選手が満塁弾含む３試合連続打った様な記憶があるが…
当時の宇部商は甲子園で突如ホームラン量産する本当に不思議なチームだったな

宇部商の２年生エース金藤は翌年も甲子園出場して人気選手だった。

秋田県勢が選抜に２校出場（金足農業・秋田経法大付属高）も共に九州勢相手（柳ケ浦・鹿児島実業）に終盤に試合を引っ繰り返されて初戦敗退。

この年の平安-丸亀 星林-中標津の試合はナイターで白熱した延長戦で頭に焼き付いてる。俺も高校生だったから夏休み中に見に行った。平安の西村と中標津の武田、両サウスポーはインパクトあったな。

＞＞３８
二度とないから奇跡だな

age

この頃の映像見たいなぁ

age

>>1
春の優勝候補が間違ってるぞ

近大付、享栄、帝京だ

たけしの元気が出るテレビの告白コーナーで日大鶴ヶ丘の臼井が告白されてた。女は日大鶴ヶ丘が甲子園出場してた事も知らなかったみたいで驚いた。愛犬の散歩中にランニングですれ違う野球部の団体をよく見かけ臼井に惚れたらしい…結果は『彼女がいるから…』と断られてた。

age

平安のキャッチャーが凄かった
谷繁の再来かとオモタヨ

もう一度見たい、山陽ミラクル

５０さん＝釣りなの？平安の松岡捕手は確かに凄かったけど…巨人に入団してプロ野球選手にもなったけど…でも金に困り金を盗んで窃盗で逮捕された

別に釣りじゃねぇだろ。凄かったって言ってるだけじゃん。金盗んだとか関係ないし。

そうか…すいません。選抜の享栄×福井商見に行ったんやけど高木３本くらいホームラン打ってなかったかな？同じ享栄の湯浅も注目されてて次の試合打ったような…近大附×東海大甲府はイイ試合だった。

>>54
福井商戦は2本。
次の東海大甲府戦でも1本打っているので、大会通算で3本。

投手の2番打者ってのも珍しいが、それが3本ホームラン打つんだからちょっと驚き。

age

選抜に柳ケ浦が初出場、初戦は金足農業に終盤逆転勝ちも2回戦の三重との試合は序盤の4点リードされたのを粘りで追い付くも、後は拙攻続きで結局、延長戦で沢田捕手のまさかの落球でサヨナラ負け。

秋田経法大付のサウスポー中川どうした？

和歌山で建築会社勤務

栽弘義氏へ国民栄誉賞を。

そこまで
たいそうなことしてないだろ

鹿児島実業は九州大会秋春連覇＆甲子園春夏連続8強入りに加え国体も制しているが
沖縄水産は九州大会は秋春連続8強止まり（秋は鎮西に春は鹿児島商に敗れる。）で国体は松山商の前に初戦敗退も選手権大会は準優勝。

この年の沖水は春の九州大会以降のびた。
本土の強豪相手の招待野球や遠征等でもすごい勝ちっぷりで
選手権始まるころには優勝候補に挙げる声も少なくなかったはず
スポーツ新聞でも軒並みA評価だった。
春九州で負けて以降甲子園決勝で天理に負けるまで練習試合含めて
１度も負けなかった

沖縄水産を秋季九州大会で撃破して選抜に出場した鎮西は二年生の好投手・佐藤貞治を擁して期待をしていたが、懸念されていた守備陣が雨天試合の影響からか大崩壊の上に浜松商の機動力野球に引っ掻き回されて7−10と惨敗。

保守

１９９０年とか…生まれてね―よ(^w^)

だから何？お前が生まれようが生まれまいが興味なしｗ

アベロクの実況が冴えまくった
西日本短大付VS鹿児島実

>>64
鎮西の対戦相手・浜松商の水島投手は春夏ともパッとしなかったねえ。
自慢の機動力も仙台育英戦では逆にやられたい放題だったし…。
浜商がこの年以降10年近く夏の甲子園から遠ざかるとは思いもしなかった

