俺「で、オーナーは誰を連れて行く気ですか?」
熊「ん?おれ?俺はぁ・・・かのんでも連れていくかな?」
浩「えぇ!かのんちゃんですか?オーナーの恋人なんですか?」
熊「お前そんな事言ってると連れていかねぇぞ浩二」
公然の秘密、つまりタブーを言い放つ浩二、恐るべしw
俺「ななこさんは?」
熊「まぁななこと浩二じゃよ、全然似合わないしな、付き合うなんてねぇだろwww」
浩「えぇ・・・そういうこと言われるとショックっす」
熊「まぁうちの女の子になんかあったら浩二、お前覚悟はいいな?w」
その笑いこえーよ熊!
浩「・・・」
俺「だから、まじで手を出すなって事、わかった?浩二君?付き合うなら辞めてから、今恋愛をどうこうしない事!」
浩「はい・・・」
熊・・・さっきと言ってる事ちぐはぐなんだがww
結局、3人では温泉旅行が決まった訳ですがw
俺にななこ嬢から電話が来たりしているのは
正直誰も知らない訳でして、これこそ「ばれたら覚悟はいいな?」と・・
なんだか自分に言われた言葉のようですよw
まぁ熊はそんなに怖い顔じゃなく、ニコニコしながらでしたし
そんなに重く言ったわけじゃないんで、浩二君も極度の落ち込みは
無いんですが、多少は堪えた様でその後トボトボと帰って行きました。
家に帰る。
「なぁりえ・・・温泉行く?」
「ん?いくいく!」
「オーナーと俺と、浩二とななこさんとかのんちゃんとりえの6人でだよ?」
「えぇ!いかないwww」
「だよなww」
「ななこ来るんでしょ?行きたくないなぁ」
「それに浩二来たら、心配で俺もイヤ」
2人「だよねぇ〜ww」
「でもさ、りえ。オーナーが言ったら行かない訳にはいかないもんね」
「それが問題だきーちゃん!」
「エチー出来ないし」
「また、それかよwww」
「まぁしばらく放っておこうww」
「きーちゃんと2人なら行きたいなぁ〜」
「俺も、りえとならいいなぁ」
「こ!こら!胸触らない!ダメ!ダメだって!あっ・・・」
2007/10/3
プルルルル♪
「はい」
「あんさぁ〜」
「はい?」
「あっななこだけど!」
「はい?」
「な・な・こ・だけど!」
「あぁはいはい・・・」
「あんさぁ、旅行いくの?」
「行かないですよ、りえもイヤがってますから」
「えっ・・・いかないの?」
「ななこさんと浩二君は行くんですよね?www」
「かっかんけいないじゃん!いかねーよ!」
「浩二君はななこさんに言ったら、いいよ!って言ったって言ってましたよ」
「言ってねーよ!」
「あの〜オーナーとかに業務以外で連絡とか取ってるのバレると怖いんで
もう電話とかやめにしてくれませんか?ななこさん」
「いいじゃんかよ!なんなんだよ!こっちの事も少しは考えろよ!」
「もしもし?ななこさん?」
「・・・ごめん、カッっとなった・・・」
「いやいや、良いんですけど、電話とかバレたらななこさんも怒られますよ?」
「うん・・・でも、怒られてもいい」
人の生活考えろよ!www
「いやいや、怒られてもいいとかじゃなくてですね」
「あたし、頑張ってるだろ?」
えっぇ〜?なにそれ?
「頑張ってるかないかはオーナーが見てますよ」
「ちがう!ちがうよ!りえとかに意地悪してないじゃん」
「えぇまぁ、あれから変な電話もしてないですしね」
「あたしもしばらく休んでないから」
「休んでくださいw」
「温泉とか入りたいし」
「どぞどぞ、浩二君待ってますよw」
「あんさぁ、まじで、こないの?」
はっきり「来てよ」って言えば良いのにねww
「忙しいんで、切りますね」
「待てよ、んなんだよ」
切り際に小さい声で「もぅ」とか言っちゃってるww
事務仕事しながら午後を過ごしていますと
プルルルル♪
「はいはい」
「きーちゃん!」
「ん?りえ、どうした?」
「ななこから電話掛かってきて、ごめん。って・・・なにしたの?」
ちっ!電話なんかすんなよぉ〜なぁ〜
「ななこさん、旅行へ行きたいから、私も一緒に行こうよ!って、んでいままで
意地悪みたいな事してごめんね、って、いったい何がなんだかわかんないんだけど」
「俺もわからんなぁ」
「でね、でね、きーちゃん!」落ち着けよww
「なに?」
「仕方ないから私も行く事にしたんだけど、ちゃんと守ってよね」
「はぁ?wwなにそれww」
「だって浩二君とななこさんでしょ?かのんちゃんは良いけどさぁ〜」
「まぁ無理していくことないぞwでもオーナーの奢りだよなきっとw」
「い〜っぱい食べたい!」
俺のチソチソをどぞーw
食べることで嫌いな人が居ても旅行行くとかありえないww
俺行きたくナス