第六話 ページランク勇気の証
約束のストリップ劇場に着くと、劇場には5人の男がいた。
一人目、丸山弁護士のような真っ黒な肌のおっさん。
二人目、酔っぱらって寝ている。桜金造似。
三人目、最前列で食い入るようにみている。丹波哲郎似。
四人目、中程でもぞもぞしている。気持ち良さそうだ。石倉三郎似。
五人目、最後列で黒尽くめのスーツに身を纏い、新聞を読みながら葉巻をふかしている。アル・パ・チーノ似。
どいつがボスなんだ。解らない!
このままじゃページランクを上げる事無く俺は殺されてしまう。
俺は意を決してこの中の一人の横へ座った。どの席かというと…
つづく