水島投手は本職よりバッティングが凄かった・・・ry）。
選手権大会の初戦、対岡山城東戦ではグランドスラムを放ったが、肝心のピッチングは散々だった。

この頃は金属バットと選手の力量のバランスが一番とれていた様に思う。
面白い試合が多かった

鹿実のキャプテンしてた人今監督してるって本当？

天理がやたら強かった・・・・、チャンスの時のワッショイが、かなりすごかった。

当時、鹿児島実業の先頭打者で主将だった宮下は久保監督の勇退後に就任した竹之内監督の後に鹿児島実業の監督に就任、就任後は早々と敗退する等、苦戦をするもようやく今年の春季九州地区大会に出場を果たした。

天理といえば成田戦の鮮やかな逆転勝ちと、山陽戦のキャプテン寺川のサヨナラヒットだな

三重海星の森投手は県大会からフォークボールの投げすぎで手首に違和感を感じ、松山商戦は自滅

>>76
突然全くストライクが入らなくなったんだよなあ。
4-1で松商が勝ったはずだけど、打たれた点なんてなかったような記憶がある

完全な森投手の自滅だったね、確か松山商の澤田監督も「相手が自滅してくれて助かった」とか勝った後、言ってた様な・・・。

松山商と言えば、鹿児島実業との対戦で明徳義塾とまでは行かないが、内之倉と全然勝負をせずに、2年生の竹脇と勝負してことごとく成功したのに1点リードした直後に勝負・・・（ry。
仮にその作戦をやり続けて勝っていたら、明徳義塾より先にあの惨劇が待ち構えていたかな？

それはないな
松井程注目されてたバッターではない
好打者だったがな

あぼーん

懐かしいな。俺がまだ小学生の頃だ。
西短の中島投手に憧れたな。。何故か中学になってこの年のアサヒグラフを
古本屋で買ってきたのでこの年は印象深い。熊本のせいせいこう（漢字が分からん・・・）の
バント攻撃。島根代表の津和野の野茂みたいな投げ方の投手。あんまり覚えてなかったが
アサヒグラフのおかげで少しは分かった。

でも今でも驚くのは９１年に活躍した佐賀学園の若林投手が甲子園に来てたのが一番の驚きだった。

佐賀学園VS甲府工業か。
若林も甲府工の星野も大乱調だったな。
星野は県の決勝で選抜4強の東海大甲府を下したが、
甲子園では気が抜けたような投球だったのが残念だった。
東海大甲府のエースが榎だったのは覚えているけど、萩原（現オリックス）はこの時ショートだったっけ？
詳しい人頼みます。

萩原はショートだよ。　センバツの日田林工戦でトンネルしたり、監督からも
エラーは３個まではいいと言われていたくらい下手だった。

秋田経法がサヨナラ勝ちを収めたが、サヨナラの打球が外野の頭上を超えたときに、
育英のセンターは回転しすぎだろ…と思った。

戒が中川に熱いエールを贈っていたのにはグッときたが、
その後育英が、常連校として復活するとはその当時は全く想像もできなかった。

>>84
ありがとう。
翌年の選抜でショート守っていたのは記憶にあるんだけどね。

夏は福井商の春夏連続出場が途絶えた。
逆にいうと８季も続けて同じとこを出させてしまう北信越のレベルがいかに低いかを証明してしまった

その福井商の連続出場を阻止した大野と常総学院の4年連続選手権出場を阻止した竜ヶ崎一の試合は大野・正津と竜ヶ崎一・浅見の好投手同士の投げ合いが期待されたが、9回、竜ヶ崎一・浅見の牽制球で走者タッチアウトとなりあっさり終わった印象があった。

>>87
しかも、その福井商も８季連続出場のうち、
初戦を突破したのは宮城の東陵とかいう初出場に勝った時と、
近岡で３回戦までいったときの２回だけのような気がする。

北海や松商学園みたいにただ出場回数を重ねているだけ、という感じだった。

帝京も夏出てたら８季連続間違いなかったろう
この年も中村、黒田中心に打線は強力だったが、予選で低迷街道を突き進んでた早実にまさか打ち負けるとは

横浜高校は神奈川県予選敗退後、それまで部長になっていた渡辺さんが再び、監督に就任、またこの年から（？）現部長の小倉さんがY校から再び横浜高校に戻ってこなかったっけ？

山陽ＶＳ葛生。9回裏、2アウトからの大逆転。
幼なながらすごい衝撃を受けた。その瞬間ＴＶの前でしばらく動けなかった
勝利した山陽が「すごい」とか負けた葛生が「かわいそう」とか、そんな
感情が湧いたのは、ずっと後になってからだ。ただただ茫然と見ていた。
とにかくその日はやたら暑かった事を思い出す。

>>92
あの日は何せ４試合中、３試合がサヨナラゲームだったからねぇ…

そんな中、西日本短大付属高に初回を除いて全ての回、1点ずつ失点し0−8で敗れ去った富山・桜井・・・。

>>92
うろ覚えなんだけど、この日の対戦カードって

秋田経法大付×育英
西短附×桜井
山陽×葛生
星林×中標津

でしたっけ？

↑
そうだったな。
山陽対葛生、次の日の新聞に『ミラクル』や『奇跡』という言葉が
躍っていた。

あの勝ち方は気持ち悪かったな、なんかありえないものを見たって感じで。
このナインは人生すべての運を使い果たしたんじゃないかと思った。
その後みんな元気に働いてるのだろうか。

山陽−葛生は
確か二年連続初戦で「広島vs栃木初出場校対決」だったよな。

前年が開幕戦で佐野日大が１−０で近大福山に勝利。
二年連続で栃木の勝利と思われたが・・・

本当にそこまで考えてしまうほどの試合だったな

山陽ＶＳ葛生の熱闘甲子園のがあります

http://www.youtube.com/watch?v=UjVHtZt70EI

うお〜〜〜思い出したぞ〜この試合
何だ！あの山陽の猛攻撃。
後１人、後１人と思ってたら3番バッターまで回ってきたよ。

とめたはずのバットに当たってヒット、
サードゴロで終了のはずがはじいて・・・
もうどうしようもない流れだったんだろうね

山陽高校
こんな事ってあるんだな。ヒットやホームランがバンバン出たわけじゃない
のにな。見てて両校共にヒヤヒヤもんだ。
どんな心理状態だったんかな？

はい、熱闘甲子園より
済々対花巻東
http://www.youtube.com/watch?v=cO3pHqvJQNU

渋谷対宇部商
http://www.youtube.com/watch?v=WbFgaShtS7w

関東一対平安
http://www.youtube.com/watch?v=bBJkyU2ypcg

鹿児島実業対高知商
http://www.youtube.com/watch?v=BGLmVCqJxsQ

ダイジェストだとあっさり逆転したように見えるが、
あのリアルタイムの緊張感はすごかった。
俺が選手ならゲロ吐いてんな。

鹿実対高知商の9回裏の橋本の同点本塁打の時の高知商・橋本のガッツポーズとガックリしてしゃがみこむ鹿実・上園が当時、印象的だった、
これで精神的に有利になった高知商が勝つかなと思ったんだが。

鹿児島実はよく打つ割りには点に繋がらない拙攻が多かったので、
これは8強あたりで横浜商や沖縄水産、秋田経法大付属、徳島商に近畿の高校や勢いの有る山陽や日大鶴ヶ丘との対戦は厳しいと思っていたので、
同じ九州の西日本短大付属高と決まった時は何とか勝てるとは思ったが・・・。

>>102
そこなんだよな。
圧倒的な逆転じゃなくて、まさに神がかり的な逆転。
だからミラクル。

松井秀喜が星陵高校始まって以来の一年生4番で少し注目されたな。あっさり負けてしまったが・

＜平成２年７月２７日＞

神奈川県大会準々決勝

川崎北　対　厚木

平成２年７月２７日、平塚球場。神奈川県大会準々決勝、川崎北高校対厚木高校。大会屈指の好投手、河原純一、川村丈夫の先発で始まったこの試合は期待を裏切らない大投手戦となりました。
一塁側に陣取るは、厚木高校の大応援団。平塚球場の一塁側をくまなく埋め尽くし、球場全体にとどろきわたる大声援。
「厚木っ・・・、厚木っ・・・・。」
チアガールのポンポンが厚木高校のブラスのオリジナル曲にのって華麗に揺れ動きます。
「かっせ、かっせ、川村っ、北高っ、倒せ―っ！！！」
三塁側に陣取る川崎北高の応援団も、厚木高校の大声援に負けじと力の限りの応援がなされます。
試合は白熱の大投手戦。川崎北は再三得点を挙げるチャンスに恵まれながら、厚木高校のセンター都築選手の超ファインプレーなどの厚高の堅い守りに阻まれなかなか得点できず。
５回の裏に厚木高校が１点を先制、対する川崎北も８回表に好投手川村から１点を挙げ、１−１のまま試合は延長戦に突入。延長戦以降は絶えず厚高ペース。
豪腕川村が川崎北高打線をパーフェクトに抑えこむ凄まじいピッチング。
打線も河原からヒット連発。対する川崎北は大苦戦。川村を全く打ち崩せず、河原も、再三のピンチにあいながらも、ここぞというところで厚高打戦を抑えこみ、何とか凌ぐという感じ。
「ああ駄目か・・・。ここまでか・・・。」
１２回、１３回、１４回、燃え滾る暑さの中、延長戦は果てしなく続いて行きます。僕はスタンドから苦しむ北高ナインの姿を見守りました。
「ここまで頑張ったんだ。もういいよ・・・。」
北高の選手一人一人にそう話しかけたい気持ちで一杯でした。

しかし河原も、他の選手達も最後まであきらめないという気迫に満ちていました。
迎えた延長１５回裏、厚木高校ワンナウト２塁と、一打サヨナラのチャンス。
河原が２塁に牽制球を投げたと見せかけて、これを川崎北２塁のキャプテン朝西が外野へ後逸したと見せかける絶妙なプレイ。
ボールは河原のグローブの中にありました。見せかけの牽制だったのです。
これをエラーと勘違いした厚木高校２塁ランナーのキャプテン長谷川は３塁へ暴走。２・３塁間でタッチアウトとなりました。
これはすばらしいプレーでした。このプレーをTVKの中継で解説していた向上高校野球部監督の勝井直幸先生はこのプレーについて絶賛していたそうです。
延長戦に入って絶えず厚木高校のペースで試合が運んでいましたが、意外や意外、勝利の女神は川崎北の方へ微笑みかけてきました。
迎えた延長１６回の表、ここまで北高をパーフェクトに抑えこんでいた川村が、北高１番北沢にストレートのファーボール。
塁に出た北沢はすかさず盗塁を決め、続く２番朝西はきっちりバントを決めてワンナウト３塁と川崎北高の絶好のチャンス。
そして続くは初戦の岸根高校戦でサヨナラタイムリ−を放った３番橋本。
この橋本が、川村から三遊間を抜けるタイムリー放ち、これを厚高レフトの阿部が後逸。
ボールが外野へ転転としている間に橋本は一路ホームベースへ。川崎北が３−１と逆転に成功。
そして１６回裏も、河原が磯木、黒崎、牧島と続く厚高の打線を気迫のピッチングで切って取り延長１６回に及ぶ大熱戦は川崎北の勝利に終わったのでした。
この時の球数ですが、厚木・川村は１９９球、川崎北・河原は２４０球とのことでした。
平成１１年夏の甲子園準々決勝、PL学園と横浜の延長１７回の大熱戦。横浜・松坂とPL・上重の壮絶な対決は、まさにこの河原、川村の対決そのものでした。
「是非、甲子園へ・・・。」
試合後、川村が河原に、そう話しかけたそうです。
「あのへっぽこチームがこんなにすばらしい試合をするなんて・・・。」
僕は目頭が熱くなってきました。試合後、球場の外で加賀谷先生と会いました。
吹奏楽部のみんなは祝福の言葉をかけてましたが、僕は加賀谷先生に、「甲子園にいってください」というと、加賀谷先生は、笑顔で、「ハイ！」と答えてくれました。
この時僕の頭の中は甲子園一色でした。

川崎北　０００　０００　０１０　０００　０００　２　| ３
厚　 木　０００　０１０　０００　０００　０００　０｜1

はい。

3回戦鹿児島実業対松山商

http://www.youtube.com/watch?v=dJJY0E4BBn0

準々決勝鹿児島実業対西日本短大付属

http://www.youtube.com/watch?v=lhDaZ645Lkk

>>110->>111
この年、田舎から横浜の某大学に進学した俺は、
初めて見た神奈川県予選で聞いたこともない（失礼）両校の凄まじくハイレベルな闘いに度肝を抜かれた。
高校出るまでいわゆる「野球どころ」で育った俺にとっても、あの試合は忘れられない好ゲーム。
思い出させてくれてありがとう。少し胸が熱くなったよ。

また、今年もやって来るな。
あの夏が・・・

この時の神奈川県大会の決勝進出したのは神奈川工業でしたっけ？
決勝戦でも粘ったけども、内田にホームランを打たれてしまって甲子園行きを断たれた様な・・・。

高崎商の食中毒がかわいそうだった年だな

>>104
宇部商×渋谷は人間模様が色濃く出た試合だね。
９回同点で中村ノリの悪送球で宇部商１点リード。
うなだれる中村ノリ（実際はヒットの当たりを好捕した好プレー）
９回裏１死１塁で次打者ヒットもランナー３塁で憤死。
めちゃくちゃショックをうけて、うなだれる監督。
しかし次打者のヒットでランナー生還して同点。
飛び跳ねて喜ぶ中村ノリ。
チームメートらもノリに「良かったなぁ」と声をかけ
ついには泣いてしまう中村ノリ。
結局、延長で２死からの満塁ホームランで宇部商の勝利。
その前の１死満塁でも強烈なサードゴロを取り損ねるも冷静にホームで憤死させた中村ノリ。
いい試合でした。

きたー！！

>>118
オメ！！

>>115
そうです。
左腕の吉田とキャッチャーの伊藤を中心としたチームでした。
5回戦で優勝候補筆頭の横浜を破り、準決勝では河原がエースの川崎北に逆転勝ち。
神工は自分が中学時代に試合をしたヤツが多かったから勝って欲しかった。

90年か〜〜思い出深い夏だ。

栽弘義氏へ国民栄誉賞を。

↑また書いているよ・・・。
選手権大会の開幕戦は都城対成田の試合、都城は成田の裏をかいて先発を本来なら救援のサブマリン投手である海蔵(かいぞう)を登板させたが、1回途中でノックアウトされてそのまま初戦敗退。

1989年秋の享栄はマジで強かった。湯浅も凄かったが、上位打線はありえないくらい凄かった。なのに冬を越えたら内野手のポジションがごっそり変わっていた。
それが影響しているのかどうかはわからないけど、秋の圧倒的な攻撃力がなくなってたな。
前年秋なら享栄が最強。

三重高が選抜でベスト8に進出した！全試合1点差だった

三重は初戦、0-3で敗色濃厚だったが、振り逃げが幸運して延長戦の末に勝利。

保守